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パソコンが浸水したら電源を入れてはダメ!データを守るために最初にやること

officeと水濡れしたPC

台風や大雨で自宅や職場が浸水したとき、パソコンが水に濡れてしまうことがあります。

このとき一番やってはいけないのが、「まだ動くか確認するために電源を入れること」です。

パソコン内部に水分や泥、ホコリが残ったまま通電すると、基板がショートしたり、保存されているデータまで取り出せなくなるおそれがあります。水没・水濡れしたパソコンは、乾かせばすぐ使えるとは限りません。特に台風や浸水による水は、きれいな水ではなく、泥や不純物を含んでいることが多いため注意が必要です。

この記事では、パソコンが浸水・水没したときに最初にやるべきことやってはいけないこと、そして大切なデータを守るための対処法をわかりやすく解説します。


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パソコンが浸水したら、まず電源を入れない

パソコンが水に濡れたときは、まず電源を入れないことが最優先です。

「起動するかだけ確認したい」と思ってしまいますが、これは非常に危険です。

内部に水分が残った状態で電気が流れると、基板や部品がショートする可能性があります。運よく一度起動しても、その後に腐食が進み、数日後や数週間後に突然使えなくなることもあります。

特に次のような場合は、自己判断で起動しないでください。

  • 床上浸水でパソコンが水に触れた
  • ノートパソコンの下側が濡れた
  • デスクトップPC本体が床に置いてあり、水に浸かった
  • 外付けHDDやSSDが濡れた
  • 電源タップやACアダプターも濡れている

見た目が乾いていても、内部に水分や汚れが残っていることがあります。


最初にやること① 電源ケーブルを抜く

パソコンが濡れている、または浸水した可能性がある場合は、まず電源を切ります。

ただし、感電の危険があるため、自分の手や足元が濡れている状態でコンセントや電源タップに触らないようにしてください。

安全を確認したうえで、できる範囲で以下を行います。

  • 電源ボタンを長押しして電源を切る
  • ACアダプターを外す
  • 電源ケーブルを抜く
  • 周辺機器を外す
  • USBメモリ、外付けHDD、マウスなどを外す

ノートパソコンでバッテリーが取り外せるタイプなら、バッテリーも外します。最近のノートPCは内蔵バッテリーが多いため、無理に分解する必要はありません。


最初にやること② 表面の水分をやさしく拭き取る

次に、タオルや柔らかい布で、外側の水分をやさしく拭き取ります。

このとき、強く振ったり、逆さまにして何度も動かしたりするのは避けてください。内部に入った水分がさらに奥へ移動する可能性があります。

泥水が付いている場合も、自分で内部まで洗ったり分解したりしない方が安全です。


やってはいけないこと

水没・浸水したパソコンで、特に避けたい行動があります。

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電源を入れて確認する

一番危険です。

「動くかどうか」を確認するための通電が、故障を悪化させる原因になります。

ドライヤーで乾かす

ドライヤーの熱で部品が傷む可能性があります。また、風で水分や汚れが内部に広がることもあります。データ復旧会社でも、ドライヤーで乾かすことは避けるべき行動として案内されています。

自分で分解する

慣れていない状態で分解すると、部品を破損したり、メーカーや修理業者での診断が難しくなることがあります。

特にノートパソコンは内部が細かく、バッテリー周辺の扱いにも注意が必要です。

何日も自然乾燥させてから起動する

「しっかり乾かせば大丈夫」と思いがちですが、浸水した水には不純物が含まれていることがあります。

水分が乾いても、内部に残った泥やミネラル分が腐食やショートの原因になることがあります。


データを守りたいなら、早めに専門業者へ相談する

大切な写真、仕事のファイル、会計データなどが入っている場合は、自己判断で電源を入れず、早めにメーカーやデータ復旧業者へ相談するのが安全です。

パソコン本体は修理や買い替えになる場合がありますが、内部のSSDやHDDからデータを取り出せる可能性はあります。

ただし、何度も電源を入れたり、乾燥後に無理に起動したりすると、復旧できる可能性を下げてしまうことがあります。


OneDriveなどに同期していれば、データが残っている可能性もある

Windowsパソコンでは、OneDriveを使っている場合があります。

デスクトップ、ドキュメント、写真などをOneDriveに同期していれば、パソコン本体が故障しても、別のパソコンやスマホからデータを確認できる可能性があります。

確認する場所は次の通りです。

  • OneDriveのWebページ
  • スマホのOneDriveアプリ
  • 別のWindowsパソコンのOneDriveフォルダー

ただし、すべてのファイルが自動で保存されているとは限りません。同期していないフォルダーや、外付けHDDだけに保存していたデータは別途確認が必要です。


浸水前にできるパソコンの台風対策

浸水してからでは、できることが限られます。

大雨や台風が近づいているときは、事前に次の対策をしておくと安心です。

  • ノートパソコンを床に置かない
  • デスクトップPC本体を床置きしない
  • 外付けHDDやSSDを高い場所へ移動する
  • 重要ファイルをOneDriveや外付けSSDにバックアップする
  • 電源タップを床から上げる
  • 停電に備えてノートPCを充電しておく
  • 使わない機器はコンセントから抜いておく

特に、デスクトップPC本体や外付けHDDを床に置いている場合は注意が必要です。床上浸水では、最初に被害を受けやすい場所です。


まとめ

パソコンが浸水・水没したときは、まず電源を入れないことが大切です。

動くかどうかを確認したくなりますが、内部に水分や泥が残った状態で通電すると、ショートや腐食によって故障が悪化する可能性があります。

最初に行うことは、電源を切る、ケーブルを抜く、周辺機器を外す、表面の水分を拭き取ることです。

そして、大切なデータが入っている場合は、無理に起動せず、早めにメーカーやデータ復旧業者へ相談しましょう。

台風や大雨の前には、パソコン本体や外付けHDDを床から離し、OneDriveや外付けSSDにバックアップを取っておくことが、データを守る一番の対策になります。


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