2020年が『まさかこんな年になろうとは』誰も思って無かったのでは、ないでしょうか?
志村けんさん
岡江久美子さん
三浦春馬さん
竹内結子さん
木村花さん
沢山の著名人の方が亡くなってしまいました。
また、勤めている会社が倒産したり、業績不調で
突然の解雇を言い渡されてしまった方も大勢います。
ハローワークには通常では考えられないほどの失業手当の申請者や、求職者が、大勢足を運んでいます。
そんな2020年も12月に入りました。もう30日で今年も終わります。
2020年を振り返る
2020年は、60千支の中で庚子の年でした。
庚子の年はとは、庚(かのえ)と子(ね)が2つ合わさった年です。庚は金(陽)、子は水(陽)に属し、関係性は相生と言って、親子のような関係です。
・金脈が見つけられる年
・変化が起こる年
・水が流れるように、自然を共有・意識するべき年
という年だったようです。
60年前に遡ってみた(1960年史)
では60年前の庚子の年には、何があったか調べてみました。
ポリオ大流行
1960年、北海道に始まったポリオ大流行は、全国規模で広がりを見せ、戦後最大、最悪の感染症流行となりました。
ポリオ(急性肺白髄炎)とは・・・脊髄性小児麻痺(小児マヒ)と呼ばれ、5歳以下の感染者が多い病気で、感染した人の便を介してうつり、手足の筋肉、呼吸する筋肉を麻痺させてしまいます。
ポリオは永続的なマヒや後遺症を残し、成人の致死率は高いものになっています。
⇨翌年1961年に生ワクチンの緊急投与で沈静化に向かいました。
(今年のコロナに似ています)
チリ地震
1960年5月23日。チリでM8.5の地震が起き、その津波が日本にまで押し寄せ、なんと全国で119人も死亡者を出しました。
浩宮徳仁親王誕生
現在の天皇陛下が1960年に誕生されました。
ローマオリンピック
ローマでオリンピックが開催されました。開会式は8月25日
2021年はどんな年?
2021年は辛丑(かのとうし)です。
辛丑とは
辛丑を分けて考えると
辛・・・十干でいうところの、8番目であり、枯れかけた状態のようなものです。意味で言うと「衰退」や「幕引」のような感じでしょう。
丑・・・十二支でよく目にする「子丑寅・・」のことで2番目に位置します。意味で言うと、これから芽を吹くイメージでしょうか。
辛丑と合わせると
衰退と再生が同時に起こる年であると言えるでしょう。
これには、諸説あるのですが、私が思うのは
『衰退の力が大きければ、再生も大きくなる』
逆に
『緩やかで穏やかな衰退なら、再生もわずか』だと感じています。また、今まで上手くいかなかった事は、この年に終わりを見せ、新しい発展が期待できる年になるとも言えます。
・大きな地震や、台風での災害も起こりそうです。
・社会で働く意義も見直され、今までに無かった職種ができてくるかもしれません。
・また、個人としての考えを持つ事が重要になって来ます。今までの様に、テレビやマスコミの情報だけに流されるのでは無く、自分の意思や考えを持つ事が必要になって来そうです。
実際まだまだ、新型コロナウイルスは勢いを弱めていません。ここはしっかりと基礎体力を作り、精神的にも強くなり、心身ともに抵抗力のある身体づくりに心がけ、新しい年で自分の魅力を開花出来るよう、頑張っていきたいものです。