OutlookにCSVで連絡先をインポートする手順|Google連絡先の移行・エラー対策

青系のアイキャッチ画像。「Google連絡先→Outlook取り込み/CSVエラーの直し方」という見出しと、CSV・人アイコン・矢印・Outlook風アイコン・歯車の図解が並ぶ

「連絡先の移行って難しそう」「CSVって何?」という方でも大丈夫です。本記事では、できるだけ失敗しにくい手順から順に案内し、うまくいかないときの回避策もまとめました。多くの場合は数分〜十数分で完了します。まずは最短ルートを試し、エラーが出た場合だけ次の対処に進んでください。

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いちばん簡単なやり方(初心者向け・最短ルート)

STEP 1|Google連絡先を 「Outlook CSV」 でエクスポート

  1. ブラウザで Google連絡先(contacts.google.com) を開きます。
  2. 左メニューの [エクスポート] をクリック。
  3. 対象を 「すべての連絡先」(または特定のラベル)にし、形式は「Outlook CSV」 を選びます。
  4. [エクスポート] を押して CSV ファイル(例:contacts.csv)を保存します。

【ポイント】
CSVは基本的にExcelで編集しないのが安全です。 Excelで開いて上書き保存すると、区切り記号や文字コードが変わってエラーの原因になることがあります。
もし誤って開いた場合は、保存せずに閉じ、Google連絡先からもう一度エクスポートし直すのが確実です。

STEP 2|Outlookにインポート(Web版/新Outlookが簡単)

Web版Outlook(Outlook on the web) からの取り込みがいちばん手早いことが多いです。Windowsの新Outlookも画面構成が近いため、ほぼ同じ流れで操作できます。

  1. ブラウザで outlook.live.com(または組織のOutlook Web)にサインイン。
  2. 左側のナビゲーションから [人(People)] を開きます。(画面下部の人アイコンの場合もあります)
  3. [管理]→[連絡先のインポート] などのメニューから、先ほどの CSVファイル を指定します。
  4. 案内に従って取り込みを実行します。完了すれば一覧に表示されます。

ここで終われば成功です。もしエラーが出た場合は、次の「うまくいかないときの回避テク」へお進みください。


うまくいかないときの回避テク(よくあるエラーを順番に解消)

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1)「コンバーター初期化」など、取り込み系のエラーが出る

  • CSVをExcelで開きっぱなしにしていませんか?
    すべて閉じてからインポートしてください。開いているとファイルがロックされます。
  • ファイル名・保存場所をシンプルに。
    → 半角英数のファイル名(例:contacts.csv)、パスに日本語や極端に長いフォルダ名がない状態にします。

2)どうしてもWeb版でダメな場合 → クラシックOutlookで実行

Windowsのデスクトップ版Outlook(クラシックOutlook/従来版)は、項目マッピング(フィールドの一致)ができるため、取り込みに失敗する場合の切り札になります。
【手順】

  1. Outlook(デスクトップ)を開く → [ファイル]→[開く/エクスポート]→[インポート/エクスポート]
  2. [他のプログラムまたはファイルからのインポート]→[カンマ区切り値(CSV)]
  3. 先ほどのCSVを指定し、重複の扱い(「重複を許可/置換」など)を選択。
  4. 取り込み先フォルダー(通常は連絡先)を選ぶ。
  5. [フィールドの一致(Map Custom Fields)] を開いて、左:CSVの列名 → 右:Outlookの項目にドラッグ&ドロップで対応付け。
  6. [完了] で取り込みます。

うまく入らない場合は、元のCSVをバックアップしてから、Excelで開いて [名前を付けて保存]「CSV(カンマ区切り)(*.csv)」 に保存し直すと改善することがあります。
一方、文字化けする場合は 「CSV UTF-8(コンマ区切り)(*.csv)」 に保存し直し、Web版Outlook で取り込むと直ることが多いです。

3)「1列に全部入ってしまう」「列がズレる」場合

  • 区切り記号が合っていない可能性があります。
    • Windowsの地域設定で「小数点記号」や「リストの区切り」がセミコロン(;) になっている環境だと、CSVのカンマ(,)が正しく分割されないことがあります。
    • 対策は2つ
      1. 一時的にWindowsの 「リストの区切り」カンマ(,) に変更して保存・取り込み。
      2. Excelの [データ]→[テキスト/CSVから] で取り込み、区切り記号をカンマに指定してから整形し、再度 CSV(カンマ区切り) で保存。

※変更した場合は、取り込みが終わったら設定を元に戻すのを忘れずに。

4)「名前は入るが、会社名・携帯番号が入らない」などの“項目抜け”

  • ヘッダー名(CSVの1行目) がOutlookの項目名と合っていないか、マッピングが未設定の可能性があります。
  • クラシックOutlookの「フィールドの一致」 画面で、左側(CSV列)から右側(Outlook項目)へドラッグして対応付ければ解決します。

※ここで言う 「クラシックOutlook」 は、 Windowsに昔から入っているデスクトップ版Outlookのことです。 最近の「新Outlook(青いアイコン・Web版相当)」とは画面構成が異なります。

参考:Outlookが認識しやすい代表的な項目名

  • Name / Given Name / Family Name(名前・名・姓)
  • E-mail Address(または Email 1 Address)
  • Mobile Phone / Business Phone
  • Company / Job Title
  • Home Street / Home City / Home State / Home Postal Code / Home Country
  • Notes

5)文字化け(日本語が「????」や崩れた記号になる)

  • Web版OutlookはUTF-8が得意です。CSVを 「CSV UTF-8」 で保存してWeb版で取り込むと直ることが多いです。
  • クラシックOutlookで崩れる場合は、「CSV(カンマ区切り)」(ANSI系)で保存し直すと改善することがあります。
  • いずれもダメなら、Web版Outlookでの取り込みを試してみてください。

6)重複が増えるのが怖い

  • 先に Google連絡先側で「重複の結合(Merge)」 をしてからエクスポートすると安心です。
  • 取り込み時のオプションで「重複を許可」「重複を置換」などを選べます。迷う場合は許可にして、あとでOutlook側の [重複の整理] や検索でまとめて処理する手もあります。

1件だけ安全に試したいときの「テスト作戦」

最初から全件は不安…という場合は、1件だけvCard(.vcf) でテストします。

  1. Google連絡先で、任意の1件を選ぶ → [︙]→[エクスポート]→[vCard(vcf)]
  2. 取り込み時のオプションで「重複を許可」「重複を置換」などを選べます。迷う場合はいったん許可にして、取り込み後にOutlook側で検索・並べ替え・重複の統合機能(表示される場合)を使って整理する方法もあります。
  3. 正しく入ったら、本番で CSV(Outlook用) を使い、まとめて取り込みます。

vCardは1件単位のやりとりに向いています。動作確認にぴったりです。


「はじめから強い」テンプレCSV(必要ならご活用ください)

CSVの整形が必要な方向けに、よく使う最小限の列だけを並べた雛形を置いておきます(1行目が列名、2行目がデータ例)。編集する場合は、Excelよりもメモ帳やテキストエディタで開くほうが安全です。

Name,Given Name,Family Name,E-mail Address,Mobile Phone,Company,Job Title,Notes
Yamada Monaka,Monaka,Yamada,monaka@example.com,+81-90-1234-5678,Kimiyoya,Editor,”メモの例:要フォロー”

ポイント:日本語が含まれる場合は、UTF-8 で保存し、Web版Outlook で取り込むと安全です。


もし、それでも入らない場合の「最後の手」

  • 再エクスポート:Google側で 「Outlook CSV」「Google CSV」 の両方をエクスポートし、どちらが通るか試します。
  • 分割インポート:件数が多いと失敗することがあります。CSVを数百件ずつに分けて取り込むと安定します。
  • 別ブラウザ:Web版Outlookのインポート画面が不安定なときは、ブラウザを替えてみます(Edge/Chromeなど)。
  • アカウントの取り違え:個人用Outlook(@outlook.com)と職場/学校(Microsoft 365)のどちらに入れているか再確認します。

作業後にしておくと安心な「整え」

  1. グループ分け/ラベル付け:よく使う連絡先は、Outlookの連絡先フォルダーカテゴリで整理します。
  2. 同期の確認:スマホのOutlookやPeopleアプリで、新しい連絡先が反映されているか確認します。
  3. バックアップ:念のため、Outlook側からCSVに書き出してバックアップを残しておくと安心です。

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まとめ(迷ったらこの順でOK)

  1. Google連絡先 → 「Outlook CSV」でエクスポート(開かない)
  2. Web版Outlookでインポート(最短・成功率高い)
  3. ダメなら クラシックOutlookで「フィールドの一致」 を使って取り込む
  4. 区切り記号・文字コード が原因なら保存形式を変える(CSV / CSV UTF-8)
  5. vCardで1件テスト → 本番CSV の順に進めると安心
  6. 終わったら重複整理バックアップで仕上げ

補足:本記事は初心者の方でも最短で成功できるよう、あえて“開かないで入れる”“ダメなら別ルート”の順序にしています。技術的にはいろいろなやり方がありますが、「まず失敗しない道」から進むのがコツです。

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