【2026年版】Windows 11 24H2にアップグレードする方法|要件確認(TPM/CPU)と失敗しない手順

アップグレードする方法イラスト

Windows 10からWindows 11(24H2)へアップグレードしたいけれど、「自分のPCでできる?」「どの方法が安全?」と迷う方は多いはずです。

この記事では、アップグレード前の確認ポイントと、失敗しにくい進め方、そしてよくあるトラブルの対策まで、手順をできるだけ省略せずにまとめます。

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1. アップグレード前に確認すべきこと

まずは「このPCがWindows 11(24H2)に対応しているか」を確認します。ここを飛ばすと、途中で止まったり、アップグレード後に不安定になったりしやすいです。

  • 現在のWindowsバージョン(winverで確認)
  • TPM 2.0が有効か(tpm.mscで確認)
  • UEFI/セキュアブートが有効か(Windowsの「システム情報」で確認)
  • CPUがSSE4.2/POPCNTに対応しているか(24H2で重要)
  • ストレージ:64GB以上(空きは20GB以上、できれば30〜50GBあると安心)
  • バックアップ(最重要ファイルは必ず退避)

CPU対応のかんたん確認(90秒)

迷ったらまずは「PC 正常性チェック(PC Health Check)」で一括判定が手早いです。より細かく確認したい場合は、MicrosoftのCoreinfoで命令セットを確認できます。

  • 一括判定:PC 正常性チェック(PC Health Check)を実行
  • 詳細確認:Coreinfoで SSE4_2POPCNT の行に * があれば対応
coreinfo -f | findstr /i "sse4_2 popcnt"

アップグレードが止まりやすい状況(事前に外しておくと成功率UP)

  • メーカー独自のセキュリティソフトが残っている(いったん無効化/アンインストール推奨)
  • 外付けHDD・USBメモリ・プリンターなどを接続したまま実行している
  • BIOS/UEFIのSecure Bootが「カスタム」になっている(標準に戻す必要がある場合あり)
  • 空き容量がギリギリ(途中で失敗しやすい)
  • SSE4.2/POPCNT非対応CPUだと24H2は原則動作が期待できません(事前チェック推奨)

2. アップグレード方法は4つ(おすすめ順)

方法特徴向いている人
Windows Updateいちばん安全。段階配信で待ちが出る初心者/失敗したくない人
インストールアシスタント公式ツールで手動開始できる配信待ちを避けたい人
ISO(setup.exeで上書き)Update/アシスタントが不調なときの代替操作に慣れている人
クリーンインストール最もスッキリ。データ移行が必要環境を作り直したい人
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3. 実際のアップグレード手順

【方法1】Windows Update(最優先でおすすめ)

手順:「設定」→「Windows Update」→「更新プログラムのチェック」

対象PCには案内が表示され、画面の指示に沿って進めるだけです。配信は段階的なので、すぐ来ない場合もあります。

【方法2】インストールアシスタント(配信待ちを避けたいとき)

  • Microsoft公式ページから「Windows 11 インストール アシスタント」を入手
  • 起動してライセンスに同意
  • 互換性チェック → 問題なければダウンロード&インストール開始
  • 途中で数回再起動し、完了後にWindows 11へ

CPUの命令セット(SSE4.2/POPCNT)非対応は、基本的にツール側で解決できません。

>>Microsoft公式(ダウンロード)

▶︎https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11

【方法3】ISOファイルで上書きアップグレード(Updateが失敗するときの代替)

Windows 11のISOを入手し、ISOをマウントして setup.exe を実行すると、上書きアップグレードができます。Windows Updateが不安定なときの代替として使われることが多い方法です。

  • Microsoft公式サイトからWindows 11 ISOをダウンロード
  • ISOを右クリック→「マウント」
  • 中の setup.exe を実行
  • 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選んで進める(選択肢は状況で変わる場合あり)

※ ISOを使っても、ハードウェア要件そのもの(TPM/セキュアブート/CPU命令セット等)の問題は解消できません。あくまで「アップグレード経路の別ルート」です。

【方法4】クリーンインストール(全部初期化して入れ直す)

USBメディアから起動して、新規インストールします。環境を作り直す手間はありますが、不要なアプリや不調の原因を一掃でき、結果として安定しやすい方法です。

クリーンインストールの詳細記事はこちら

>>Windowsを完全リセット!失敗しない「クリーンインストール」のやり方

4. 機種・メーカー差で注意したいポイント

手順は基本的に共通ですが、メーカー独自アプリやBIOS/UEFI構成の違いで、アップグレードの引っかかり方が変わることがあります。とくに国内メーカーPCは「プリインストールアプリ」が多いので、事前の整理が効果的です。

メーカー違いが出やすい点事前にやること
NEC・富士通独自アプリ/リカバリー構成公式サイトで対応状況確認+不要アプリ整理
DELL・HPUEFI設定項目が多めBIOS更新+TPM/セキュアブート確認
Surface比較的スムーズWindows Updateの推奨ルートで実施
古い自作PCTPM/要件不足が多い要件確認→難しければ買い替えも検討

5. よくあるトラブルと対策

  • TPM 2.0が見つからない → tpm.mscで確認 → BIOS/UEFIで有効化
  • セキュアブート無効 → UEFIモードか確認 → セキュアブートを有効化
  • インストール途中でエラー → USB機器を外す/空き容量確保/ISOルートで再実行
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6. よくある質問(FAQ)

Q1. 無料でアップグレードできますか?

はい。Windows 10が正規ライセンスで認証済みなら、通常は無料でアップグレードできます。認証に失敗するときは、Microsoftアカウントへのサインイン状況やネット接続を確認してください。

Q2. アップグレード後に不具合が出たら戻せますか?

多くの場合、アップグレード後10日以内なら「設定」→「システム」→「回復」から「元に戻す」が可能です。期限を過ぎると、基本はクリーンインストールが必要になります。

Q3. 所要時間はどのくらいですか?

回線速度やPC性能によりますが、ダウンロード〜完了まで1〜2時間が目安です。クリーンインストールはデータ移行があるため、さらに時間がかかることがあります。

Q4. 周辺機器は接続したままで大丈夫?

外付けHDD/USBメモリ/プリンターなどは、いったん外してから実行するのが安全です。アップグレード中の干渉やドライバー競合を減らせます。

Q5. データは消えませんか?

通常のアップグレードでは残りますが、予期せぬエラーに備えてバックアップは必須です。最重要ファイルだけでも先に退避しておくと安心です。

Q6. 24H2でCPUは何を満たせばいい?

公式の対応目安(世代ライン)に加えて、24H2ではSSE4.2/POPCNTなどの命令セットが実質重要になります。PC Health CheckやCoreinfoで事前に確認しておくと安全です。

まとめ

Windows 11(24H2)へのアップグレードは、セキュリティと今後の安定運用のために早めに準備しておくと安心です。特にTPM 2.0/セキュアブート/CPU(SSE4.2・POPCNT)は、事前に確認してから進めましょう。

不安がある場合は、まずはWindows Updateの推奨ルートから。うまくいかないときは、インストールアシスタント→ISO→クリーンインストールの順で切り替えると、失敗や時間ロスを減らせます。

焦らず準備して、安定したWindows 11環境へ移行していきましょう。

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