この記事は、初心者の方でも順を追って原因を特定し、0x80070057エラーを解決できるよう構成されています。
【2025年8月最新情報】
「0x80070057」エラーは、2025年7月の累積更新プログラム(例:KB5060842)以降も報告が続いており、Windows 11 Version 24H2へのアップグレード時にも発生する例が目立っています。本記事では、再起動だけで直る軽度なケースから、システム破損や容量不足による深刻なケースまで、順に解決できる手順をご紹介します。

0x80070057とは?|原因とよくある症状
このエラーは「パラメーターが正しくありません」という意味で、以下のような場面でよく発生します。
- Windows Updateの途中でエラーが出て止まる
- アップグレード失敗(特に24H2への移行時)
- バックアップや復元の失敗
- ファイルコピー中に発生
対処ステップ一覧(簡単→上級)
ステップ | 主な対応内容 | 対象ユーザー |
---|---|---|
① トラブルシューティング | 自動診断で問題を修正 | 初心者〜全員 |
② SFCでシステムチェック | 破損ファイルを修復 | 中級者〜 |
③ DISMでOSイメージ修復 | SFCで直らない場合 | 中級者〜 |
④ 空き容量の確認 | Cドライブが5GB未満の場合 | 全員 |
⑤ Windows Updateのキャッシュ削除 | 更新データの破損対策 | 上級者向け |
⑥ クリーンブート | 他ソフトとの干渉回避 | 上級者向け |
上の一覧表は、トラブルの深刻度や想定される原因に応じて、対処ステップを「軽度 → 中度 → 重度」へと段階的に整理したものです。まずは①〜④の基本的な対処から試し、改善しない場合は⑤以降のやや高度な方法に進んでください。
特に「Windows Updateが止まる」「アップグレード中に失敗する」といった症状がある場合、キャッシュ破損やシステムの不整合が関係しているケースが多いため、SFCやDISMによる修復が非常に効果的です。
また、ストレージの空き容量が少なかったり、他のアプリが裏で干渉していたりすると、更新処理が途中で失敗することもあります。そのため、容量の確認やクリーンブートもあわせて行うと安心です。
ステップ①|Windows Updateのトラブルシューティング
【手順】
1. 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」
2. 「その他のトラブルシューティングツール」→「Windows Update」→「実行」
このステップで直ることが多いのは、一時的な更新エラー、設定ミス、ネットワーク接続不良などです。
ステップ②|SFC(システムファイルチェッカー)
【手順】
1. スタートで「cmd」と入力し、右クリック→「管理者として実行」
2. 以下のコマンドを入力: sfc /scannow
3. 完了後に再起動
破損したシステムファイルを自動修復してくれます。
ステップ③|DISMでOSイメージを修復
SFCで直らなかった場合、より深い層にあるWindowsイメージの破損を修復します。
【手順】
DISM /Online /Cleanup-Image /CheckHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /ScanHealth
DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
ステップ④|空き容量のチェック
特にCドライブの残量が少ないと更新エラーが出やすくなります。
目安:5GB以上の空きが必要です。
不要なファイルを削除したり、以下のような外付けSSDに移動するのもおすすめです。
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ステップ⑤|Windows Updateキャッシュを削除
※上級者向け/自己責任
更新ファイルが壊れている場合に有効です。
【コマンド例】
net stop wuauserv
net stop bits
→ C:\Windows\SoftwareDistribution を開き、中身を削除
net start wuauserv
net start bits
※セーフモードで行うとより確実です。
ステップ⑥|クリーンブートで干渉を回避
他の常駐アプリが干渉している場合は、クリーンブートで最小構成起動を試してください。
発生タイミング別|よくあるケースと対策
「0x80070057」は、何か特定の操作をしたときにだけ発生するというより、「複数のタイミングで発生する汎用的なエラー」です。以下は、実際に多い発生場面とその対策です。
- Windows Update 中:DISMとSFCの組み合わせ、キャッシュの削除が有効
- 新規インストール中:USBメディアの破損やISOファイルの不整合が原因になっていることが多い
- Outlookのアカウント設定時:メールアドレスやパスワードの入力ミス、暗号化設定の誤りに注意
- バックアップや復元操作中:保存先のHDD/SSDの障害が原因で失敗することも
Windowsアップグレードで失敗する場合の対策
「0x80070057」は、Windows 11 Version 24H2 へのアップグレード時にも発生報告があります。とくに Media Creation Tool や ISO を使った手動アップグレード中に出る場合は、以下を試してください。
- アップグレード前にクリーンブートを実施し、他アプリの干渉を除去
- 外部デバイス(USBやSDカード)をすべて外してからアップグレード
- 「アップグレードを保存せずに実行」を選ぶ(ただし個人データは事前にバックアップ)
どうしても途中でエラーが出る場合は、以下のリンク先を参考に「条件を満たしていないPCを手動でアップデートする方法」も検討してください。
ストレージ診断:chkdskでも異常を検出可能
ストレージの不具合も「0x80070057」の原因になることがあります。Cドライブなどのチェックを行うには、以下のように「chkdsk」コマンドを使用します。
【実行手順】
1. スタートメニューで「cmd」と検索 → 管理者として実行
2. 以下のコマンドを入力:
chkdsk C: /f /r
3. 「次回の再起動時にスキャンしますか?」と表示されたら「Y」と入力してEnter
4. 再起動後、自動でスキャンと修復が実行されます。
セクタの破損やI/Oエラーが見つかった場合は、ディスクの劣化が疑われます。重要データのバックアップと、ストレージ交換も視野に入れましょう。
イベントビューアでエラーの詳細を確認する
「0x80070057」の根本原因を特定したい場合は、Windowsの「イベントビューア(eventvwr.msc)」が役立ちます。
【手順】
1. Win + R → 「eventvwr.msc」と入力しEnter
2. 「Windowsログ」→「システム」タブを開く
3. エラーや警告のログを探し、「発生時刻」や「ソース(WindowsUpdate、DISMなど)」を確認
ここで「エラーコード」「失敗したファイル」などの詳細が確認できるため、原因特定のヒントになります。
困ったときは:Microsoft公式フォーラムやサポートも活用しよう
どうしても原因が特定できない・再発し続ける場合は、以下の公式サポートも活用できます。
自力で直せなかった場合の「手を借りる」選択肢として検討しましょう。
FAQ|よくある質問
- Q. 再起動だけで直ることは?
A. 一時的なバグであれば改善することがあります。 - Q. 古いPCだと出やすい?
A. はい。ストレージの劣化やドライバ不具合も影響します。 - Q. キャッシュ削除は安全?
A. はい。Windowsは自動で再生成します。
再発を防ぐには
- Windowsの更新はなるべく早めに適用
- 不要なアプリ・データを定期的に削除
- ストレージの健康状態をチェック
まとめ|落ち着いて一つずつ試そう
「0x80070057」エラーは、深刻そうに見えても、意外と基本操作で直るケースも多いです。慌てず、ステップ順に確認してみてください。
もし直らない場合は、訪問修理などの専門サポートも検討しましょう。
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