【買ったばかりなのに重い?】新しいノートPCが遅いと感じた時の原因と解決策まとめ【2025年版】

PCを買ったばかりなのに重い」と悩むユーザー向けに、原因と解決策をまとめたトラブル対策ガイドのイメージ画像

「新品のパソコンなのに、なんだか動作が重い…」

そんな疑問や不満を感じたことはありませんか?

実はこれ、2025年の今でもよくあるトラブルです。高スペックのPCを買ったつもりでも、最初から遅く感じる原因はいくつかあります。

この記事では、「買ったばかりのノートPCが遅く感じる主な原因」と、その「対処法」について、初心者の方にもわかりやすく丁寧にご紹介します。

新しいノートPCが遅いと感じる原因

よくある原因①:最初から大量のアプリが入っている

メーカー製PCには、最初からさまざまなソフト(プレインストールアプリ)が入っていることがあります。中には必要のないアプリも多く、バックグラウンドで動作することでパフォーマンスに影響を与えます。

対処法

不要なアプリをアンインストールしましょう。
①【スタート】から【設定】を選択

②設定の【アプリ】から、使っていないソフトを削除

特に注意したいのは「試用版セキュリティソフト」「メーカー独自の通知アプリ」などです。

試用版セキュリティソフトは動作を重くしやすく、有料版への移行を促す通知が頻繁に出るため、パフォーマンスや作業効率を妨げる原因になります。

また、メーカー独自の通知アプリはバックグラウンドで常に動作し、リソースを消費しながら不要なアラートを繰り返すことがあります。

よくある原因②:Windows Updateが大量に走っている

初期セットアップ直後は、Windows Updateのバックグラウンド実行によって動作が遅くなることがあります。アップデートのインストールや再起動待ち状態では、CPUやディスクの使用率が高まります。

対処法

一度すべてのアップデートを適用し、再起動を行いましょう。

①【設定】→【Windows Update】を選択

ここで最新状態にしておくことが重要です。

Updateの完了後は、動作が軽くなるケースが多いです。

よくある原因③:メモリ容量が足りない

2025年現在、8GBのメモリでもギリギリという場面が増えてきています。特にブラウザのタブを複数開いて作業する方や、Zoom・Teamsなどのオンライン会議を併用する場合は、メモリがすぐに圧迫されます。

対処法

  • メモリを16GBに増設する(可能な機種の場合)。
  • 物理的に増設できない機種の場合は、同時に使うアプリを減らす工夫をしましょう。
  • Windowsの「仮想メモリ」設定を見直すのも有効です。

とくにノートPCでは、省電力モードがデフォルトで有効になっている場合が多く、CPUの処理能力が制限されてパフォーマンスが著しく低下することがあります。もし電源に接続して使っているなら、「高パフォーマンス」または「バランス」モードに変更しておくと、サクサク動くようになる可能性が高いです。

よくある原因④:ディスクがHDD(またはeMMC)だった

最近でも、一部の格安ノートPCにはSSDではなくHDDが使われていることがあります。HDDはSSDに比べて圧倒的に読み書き速度が遅いため、起動やアプリの立ち上げに時間がかかります。

対処法

  • SSD搭載のPCを選ぶのが最善策。
  • すでに購入してしまった場合は、HDD→SSDへの換装がおすすめです(モデルによります)。
  • USB接続の外付けSSDを活用するという裏技もあります。

Windowsの初期セットアップやアップデート直後は、バックグラウンドで多数の処理(ドライバの最適化、ファイルのインデックス作成、セキュリティスキャンなど)が行われています。そのため、一時的に動作が重くなるのはよくある現象です。焦って初期化などをする前に、まずは数時間〜数日ほど様子を見てから判断するのが安心です。

よくある原因⑤:バックグラウンドで常駐アプリが多数動作している

新しいPCでは、いろいろな常駐アプリがバックグラウンドで起動します。これがCPUやメモリの負荷につながります。

対処法

タスクマネージャーから不要な常駐アプリをオフにします。

①キーボードの【Ctrl + Shift + Esc】でタスクマネージャーを開きます。

②【スタートアップ】タブで「無効」に設定できます。

「クラウドストレージ」「通知ツール」などが起動を遅くしていることもあります。

裏技:電源設定を「高パフォーマンス」に変える

初期状態では「バランス」や「省電力」に設定されていることがあり、動作が控えめになっています。

対処法

  • 【設定】→【システム】→【電源とバッテリー】→【電源モード】を「高パフォーマンス」に変更。
  • 特にACアダプタ接続時には、この設定変更が有効です。

裏技:OneDriveなどの自動同期を一時停止

初回起動時、OneDriveやGoogle Driveなどが一気に同期を始めてPCが遅くなる場合があります。

対処法

  • 同期を一時停止または、必要なフォルダのみに制限。
  • 【OneDrive】→【設定】→【アカウント】→【フォルダの選択】から調整可能です。

初期状態のPCを快適に使うためのチェックリスト

① 試用版のセキュリティソフトは削除する

Windowsには「Microsoft Defender」という標準のセキュリティ機能が搭載されています。市販のセキュリティソフトの試用版は、動作の重さや通知の多さから逆にストレスになることも。使わないなら削除しましょう。

スタートアップアプリの見直し

電源を入れてから自動で起動するアプリが多いと、PCがなかなか安定しません。Ctrl + Shift + Escでタスクマネージャーを開き、「スタートアップ」タブから不要なものを無効にしましょう。

③ 初回起動時の「更新」処理を待つ

Windowsやドライバの更新がバックグラウンドで動いている間は、多少の遅さを感じることもあります。2〜3日使っても改善しない場合に、改めて対処を考えればOKです。

それでも遅いと感じるなら?買い替え前にチェックしたい3つのこと

✔️セキュリティソフトの重さ

無料の体験版や市販ソフトが重い場合、Windows Defenderに切り替えるのも手です。

✔️ウイルス感染やマルウェア

稀に新品でも不要ソフトに感染していることも。スキャンしておくと安心です。

✔️返品・初期不良の確認

異常に遅い場合は、初期不良の可能性も。早めのサポート相談が吉です。

【まとめ】新しいPCは「整えてから」が本番!

主な原因対処法
不要なアプリの常駐アンインストールまたは無効化
Windows Updateの実行中アップデートを完了させる
メモリ不足増設または仮想メモリ調整
HDD搭載SSD換装または外付けSSD利用

お使いのPCの動作が遅いと感じているなら、SSDやメモリのアップグレードが効果的です。快適なPC環境を手に入れるために、ぜひご検討ください。
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新しいPCが「遅い」と感じたとき、多くの場合はちょっとした調整で快適な動作に近づけます。

本記事が、あなたのPCライフをより快適にする一助になれば幸いです。

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