- 1 Windowsエラー 0x80004005 とは?
- 2 0x80004005 エラーが発生する主な場面
- 3 Windowsエラー 0x80004005 の解決策
- 4 【共通】Windowsを再起動する
- 5 【ZIPファイルが展開できない】解凍ソフトを変更する
- 6 【Windows Updateのエラー】トラブルシューティングを実行
- 7 【ネットワーク共有フォルダのエラー】SMB 1.0を有効化
- 8 Windowsエラー 0x80004005 とは?
- 9 0x80004005 エラーが発生する主な場面
- 10 Windowsエラー 0x80004005 の解決策
- 11 【共通】Windowsを再起動する
- 12 【ZIPファイルが展開できない】解凍ソフトを変更する
- 13 【Windows Updateのエラー】トラブルシューティングを実行
- 14 【ネットワーク共有フォルダのエラー】SMB 1.0を有効化
- 15 追加対策のご紹介
- 16 Windows11トラブル 0x800054005の解決法・まとめ
Windowsエラー 0x80004005 とは?
エラーコード 0x80004005 は
「指定されていないエラー(Unknown Error)」
と表示され、明確な原因がわからない、厄介なトラブルです。

発生する状況によって
・ファイルアクセスの失敗
・Windows Updateの問題
・ネットワークエラー
など、さまざまな原因が考えられます。
0x80004005 エラーが発生する主な場面
その中でも、このエラーが発生する場面によって対処方法が異なります。
わかりやすく簡潔に表にしてみました。
発生する場面 | 原因 |
---|---|
ファイル・フォルダにアクセスできない | アクセス権限の問題、破損ファイル |
圧縮ファイル(ZIP)を展開できない | 圧縮ファイルの破損、不適切な解凍ソフト |
Windows Updateの失敗 | 更新プログラムの破損、システムファイルエラー |
ネットワーク共有フォルダにアクセスできない | 認証エラー、ネットワーク設定の不具合 |
仮想マシン(VirtualBoxやVMware)でエラーが出る | 設定ミス、ハードウェア仮想化の問題 |
このように、ファイルの破損や、システムに関するエラーが原因で発生する場合が多くあります。
Windowsエラー 0x80004005 の解決策
このように、明確な原因がわからないエラーですが、いくつかの解決策もあるので、ご説明していきたいと思います。
(私のPCでエラーが出た際に、スクショし忘れたので該当画面はありません。ごめんなさい)
【共通】Windowsを再起動する
まずは PCを再起動 して、一時的なトラブルかどうかを確認しましょう
1. 「スタート」 → 「電源」 → 「再起動」 をクリック
2. PCが完全に再起動したら、もう一度エラーが発生するか確認
3.2 【ファイル・フォルダのアクセスエラー】権限を確認する
エラーが「アクセスが拒否されました」と表示される場合、管理者権限の設定 を確認します。
<手順>
1. エラーが出るフォルダを右クリック → 「プロパティ」 を選択
2. 「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」 を開く
3. 「所有者」 の欄を確認し、「変更」をクリック
4. 現在のユーザー名(自分のアカウント)を選択
5. 「適用」 → 「OK」 を押して設定を保存
6. PCを再起動 して、フォルダにアクセスできるか確認。
この手順を実行してフォルダにアクセスできるようになれば、権限の問題が解決 したことになります。
>>もし フォルダにアクセスできた場合 は、以下のようなことが考えられます。
✅ フォルダにアクセスできた場合
🔹 原因 → ユーザーアカウントに適切な権限が設定されていなかった
🔹 解決策が成功! → 今後は問題なく開ける
ただし、アクセスできるようになったら 他のファイルやフォルダで同じ問題が発生しないか もチェックしておくと安心です。
【ZIPファイルが展開できない】解凍ソフトを変更する
Windows標準のエクスプローラーでは、特定のZIPファイルを展開できない場合があります。
解決策
1. 「7-Zip」や「WinRAR」などの解凍ソフト をインストール
2. ZIPファイルを右クリック → 「7-Zip」 → 「ここに展開」
3. 正常に解凍できるか確認
💡 ZIPファイルが破損している場合
• 再ダウンロードしてみる
• 圧縮元のPCで再度圧縮し直す
この方法で ZIPファイルが正常に展開できた場合 は、問題が解決したと考えて大丈夫です!
【Windows Updateのエラー】トラブルシューティングを実行
1. 「設定」 → 「更新とセキュリティ」 → 「トラブルシューティング」 を開く
2. 「追加のトラブルシューティングツール」 をクリック
3. 「Windows Update」 を選択し、「トラブルシューティングの実行」
4. 修正後、PCを再起動してWindows Updateを再試行
*トラブルシューティングで解決しない場合、Windows Updateのキャッシュをクリア します。
Windows updateのキャッシュクリアの手順
1. Win + X を押し、「Windows ターミナル(管理者)」 を開く
2.以下のコマンドを1行ずつ入力し、Enterキーを押す
net stop wuauservnet stop bitsnet stop cryptsvcren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.oldren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.oldnet start wuauservnet start bitsnet start cryptsvc
PCを再起動 してWindows Updateを再試行
この方法で 正常に展開できた場合 は、問題が解決したと考えて大丈夫です!
【ネットワーク共有フォルダのエラー】SMB 1.0を有効化
ネットワーク共有フォルダが開けない場合、SMB 1.0(古いネットワークプロトコル) を有効にすると解決することがあります。
<手順>
1. Win + R を押し、optionalfeatures と入力してEnter
2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」 が開く
3. 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」 にチェックを入れる
4. 「OK」 を押してPCを再起動
3.7 【仮想マシンのエラー】BIOSでVT-xを有効にする
仮想マシン(VirtualBox, VMware)を使っていて 0x80004005 エラーが出る場合、BIOSでハードウェア仮想化(VT-x/AMD-V) を有効にする必要があります。
<手順>
1. PCをシャットダウンし、再起動時に F2 または Delキー を押してBIOSを開く
2. 「Advanced」または「CPU設定」 を探す
3. 「VT-x」または「AMD-V」 を Enabled(有効) に変更
4. 設定を保存して再起動
Windowsエラー 0x80004005 とは?
エラーコード 0x80004005 は
「指定されていないエラー(Unknown Error)」
と表示され、明確な原因がわからない、厄介なトラブルです。

発生する状況によって
・ファイルアクセスの失敗
・Windows Updateの問題
・ネットワークエラー
など、さまざまな原因が考えられます。
0x80004005 エラーが発生する主な場面
その中でも、このエラーが発生する場面によって対処方法が異なります。
わかりやすく簡潔に表にしてみました。
発生する場面 | 原因 |
---|---|
ファイル・フォルダにアクセスできない | アクセス権限の問題、破損ファイル |
圧縮ファイル(ZIP)を展開できない | 圧縮ファイルの破損、不適切な解凍ソフト |
Windows Updateの失敗 | 更新プログラムの破損、システムファイルエラー |
ネットワーク共有フォルダにアクセスできない | 認証エラー、ネットワーク設定の不具合 |
仮想マシン(VirtualBoxやVMware)でエラーが出る | 設定ミス、ハードウェア仮想化の問題 |
このように、ファイルの破損や、システムに関するエラーが原因で発生する場合が多くあります。
Windowsエラー 0x80004005 の解決策
このように、明確な原因がわからないエラーですが、いくつかの解決策もあるので、ご説明していきたいと思います。
(私のPCでエラーが出た際に、スクショし忘れたので該当画面はありません。ごめんなさい)
【共通】Windowsを再起動する
まずは PCを再起動 して、一時的なトラブルかどうかを確認しましょう
1. 「スタート」 → 「電源」 → 「再起動」 をクリック
2. PCが完全に再起動したら、もう一度エラーが発生するか確認
3.2 【ファイル・フォルダのアクセスエラー】権限を確認する
エラーが「アクセスが拒否されました」と表示される場合、管理者権限の設定 を確認します。
<手順>
1. エラーが出るフォルダを右クリック → 「プロパティ」 を選択
2. 「セキュリティ」タブ → 「詳細設定」 を開く
3. 「所有者」 の欄を確認し、「変更」をクリック
4. 現在のユーザー名(自分のアカウント)を選択
5. 「適用」 → 「OK」 を押して設定を保存
6. PCを再起動 して、フォルダにアクセスできるか確認。
この手順を実行してフォルダにアクセスできるようになれば、権限の問題が解決 したことになります。
>>もし フォルダにアクセスできた場合 は、以下のようなことが考えられます。
✅ フォルダにアクセスできた場合
🔹 原因 → ユーザーアカウントに適切な権限が設定されていなかった
🔹 解決策が成功! → 今後は問題なく開ける
ただし、アクセスできるようになったら 他のファイルやフォルダで同じ問題が発生しないか もチェックしておくと安心です。
【ZIPファイルが展開できない】解凍ソフトを変更する
Windows標準のエクスプローラーでは、特定のZIPファイルを展開できない場合があります。
解決策
1. 「7-Zip」や「WinRAR」などの解凍ソフト をインストール
2. ZIPファイルを右クリック → 「7-Zip」 → 「ここに展開」
3. 正常に解凍できるか確認
💡 ZIPファイルが破損している場合
• 再ダウンロードしてみる
• 圧縮元のPCで再度圧縮し直す
この方法で ZIPファイルが正常に展開できた場合 は、問題が解決したと考えて大丈夫です!
【Windows Updateのエラー】トラブルシューティングを実行
1. 「設定」 → 「更新とセキュリティ」 → 「トラブルシューティング」 を開く
2. 「追加のトラブルシューティングツール」 をクリック
3. 「Windows Update」 を選択し、「トラブルシューティングの実行」
4. 修正後、PCを再起動してWindows Updateを再試行
*トラブルシューティングで解決しない場合、Windows Updateのキャッシュをクリア します。
Windows updateのキャッシュクリアの手順
1. Win + X を押し、「Windows ターミナル(管理者)」 を開く
2.以下のコマンドを1行ずつ入力し、Enterキーを押す
net stop wuauservnet stop bitsnet stop cryptsvcren C:\Windows\SoftwareDistribution SoftwareDistribution.oldren C:\Windows\System32\catroot2 catroot2.oldnet start wuauservnet start bitsnet start cryptsvc
PCを再起動 してWindows Updateを再試行
この方法で 正常に展開できた場合 は、問題が解決したと考えて大丈夫です!
【ネットワーク共有フォルダのエラー】SMB 1.0を有効化
ネットワーク共有フォルダが開けない場合、SMB 1.0(古いネットワークプロトコル) を有効にすると解決することがあります。
<手順>
1. Win + R を押し、optionalfeatures と入力してEnter
2. 「Windowsの機能の有効化または無効化」 が開く
3. 「SMB 1.0/CIFS ファイル共有のサポート」 にチェックを入れる
4. 「OK」 を押してPCを再起動
3.7 【仮想マシンのエラー】BIOSでVT-xを有効にする
仮想マシン(VirtualBox, VMware)を使っていて 0x80004005 エラーが出る場合、BIOSでハードウェア仮想化(VT-x/AMD-V) を有効にする必要があります。
<手順>
1. PCをシャットダウンし、再起動時に F2 または Delキー を押してBIOSを開く
2. 「Advanced」または「CPU設定」 を探す
3. 「VT-x」または「AMD-V」 を Enabled(有効) に変更
4. 設定を保存して再起動
【追加対策1】DISMとSFCでシステム修復を行う
追加対策のご紹介
このエラーがシステムファイルの破損に起因している場合、DISMとSFCの組み合わせが有効です。
【実行手順】
- Winキーを右クリック → 「Windowsターミナル(管理者)」を選択
- 以下のコマンドを1行ずつ実行します
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow
- 終了後に再起動し、再度エラーが出るか確認。
*sfc /scannowだけでは直らない場合もあるため、必ずDISMとセットで使うのが効果的です。
【追加対策2】「クリーンブート」で不要な常駐を停止して確認
セキュリティソフトや外部アプリが原因でエラーが発生することがあります。
【クリーンブートの手順】
- Win + R → msconfig と入力
- 「サービス」タブ → 「Microsoftのサービスをすべて隠す」にチェック → 「すべて無効」
- 「スタートアップ」タブ → 「タスクマネージャーを開く」→ 不要なスタートアップをすべて無効
- PCを再起動
*これで問題が解消したら、常駐ソフトが原因です。
【追加対策3】ログを調べる(イベントビューア・CBSログ)
エラーの原因がはっきりしない場合はイベントビューアやCBS.logを確認するとヒントが得られます。
【CBSログを見る方法】
- ターミナルで以下を実行します
findstr /c:”[SR]” %windir%\Logs\CBS\CBS.log > “%userprofile%\Desktop\sfcdetails.txt”
- デスクトップに sfcdetails.txt が生成されます。
- 中に「Cannot repair」などがあれば破損が疑われます。
【追加対策4】別アカウントを作って動作確認
ユーザープロファイルが壊れている場合、新しいローカルアカウントで試すと解決することがあります。
【手順】
- 設定 → アカウント → 「家族とその他ユーザー」
- 「他のユーザーをこのPCに追加」
- ローカルアカウントを作成
▶︎ サインインして問題の操作を試してみてください。
【追加対策5】レジストリ修正(Windows Update 関連)
Windows Updateが原因の0x80004005で、以下のレジストリ修正が効いたという報告があります。
【手順(高度な操作)】
- Win + R → regedit
- 以下のキーへ移動
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\Windows\CurrentVersion\WindowsUpdate\Auto Update
- EnableFeaturedSoftware というDWORD値を作成(ない場合)
- 値:1
→PCを再起動して確認してください。
【追加対策6】Windowsの上書きインストール(修復インストール)
最終手段として、ファイルを残したままWindowsを再インストールできます。多くのエラーがこれで解消されます。
方法:
- Microsoft公式の「メディア作成ツール」からインストールメディアを作成し、
- セットアップを実行 → 「個人用ファイルとアプリを保持する」を選択
上記の対策をすべて試しても解決しない場合は、DISMやクリーンブート、別ユーザーでの確認、さらには修復インストールといった方法を段階的に実行してみましょう。それでも改善しない場合は、ハードウェア障害やOSの深刻な破損も疑われます。
【2025年6月補足】KB番号付きトラブル事例が増えています
最近では、0x80004005 エラーが「Windows Update KB5063060」「KB5058411」など、特定の更新プログラムで発生することも報告されています。この場合、以下のような対応も検討してください。
- 該当KBを一時的にアンインストール(設定 → 更新履歴 → 更新プログラムのアンインストール)
- 「Microsoft Update カタログ」から手動で再インストールなど
ZIPファイルエラー:Windows 11 24H2環境ではエクスプローラー不具合が影響することも
一部のWindows 11 24H2環境では、ZIPファイルがエクスプローラーで正しく開けない不具合が報告されています。
この場合は、以下を試してみましょう。
- 右クリックメニューから「展開」ではなく、ドラッグして別フォルダにコピー
- もしくは、PowerShellで以下のコマンドを使って展開する
Expand-Archive -Path “C:\Users\名前\Downloads\sample.zip” -DestinationPath “C:\Users\名前\Desktop
SMB 1.0 有効化についての注意事項あり
⚠️ SMB 1.0は古いプロトコルであり、セキュリティ上のリスクも指摘されています。
- 共有フォルダの相手が古いNASやWindows XPなどの場合のみ、一時的に有効化してください
- 使用後はSMB 1.0を再び無効化することをおすすめします
また、何をしても解決しない場合は、Windowsの復元ポイントを使ったり、Microsoftの公式サポートに問い合わせることをおすすめします。
Windows11トラブル 0x800054005の解決法・まとめ
エラー 0x80004005 は様々な場面で発生しますが、発生状況ごとに適切な対処をすれば修理に出さなくても解決できます。
発生する場面 | 対処方法 |
---|---|
ファイル・フォルダのアクセスエラー | 権限の変更 |
ZIPファイルの解凍エラー | 7-Zipなどの解凍ソフトを使用 |
Windows Updateの失敗 | トラブルシューティング、キャッシュのクリア |
ネットワーク共有フォルダにアクセスできない | SMB 1.0を有効化 |
仮想マシンのエラー | BIOSでVT-xを有効化 |
💡 もし上記の方法で解決しなかった場合
• エラーが出た場面のスクリーンショットを残しておくと、より正確な対処が可能になります。
今後も Windowsエラー関係の情報を公開していきます。
「自分のPCは自分で解決」していけるように頑張りましょう!
【関連サイト】Microsoft公式サイト
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