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Windows Updateで固まる・終わらないときの原因と対処法|安全に直す手順

Windows Updateが固まって終わらない状況をイメージした画像

Windows Updateを始めたあと、画面が0%や100%のまま動かなかったり、「更新プログラムを構成しています」と表示されたまま終わらなかったりすることがあります。

長時間変化がないと、「電源を切っても大丈夫?」「パソコンが壊れたのでは?」と不安になりますよね。

ただし、画面が止まって見えても、内部では更新処理が続いている場合があります。すぐに強制終了すると、かえってWindowsが起動しなくなる可能性があるため、まずは状況を確認することが大切です。

この記事では、Windows Updateが固まったように見えるときの待ち時間と、安全な対処法を初心者向けに順番に解説します。

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最初に確認:エラーが出たのか、画面が止まっているのか

Windows Updateのトラブルは、大きく分けて次の2種類があります。

  • エラーが表示されて更新できない
    「インストールに失敗しました」「0x800~」などが表示される
  • 更新画面が固まって終わらない
    進捗率や「再起動しています」などの表示が長時間変わらない

この記事は、後者の「画面が固まったように見える」「更新が終わらない」場合を対象にしています。エラーコードが表示されている場合は、「Windows Updateが失敗する原因と対処法」の記事を確認してください。

Windows Updateはどのくらい待てばいい?

更新にかかる時間は、更新内容、パソコンの性能、ストレージの種類、空き容量などによって変わります。そのため、「何分で終わる」と一律には決められません。

画面の状態最初の判断
ダウンロード中の%表示が止まっている通信状況を確認し、30分~1時間ほど待つ
インストール中の%表示が止まっている電源を切らず、少なくとも1時間ほど待つ
再起動中・更新プログラム構成中電源につないだまま、1~2時間程度は様子を見る
HDD搭載の古いPCや大型更新数時間かかる場合がある

ファンの音が変化している、ストレージのアクセスランプが点滅している、画面の表示がときどき変わる場合は、処理中の可能性があります。その間は電源を切らずに待ちましょう。

アクセスランプがないPCもあります。ランプが見当たらないからといって、すぐに停止しているとは判断できません。

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更新が固まる・終わらない主な原因

  • 更新ファイルのダウンロードや展開に時間がかかっている
  • インターネット接続が不安定になっている
  • Cドライブの空き容量が不足している
  • 更新ファイルやWindowsのシステムファイルに問題がある
  • 外付け機器や古いドライバーが影響している
  • VPNや他社製セキュリティソフトなどが通信に影響している
  • 更新プログラム自体に既知の不具合がある

原因をすぐに特定できない場合でも、次の手順を簡単なものから順番に試すことで改善することがあります。

対処法①:まずは電源につないで待つ

ノートPCは電源アダプターにつなぎ、更新処理が続いていないか様子を見ます。

更新中は、画面の進捗率が長時間変わらないことがあります。ファンが動いている、アクセスランプが点滅している、画面表示が変化している場合は、そのまま待ってください。

電源ボタンを何度も押す、電源ケーブルを抜く、強制終了を繰り返すと、更新ファイルやWindowsの起動に必要なデータが破損する可能性があります。

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対処法②:Windowsが操作できる場合は通常の再起動を試す

マウスやキーボードが反応し、スタートメニューを開ける場合は、強制終了ではなく通常の再起動を行います。

① 作業中のファイルがあれば保存します。

② [スタート]ボタンをクリックします。

③ 電源マークをクリックします。

④ [再起動]をクリックします。

再起動後、[設定]の[Windows Update]を開き、更新が完了しているか確認してください。

対処法③:長時間まったく反応がない場合だけ強制終了する

1~2時間以上待っても画面がまったく変化せず、マウスやキーボードにも反応しない場合は、更新処理が停止している可能性があります。

強制終了は最後の手段です。処理中の可能性がある場合は、さらに待てるなら待つほうが安全です。

① PCの電源ボタンを10秒ほど長押しします。

② 電源が完全に切れたら、30秒ほど待ちます。

③ 電源ボタンを押して、PCを起動します。

④ 「変更を元に戻しています」などが表示された場合は、操作せず完了するまで待ちます。

強制終了を何度も繰り返すのは避けてください。1回強制終了してもWindowsが起動しない場合は、次の回復手順へ進みます。

対処法④:Windowsが起動したら更新前の準備をする

強制終了後や再起動後にWindowsが起動できた場合は、すぐに同じ更新を繰り返さず、次の準備を行います。

使用していない周辺機器を外す

外付けHDD・SSD、USBメモリ、プリンター、USBハブ、Webカメラなど、更新に必要のない機器はいったん取り外します。キーボードとマウスは接続したままで構いません。

VPNを切断する

VPNやプロキシを使用している場合は、一時的に通常のインターネット接続へ戻します。会社や学校のPCは独断で設定を変更せず、管理者や情シスへ相談してください。

空き容量を確認する

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ [システム]をクリックします。

④ [ストレージ]をクリックします。

⑤ Cドライブの空き容量を確認します。

空き容量が少ない場合は、ごみ箱や不要な一時ファイルを整理します。「以前のWindowsのインストール」を削除すると以前のバージョンへ戻せなくなる場合があるため、内容が分からない場合は削除しないでください。

対処法⑤:Windows Updateのトラブルシューティングを実行する

Windowsが起動できる場合は、標準のトラブルシューティング機能を試します。

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ [システム]をクリックします。

④ [トラブルシューティング]をクリックします。

⑤ [その他のトラブルシューティング ツール]をクリックします。

⑥ [Windows Update]の右側にある[実行する]をクリックします。

⑦ 画面の案内に従って確認を進めます。

Windowsのバージョンによっては、「ヘルプを表示」アプリが開くことがあります。その場合も、画面の案内に沿って進めてください。

対処法⑥:システムファイルを修復する

Windowsのシステムファイルに問題があると、更新処理が途中で止まることがあります。ここからはコマンドを使用するため、少し上級者向けです。

① [スタート]ボタンを右クリックします。

② [ターミナル(管理者)]をクリックします。

③ 確認画面が表示されたら[はい]をクリックします。

④ 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth

⑤ 処理が完了したら、次のコマンドを入力してEnterキーを押します。

sfc /scannow

⑥ 検査が完了したら、PCを再起動します。

処理には時間がかかることがあります。途中でターミナルを閉じたり、電源を切ったりしないでください。

Windowsが起動しない場合の対処法

更新後にWindowsが起動しなくなった場合は、Windows回復環境(WinRE)から修復を試します。

回復画面が自動的に表示された場合

① [詳細オプション]を選びます。

② [トラブルシューティング]を選びます。

③ [詳細オプション]を選びます。

④ 最初に[スタートアップ修復]を試します。

スタートアップ修復で改善しない場合は、[更新プログラムのアンインストール]から、直前の品質更新プログラムを削除できることがあります。

BitLockerが有効なPCでは、操作の途中でBitLocker回復キーを求められる場合があります。回復キーが分からない場合は、無理に先へ進めないでください。

セーフモードで確認する

① [詳細オプション]を開きます。

② [スタートアップ設定]を選びます。

③ [再起動]を選びます。

④ 再起動後、キーボードの[4]または[F4]を押してセーフモードを選びます。

セーフモードで起動できた場合は、大切なデータをバックアップしてから、通常の再起動や更新プログラムの確認を行います。

強制終了を繰り返して回復画面を出してもいい?

起動を何度も途中で止めて回復画面を表示させる方法が紹介されることがありますが、初心者にはおすすめしません。タイミングを誤ると、状況を悪化させる可能性があるためです。

回復画面が自動的に表示されない場合は、PCメーカーの修復方法を確認するか、Windowsのインストールメディアから[コンピューターを修復する]を選ぶ方法を検討してください。

BIOSやドライバーの更新は慎重に

Windows Updateが止まる原因として、ドライバーやBIOS/UEFIの互換性が関係することもあります。

ただし、BIOSの更新に失敗するとPCが起動しなくなる可能性があります。一般的な対処として自己判断で更新するのではなく、PCメーカーが自分の機種向けに案内している場合に限り、説明を確認して実行してください。

会社や学校のPCでは、ドライバーやBIOSを自分で変更せず、管理者や情シスへ相談しましょう。

Windows Updateを一時停止してもいい?

同じ更新で繰り返し固まる場合や、MicrosoftまたはPCメーカーが不具合を案内している場合は、修正版が配信されるまで更新を一時停止する方法もあります。

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ [Windows Update]をクリックします。

④ [更新の一時停止]から期間を選びます。

更新の一時停止は、問題が確認されている場合の一時的な回避策です。長期間そのままにせず、修正版の配信後に更新を再開してください。

大切なデータは日頃からバックアップする

Windows Updateに限らず、PCの故障や操作ミスに備えて、大切なデータは別の場所にも保存しておきましょう。

  • 外付けHDDや外付けSSDへコピーする
  • OneDriveやGoogle Driveなどのクラウドを利用する
  • 重要なデータを2か所以上に保存する

USBメモリは持ち運びや一時的なコピーには便利ですが、長期保存用のバックアップ先としては紛失や故障にも注意が必要です。

よくある質問

Q. 更新が0%のまま進みません

A. ダウンロードの準備や確認に時間がかかっていることがあります。まずは30分~1時間ほど待ち、Windowsを操作できる場合はインターネット接続も確認してください。

Q. 100%になったのに終わりません

A. 100%になったあとも、更新ファイルの整理やWindowsの構成処理が続くことがあります。電源につないだまま、少なくとも1時間ほどは様子を見てください。

Q. 更新中に電源を切ってしまいました

A. まずは通常どおり電源を入れ、Windowsが自動的に更新を取り消す、または修復するのを待ちます。起動しない場合は、回復環境の[スタートアップ修復]を試してください。

Q. 何時間待っても終わらない場合は?

A. 画面、ファン、アクセスランプに変化がなく、マウスやキーボードにも長時間反応しない場合は、停止している可能性があります。強制終了は1回だけにし、再起動後も問題が続く場合は回復環境から修復してください。

まとめ

Windows Updateが固まったように見えても、内部では処理が続いている場合があります。まずは電源につないだまま待ち、すぐに強制終了しないことが大切です。

安全な対処の順番は次のとおりです。

① 電源につないでしばらく待つ
② 操作できる場合は通常の再起動を行う
③ 長時間まったく反応がない場合だけ強制終了する
④ 起動できたら周辺機器、VPN、空き容量を確認する
⑤ トラブルシューティングを実行する
⑥ 必要に応じてDISMとSFCで修復する
⑦ 起動しない場合は回復環境からスタートアップ修復を試す

会社や学校のPCは、組織によって更新が管理されている場合があります。自分で強制終了や設定変更を繰り返さず、管理者や情シスへ相談してください。

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