個人事業主でもOK!スムーズに銀行口座を開設し、クレジットカードを作る方法

会社員から個人事業主になると、クレジットカードの審査が厳しくなったり、事業用の口座を作りづらくなったりします。

私はまさに、今そういう感じです。

他にも、賃貸物件が借りづらくなったりしています。

困っている女の子

しかし、調べてみると、個人事業主でも問題なく口座やカードを作れる事がわかりました!

そこで今日は『個人事業主になったばかりでも、口座開設やクレジットカードを作る方法』について、わかりやすく解説します。

なぜ個人事業主は口座開設やカード発行が難しくなるのか?

会社員時代は

「毎月安定した収入がある」

と見なされるため、信用力が高く、比較的簡単にクレジットカードを作れました。

会社員時代は(経理のお仕事だったこともあり)銀行員さんから頻繁に「クレジットカードつくりませんか?」と声をかけられていたので、まさか個人事業になった途端、急にカードが作れなくなるとは思いませんでした!

しかし、個人事業主になると以下の理由で審査が厳しくなることがあります。


①収入が不安定 と見なされる
②事業の実績がない(特に開業直後)
③確定申告の履歴がないため信用情報が不足

このような事情から

「支払い能力が低いかもしれない」

と判断され、口座開設やカードの審査が厳しくなるのです。

個人事業主でも安心!預金口座をスムーズに開設する方法

そこで、上記の①〜③の状態でも口座やカードを作れる金融機関があります。

(1)屋号付きの事業用口座を作る

個人事業主でも、屋号(ビジネス名)をつけた口座を開設できます。

屋号付きの口座を作ることで、信用度が上がり、経理管理もスムーズになります。

必要な書類(銀行によって異なる場合があります)


✅ 開業届の控え
✅ 本人確認書類(運転免許証、マイナンバーカードなど)
✅ 屋号が記載された請求書や名刺(求められることがある)

屋号付き口座を開設しやすい銀行

ここから紹介する銀行は上記の書類が揃うと、比較的口座開設してくれる確率が高いです。

(その他もろもろ、条件はそれぞれの金融機関にご確認ください)
• ゆうちょ銀行:比較的審査が緩く、個人事業主にも優しい
楽天銀行・PayPay銀行:ネット銀行は開設しやすい

>特に、元々個人口座を持っていて、支払いに遅延などなければ、書類を提出することで審査h通りやすいと思います。
• 地方銀行・信用金庫:事業実態を説明すれば開設できることが多い。

特に、開業届を提出しておけば、銀行側も「事業を本格的に行っている」と判断しやすくなります。

(2)個人名義の口座でも大丈夫ですか?

開業直後で口座開設が難しい場合、まずは 個人名義の銀行口座 を事業用として使うのも一つの手です。

ただし、プライベートと事業の支払いを分けるために、

「事業専用の個人口座」

を作っておくと管理しやすくなります。

クレジットカードを作る方法

(1)会社員のうちに作っておく

会社員時代にクレジットカードを作成しておけば、退職後もそのカードを利用できます。

新しく個人事業主用のカードを作るよりも、すでに持っているカードを使い続ける方がスムーズです。

(2)個人事業主でも作りやすいクレジットカード

個人事業主向けのクレジットカードは 事業の実績がなくても作りやすい ものが多いです。特に以下のカードは審査が比較的通りやすいとされています。

楽天カード(一般・ビジネス)
✅ アメリカン・エキスプレス・ビジネスカード(事業実績がなくても通ることが多い)
✅ オリコ EX Gold for Biz(個人事業主向けで審査が緩め)
✅ JCBカードW(若年層向けだが審査が柔軟)

これらのカードは、 開業したばかりでも比較的審査が通りやすい ため、最初の一枚としておすすめです。

(3)決済サービス(デビットカード・プリペイドカード)を活用する

もしクレジットカードの審査が通らない場合、 デビットカード や プリペイドカード を活用すると良いでしょう。
• デビットカード(即時決済型):楽天銀行デビットカード、住信SBIネット銀行デビットなど
• プリペイドカード(事前チャージ型):バンドルカード、Kyashなど

デビットカードは審査なしで作れるため、クレジットカード代わりに利用できます。

事業の信用力を高めるコツ

スムーズに口座開設やカード発行をするために、事業の信用力を高めることも重要です。

✅ 開業届を提出する(「個人事業主」として認められやすくなる)
✅ 確定申告を毎年行う(信用情報に影響する)
✅ 屋号をつけた請求書やホームページを用意する(銀行やカード会社が事業を確認しやすくなる)

特に 「屋号付きのメールアドレス」や「ホームページ」 を持っていると、銀行やクレジットカード会社の印象が良くなります。

まとめ

項目 ポイント
個人事業主の口座開設 開業届の控えを用意し、屋号付き口座を作ると信用度が上がる
開設しやすい銀行 ゆうちょ銀行、楽天銀行、PayPay銀行、信用金庫など
クレジットカードを作る方法 会社員のうちに作るか、個人事業主向けカードを選ぶ
審査が通りやすいカード 楽天カード、アメックスビジネス、オリコEX Gold for Biz、JCBカードW
クレジットカードが作れない場合 デビットカードやプリペイドカードを活用する
信用力を上げるコツ 開業届の提出、確定申告、屋号付きの請求書やホームページを用意

① 個人事業主でも屋号付きの口座は作れる(開業届があると有利)
②個人用口座を事業専用にするのも一つの手
③クレジットカードは会社員のうちに作っておくのがベスト
④個人事業主向けカードを選べば開業直後でも作りやすい
⑤ デビットカードやプリペイドカードも活用可能

⑥ 開業届や確定申告で信用力を上げると、審査に通りやすくなる

事業を始めたばかりの頃は口座開設やクレジットカード発行に苦労することもありますが、 正しい方法で準備すればスムーズに手続きが進みます。 ぜひ参考にしてみてください!

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