【保存版】詐欺メール対策マニュアル・詐欺メールを見分けるための重要ポイントまとめ

インターネットを利用していると、詐欺メールに遭遇する機会が少なくありません。

私の元にも、毎日沢山の詐欺メールが届いています。

作ってもいない銀行口座やカード会社からメールが届いています。

↓私に届いた詐欺メール

(私はJAネットバンクは開設したことありません)

この部分は正しい感じですが、この下にリンクが貼られています。

私のメールに届いた詐欺メール

このような詐欺メールですが、被害は拡大しているようです。

この被害から身を守るためには、冷静に対処し、適切な相談先を利用することが大切です。

今日は詐欺メールの「開封前」「開封後」の対策を具体的に解説し、年齢別の相談窓口情報もご紹介したいと思います。

保存版・詐欺メールを開封する前に見つけた場合

(1) メールを開封しないで確認すべきポイント

メールを開封せずとも怪しいと感じた場合、次の点をチェックしてみましょう。

送信元アドレスを確認

一見正規の企業名でも、送信元のドメインが不自然かどうか。

(例:@abc-security123.com など)な場合は詐欺メールの可能性が高いです。

件名の内容を確認

不安を煽るような表現(例:「アカウント停止のお知らせ」「緊急対応が必要です」)が含まれていれば要注意です。

添付ファイルの有無

未開封でも、不審な添付ファイルがある場合は特に注意してください。

(2) 具体的な対処法

そのまま削除する

開封しないまま削除するのが最善です。

迷惑メールフォルダに入れることでも効果があります。

フィッシング詐欺の報告機能を活用

使用しているメールサービス(例:Gmail、Outlook)にはフィッシング詐欺の報告ボタンが用意されています。これにより詐欺メールの拡散を防止できます。


使用しているメールサービスごとにフィッシング詐欺の報告ボタンは異なる場所にあります。

以下に主要なメールサービスの手順を説明します。

1. Gmailの場合

Gmailでは、フィッシング詐欺の報告が簡単に行えます。

手順

1. 詐欺だと思われるメールを開く。

(この時、リンクを押してしまわない様に十分注意してください)

2. 右上にある「その他オプション」(縦に並んだ3つの点「︙」)をクリック。

3. メニューから「フィッシングとして報告」を選択。

これにより、Googleにフィッシングメールとして報告され、同様のメールが他のユーザーに届かないよう防止されます。

2. Outlookの場合(Web版)

OutlookのWeb版では、フィッシングメールを報告する機能が用意されています。

手順

1. 詐欺メールをクリックして開く。

2. 画面上部の「迷惑メール」オプションをクリック。

3. ドロップダウンから「フィッシング詐欺を報告」を選択。

これにより、Microsoftに報告され、同様のメールがブロックされる可能性があります。

3. Yahoo!メールの場合

Yahoo!メールも詐欺メールを報告する機能があります。

手順

1. 詐欺メールを選択して開く。

2. 上部メニューの「その他」ボタンをクリック。

3. 表示されるメニューから「迷惑メールとして報告」または「フィッシングとして報告」を選択。

4. Apple Mail(iCloud)の場合

Apple Mailでは直接「フィッシング報告」機能はありませんが、手動でAppleに報告できます。

手順

1. メールを開き、迷惑メールフォルダに移動。

2. Appleに報告する場合は、詐欺メールを「abuse@icloud.com」に転送。

5. その他のメールサービス

多くのメールサービスには、類似の「迷惑メール」または「フィッシング詐欺を報告」機能があります。それらは通常、メールオプション(「︙」や「その他」ボタンなど)の中に隠されています。

サービスごとに若干違いはありますが、どれも迷惑メールとしての報告を行うことで、同じ手口の詐欺を防止する助けとなります。もし具体的なサービスでの場所がわからない場合、画面のスクリーンショットをお送りいただければ、さらに詳しく案内いたします!


詐欺メールを開封してしまった場合

(1) リンクをクリックしていない場合

メールを開封してしまっただけなら、大きなリスクにはつながらないことが多いです。ただし以下の点に注意してください:

リンクや添付ファイルには触れない

メール内に含まれるリンクや添付ファイルをクリック・ダウンロードしないようにしましょう。

メールを削除する

再度開かないよう即削除してください。

(2) リンクをクリックしてしまった場合

リンクをクリックした場合、以下の対応を早急に行いましょう:

入力した情報がある場合

• 銀行情報やパスワードなどを入力してしまった場合、該当のサービスにログインし、速やかにパスワード変更を行ってください。

• クレジットカード情報を入力した場合、カード会社に連絡してカードを停止してください。

デバイスのセキュリティ対策を実行

• アンチウイルスソフトでフルスキャンを実行し、不審なファイルやプログラムを削除しましょう。

年齢別の相談先リスト

詐欺メールの被害を受けたり、不安を感じた場合は、以下の相談窓口を活用してください。

【未成年向け相談窓口】

ネット犯罪相談窓口(警察庁)

ネットトラブル相談フォーム

児童相談所全国共通ダイヤル

電話番号:189

【20〜40代向け】

消費者ホットライン

電話番号:188(最寄りの消費生活センターへ繋がります)

IPA(情報処理推進機構)相談窓口

IPAセキュリティセンター

【50代以上向け】

高齢者被害110番(全国老人福祉施設協議会)

電話番号:0120-15-1865

全国消費生活相談窓口

消費者庁 相談窓口一覧

次のページでは「家族で詐欺を防止する手段」を解説します。

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