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Windows 11のPIN(暗証番号)を変更する手順|変更できない時の対処法も解説

WindowsでPINがリセットできず困っているユーザーがパソコンの前で悩んでいるイラスト。画面には「PINエラー」の警告ウインドウが表示され、背景にはカギマークや警告アイコンが浮かぶ。PINリセット不能のトラブル解決記事のイメージ。

「WindowsのPINコードを変更したいけれど、どこから設定すればいいの?」

そんな疑問をお持ちではありませんか?

Windowsでは、サインイン時に使用するPIN(暗証番号)をいつでも変更できます。

ただし、

・現在のPINを忘れてしまった
・PINの変更ボタンが表示されない
・エラーが出て変更できない

といったトラブルが発生することもあります。

この記事では、Windows 11でPINコードを変更する方法を初心者向けにわかりやすく解説するとともに、変更できない場合の対処法も紹介します。


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PINコードを変更する方法

  1. 「設定」を開く
  2. 「アカウント」をクリック
  3. 「サインイン オプション」を選択
  4. 「PIN(Windows Hello)」を開く
  5. 「PINの変更」をクリック
  6. 現在のPINを入力
  7. 新しいPINを入力して保存

これでPINコードの変更は完了です。

変更後は新しいPINでサインインしてください。


現在のPINを忘れた場合

現在のPINがわからない場合は、「PINの変更」は利用できません。

その場合は、「PINを忘れた場合(I forgot my PIN)」を選択して再設定します。

Microsoftアカウントのパスワードや本人確認コードを使って認証を行うことで、新しいPINを作成できます。


PINを変更できない場合の対処法

手順どおりに操作しても、PINの変更ができないことがあります。

例えば、

・「PINの変更」ボタンが表示されない
・変更途中でエラーが表示される
・設定画面が開かない
・新しいPINを保存できない

といったケースです。

このような場合は、Windows HelloやMicrosoftアカウント、システム側に問題が発生している可能性があります。

まずは次の方法を順番に試してみてください。

① パソコンを再起動する

意外かもしれませんが、一時的な不具合でPIN設定が正常に動作していないだけの場合があります。

まずはパソコンを再起動し、再度PINの変更を試してみましょう。

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② Windows Updateを確認する

PINやWindows Helloに関する不具合は、Windows Updateで修正されることがあります。

  1. 「設定」を開く
  2. 「Windows Update」を選択
  3. 更新プログラムを確認する
  4. 利用可能な更新があれば適用する

更新後はパソコンを再起動してから再度試してください。

③ サインインオプション画面を開き直す

設定画面の不具合でPINの変更メニューが表示されないことがあります。

「Windowsキー + R」を押して、次のコマンドを入力してください。

ms-settings:signinoptions

サインインオプション画面が直接開くため、通常の設定画面より正常に動作することがあります。

④ Windows Helloの設定をやり直す

PINの変更ができない場合でも、「PINの削除」が利用できるケースがあります。

削除できる場合は、

  1. 「設定」
  2. 「アカウント」
  3. 「サインイン オプション」
  4. 「PIN(Windows Hello)」
  5. 「削除」

を実行し、再起動後に新しいPINを設定してみてください。

⑤ システムファイルを修復する

サインインオプション自体が正常に動作しない場合は、Windowsのシステムファイルが破損している可能性があります。

管理者権限のコマンドプロンプトまたはWindowsターミナルで次のコマンドを実行してください。

sfc /scannow

修復が完了したらパソコンを再起動し、PINの変更を試します。

それでも改善しない場合は、次のコマンドも実行します。

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

修復には時間がかかることがありますので、途中でパソコンの電源を切らないようにしてください。

⑥ それでも直らない場合

ここまで試しても改善しない場合は、PIN情報を保存している「NGCフォルダ」の破損や、TPM(セキュリティチップ)の不具合が原因になっている可能性があります。

これらの作業は少し難易度が高いため、次の章で詳しく解説します。


NGCフォルダをリセットする方法

PINの設定情報は、Windows内部の「NGCフォルダ」に保存されています。

このフォルダが破損したり、アクセス権限に問題が発生したりすると、

・PINを変更できない
・PINを追加できない
・PINを削除できない
・PINを忘れた後に再設定できない

といったトラブルが起こることがあります。

特にWindows Update後や、Microsoftアカウントの同期エラーが発生したあとによく見られる症状です。

注意事項

この操作を行うと、現在のPIN情報は削除されます。

作業前に、Microsoftアカウントのパスワードでサインインできることを確認してください。

また、会社や学校のパソコンでは管理ポリシーによって制限されている場合があります。

手順

  1. 管理者権限でWindowsターミナルを開く
  2. 以下のコマンドを順番に実行する

takeown /f “C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Microsoft\NGC” /r /d y

icacls “C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Microsoft\NGC” /grant administrators:F /t

ren “C:\Windows\ServiceProfiles\LocalService\AppData\Local\Microsoft\NGC” NGC.old

  1. パソコンを再起動する
  2. 「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」を開く
  3. 「PIN(Windows Hello)」から新しいPINを設定する

フォルダを削除するのではなく名前変更しているため、万が一問題が発生した場合でも元に戻しやすい方法です。


TPM(セキュリティチップ)をリセットする方法

PINを変更できない原因が、TPM(セキュリティチップ)の不具合である場合があります。

TPMにはWindows Helloや暗号化に関する情報が保存されており、Windows側の情報と食い違うとPINが正常に動作しなくなることがあります。

TPMとは?

TPM(Trusted Platform Module)は、パスワードや暗号化キーなどの重要な情報を安全に保管するためのセキュリティ機能です。

Windows 11では標準的に利用されています。

作業前の重要な注意

BitLocker(デバイスの暗号化)が有効になっている場合、TPMをクリアすると回復キーの入力を求められることがあります。

作業前に回復キーを確認しておきましょう。

手順

  1. 「Windows セキュリティ」を開く
  2. 「デバイス セキュリティ」をクリック
  3. 「セキュリティ プロセッサの詳細」を選択
  4. 「セキュリティ プロセッサのトラブルシューティング」を開く
  5. 「TPMをクリア」を実行する
  6. パソコンを再起動する
  7. 再起動後にPINの設定をやり直す

Windows Update後にPINが突然使えなくなった場合などは、この方法で改善することがあります。

ただし、初心者の方はNGCフォルダのリセットやWindows Helloの再設定を先に試してから実施することをおすすめします。


よくある質問

Q. PINとMicrosoftアカウントのパスワードは同じですか?

いいえ。PINはそのパソコン専用の暗証番号です。

Q. PINは何桁まで設定できますか?

通常は4桁以上ですが、英数字や記号を含めることもできます。

Q. PINを変更すると他のパソコンにも反映されますか?

いいえ。PINは端末ごとに設定されます。

Q. PINを削除するとどうなりますか?

Microsoftアカウントのパスワードなど別のサインイン方法を利用することになります。


まとめ

WindowsのPINコードは、「設定」→「アカウント」→「サインイン オプション」から簡単に変更できます。

まずは通常の変更手順を試し、現在のPINを忘れた場合は「PINを忘れた場合」から再設定しましょう。

それでも変更できない場合は、Windows HelloやNGCフォルダの不具合が原因になっている可能性があります。

慌てて初期化する前に、この記事で紹介した対処法を順番に試してみてください。


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