今年(令和2年冬)のインフルエンザワクチンについて

厚生労働省から「季節性インフルエンザワクチン接種」に関するお願いの広報が出ています。

季節性インフルエンザとは・・ウイルスによる感染症のひとつで、大きくA型、B型、C型の3つに分かれます。例年123月ごろにかけて流行し、年齢や性別にかかわらず、飛沫感染・接触感染により、短期間で多くの人が感染してしまいます。なかでもA型はウイルスが頻繁に変異するため、大流行を引き起こすといわれています。

主な症状は38℃以上の高熱、頭痛、喉の痛みや咳、鼻水や鼻詰まりなどがあります。通常の風邪とは異なって、症状が急激に悪化したり、関節痛や筋肉痛などの全身症状を強く感じたりするのが特徴です。また、ウイルスの潜伏期間は15日間といわれています。

 

厚生労働省によると

今年(令和2年)インフルエンザワクチンを過去5年で最大量を供給予定だということです。

 

インフルエンザ予防接種の日程

①65歳以上の方は10月1日(木曜)から順次接種可能

②65歳未満の方は10月26日(月曜)から順次接種可能

*10月26日以降、下記の方には早めの接種を呼びかけています。

・医療従事者

・基礎疾患を有する方

・妊婦、乳幼児〜小学校低学年(2年生)

の方々です。もちろん、10月26日以降は、それ以外の方も接種可能です。


令和2年8月31日から9月6日のインフルエンザ感染者数

最近の新型コロナウイルスの新規感染者数に埋もれていますが、例年なら夏場でも流行する季節性インフルエンザの感染者数はどうだったか、調べてみました。

 (厚生労働省・インフルエンザ報告数・都道府県別より抜粋)

岐阜県1名・大阪府1名・沖縄県1名の合計3名でした。

新型コロナの影響で、手洗い・うがい・マスクの着用が日常的に行われている事が良い結果を出しているようです。

追記・令和2年9月7日から9月13日のインフルエンザ感染者数

(厚生労働省・インフルエンザ報告数・都道府県別より抜粋)

千葉県2名・京都府1名・兵庫県1名の合計4名でした。

2週連続で1桁を推移しています。今後、秋〜冬にかけて、どの程度の感染者が増えてくるか、動向を見守りたいと思います。


現在、新型インフルエンザは発生していません。

今現在、日本では季節性のインフルエンザのみの発生(数件)が見つかっていますが、新型インフルエンザは発生していません。

しかし、万が一

・海外から帰国して、インフルエンザの症状が見られる方は

⇒帰国者・接触者相談センターにまず電話してください。

*注意* という事ですが、電話番号を調べていたところ、現在、新型インフルエンザが発生していないので、相談センターを開設していないようです。

新型コロナウイルスのせいで、例年とは、いろんな面で違って来ているようです。


まずは自分の身を守る為に、インフルエンザワクチンの接種はもちろん、マスク着用・手洗いの励行・うがいを毎日の日課にして、インフルエンザに罹らぬようウイルス対策を心がけたいですね。

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