
Windows 11 バージョン23H2を使っているパソコンに、突然、
「Windows 11, version 25H2をダウンロードしてインストール」
と表示されることがあります。
「24H2を使っていないのに、いきなり25H2へ更新して大丈夫?」
「23H2から直接更新すると、不具合が起きない?」
「データやアプリはそのまま残る?」
と心配になりますよね。
結論からいうと、Windows Updateに25H2が表示されている対応パソコンなら、24H2を先にインストールしなくても、23H2から直接更新できます。
ただし、25H2の有効化パッケージは24H2向けです。23H2から25H2へ更新する場合は、24H2から更新する場合より規模の大きい機能更新になります。
なお、Windows 11 バージョン26H2は2026年9月29日に公開され、10月28日にはMicrosoftから、すべての対象端末で利用できるようになったと案内されました。Windows Updateに26H2が表示されている場合は、現在の最新バージョンです。25H2が表示されていて25H2へ更新する場合は、24H2を先にインストールする必要はありません。どちらのバージョンが表示されても、使用中のソフトや周辺機器への影響を確認してから更新しましょう。
この記事では、23H2から25H2へ更新する場合の仕組みと注意点、更新プログラムが表示されないときの確認方法を解説します。
- 1 23H2から25H2へ直接更新しても大丈夫?
- 2 23H2から25H2への更新は少し時間がかかることがある
- 3 Windows 11 23H2はいつまで使える?
- 4 25H2へ更新する前に確認したいこと
- 5 23H2から25H2へ更新する手順
- 6 Windows Updateに表示されたバージョンへ更新する手順
- 7 25H2が表示されないのはなぜ?
- 8 「最新の更新プログラムをいち早く入手する」はオンにする?
- 9 25H2への更新後に確認すること
- 10 更新後に不具合が起きた場合
- 11 25H2から23H2へ戻せる?
- 12 よくある質問
- 13 まとめ:Windows Updateに表示されたバージョンを確認して更新する
- 14 おすすめ関連記事
23H2から25H2へ直接更新しても大丈夫?
Windows Updateに25H2が表示されている対応パソコンなら、23H2から直接更新できます。利用者が24H2を先にインストールする必要はありません。
ただし、25H2の有効化パッケージが適用されるのは24H2からの更新です。23H2から25H2へ進む場合は、24H2から切り替えるときとは異なる、通常の機能更新としてインストールされます。
更新プログラムが表示されない場合は、パソコンの互換性や会社・学校の更新管理などが関係している可能性があります。インストールアシスタントやISOファイルで無理に進める前に、Windows Updateに表示されているバージョンを確認してください。
23H2から25H2への更新は少し時間がかかることがある
24H2から25H2へ更新する場合は、共通のシステム基盤を使った有効化パッケージによる更新です。一方、23H2から25H2へ更新する場合は、この有効化パッケージによる切り替えではありません。
そのため、23H2から更新すると、ダウンロードやインストール、再起動に時間がかかることがあります。所要時間は、通信環境やパソコンの性能、空き容量などによって異なります。
更新中に画面がしばらく変わらなくても、進行状況の表示やディスクの動作がある場合は、電源を切らずに待ちましょう。
Windows 11 23H2はいつまで使える?
Home/Proの場合
Windows 11 23H2 Home/Proの更新プログラムは、2025年11月11日に終了しています。現在も23H2を使っている場合、通常のセキュリティ更新は提供されません。
Windows Updateにサポート対象のバージョンが表示されている場合は、データのバックアップや使用中のソフト・周辺機器の確認を行ったうえで、更新を検討してください。
Enterprise/Educationの場合
Windows 11 23H2 Enterprise/Educationの更新プログラムは、2026年11月10日に終了予定です。会社や学校の端末は、更新時期や更新先を管理者が指定している場合があります。Windows Updateに更新が表示されても、自己判断で進めず、管理者へ確認してください。
25H2へ更新する前に確認したいこと
Windows Updateに25H2が表示されていても、すぐにボタンを押さず、次の内容を確認しておくと安心です。
大切なデータをバックアップする
通常の機能更新で写真や書類が消えることは多くありませんが、更新中のエラーやストレージの故障に備えてバックアップしておきましょう。
特に確認したいのは次のデータです。
- デスクトップ
- ドキュメント
- 写真や動画
- 会計データ
- 仕事で使用するファイル
- ブラウザに保存していないパスワードや設定
外付けストレージやクラウドなど、パソコンとは別の場所に保存します。
OneDriveを使用している場合も、必要なフォルダーが実際に同期されているか確認してください。
電源を確保する
ノートパソコンはACアダプターを接続した状態で更新します。
バッテリーだけで更新すると、途中で電源が切れて更新に失敗する可能性があります。
Cドライブの空き容量を確認する
「設定」→「システム」→「ストレージ」から、Cドライブの空き容量を確認します。
必要な容量はパソコンの状態によって異なりますが、空き容量が少ない場合は、不要な一時ファイルなどを整理してから更新しましょう。
仕事用ソフトや周辺機器の対応状況を確認する
次のような機器やソフトを使用している場合は、メーカーが25H2への対応を案内しているか確認してください。
- 会計・給与・販売管理ソフト
- 業務専用アプリ
- 古いプリンターやスキャナー
- ラベルプリンター
- ICカードリーダー
- 特殊なUSB機器
更新によって仕事へ影響が出ると困るパソコンは、業務の少ない日やサポートを受けられる時間帯に実施すると安心です。
23H2から25H2へ更新する手順
Windows Updateに25H2が表示されている場合は、次の手順で進めます。
- 「スタート」をクリックする
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」をクリックする
- 「Windows 11, version 25H2」が表示されていることを確認する
- 「ダウンロードしてインストール」をクリックする
- 画面の案内に従って再起動する
更新中は、パソコンが何度か再起動する場合があります。
「更新しています」「電源を切らないでください」などと表示されている間は、電源ボタンを押したり、ACアダプターを外したりしないようにしましょう。
Windows Updateに表示されたバージョンへ更新する手順
Windows Updateに25H2または26H2が表示されている場合は、表示された内容を確認してから更新を進めます。26H2が表示されている場合は、現在の最新バージョンです。25H2へ更新する場合も、24H2を先にインストールする必要はありません。
更新前に、大切なファイルのバックアップを取り、ノートパソコンはACアダプターを接続してください。仕事で使うソフトや周辺機器がある場合は、メーカーの対応情報も確認しておきましょう。
- 「スタート」をクリックする
- 「設定」を開く
- 「Windows Update」を選択する
- 「更新プログラムのチェック」をクリックする
- Windows Updateに表示されたバージョン(25H2または26H2)を確認する
- 更新する場合は「ダウンロードしてインストール」をクリックする
- 画面の案内に従って、必要に応じて再起動する
更新中は、パソコンが何度か再起動する場合があります。「更新しています」「電源を切らないでください」と表示されている間は、電源を切らずに待ちましょう。
更新が終わったら、「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「winver」と入力してEnterキーを押します。表示された画面で、更新後のバージョンを確認できます。
更新プログラムが表示されない場合は、互換性の確認や会社・学校の更新管理によって、まだ案内されていない可能性があります。インストールアシスタントやISOファイルで無理に更新せず、Windows Updateに表示される案内を確認してください。
25H2が表示されないのはなぜ?
Windows Updateに25H2が表示されず、26H2が表示される場合があります。現在は26H2も対象端末に提供されているため、25H2が表示されないだけで異常とは限りません。
Windows Updateに表示されるバージョンは、パソコンの互換性や更新の管理設定などによって異なります。会社や学校のパソコンでは、管理者が更新を延期していることもあります。
更新プログラムが表示されない場合は、次の点を確認しましょう。
- Windows Updateの一時停止が設定されていないか
- 会社や学校の管理者が更新を延期していないか
- パソコンメーカーから互換性やドライバーに関する案内が出ていないか
- Windows Updateにエラーが表示されていないか
互換性の問題が確認された端末には、Windows Updateで機能更新を一時的に表示しない「セーフガードホールド」が適用されることがあります。表示されない理由が分からないまま、インストールアシスタントやISOファイルで更新を強行するのは避けましょう。
まずはWindows Updateに表示される内容と、パソコンメーカーの案内を確認してください。26H2が表示されている場合も、使用中のソフトや周辺機器への影響を確認してから更新を判断しましょう。
「最新の更新プログラムをいち早く入手する」はオンにする?
「利用可能になったらすぐに最新の更新プログラムを入手する」は、追加の機能やセキュリティ以外の更新を、利用可能になったときに早めに受け取るための設定です。
オンにしても、互換性の問題による配信保留が解除されるとは限りません。また、オフのままでも通常のセキュリティ更新は受け取れます。
更新を急いでいない場合は、無理にオンにせず、Windows Updateに表示された内容を確認してから判断してかまいません。
25H2への更新後に確認すること
25H2への更新が完了したら、次の項目を確認しましょう。
- Windowsが正常に起動する
- インターネットへ接続できる
- 音が出る
- プリンターやスキャナーが使える
- 仕事で使用するアプリが起動する
- Windows Updateに追加の更新が残っていない
現在のWindowsバージョンは、「Windows+R」を押し、「winver」と入力すると確認できます。
「バージョン25H2」と表示されていれば、更新は完了しています。
更新後に不具合が起きた場合
25H2への更新後に調子が悪くなった場合は、まずパソコンを再起動し、Windows Updateに追加の更新プログラムがないか確認してください。
プリンターや音声機器などが動かない場合は、パソコンや機器メーカーが公開している最新ドライバーも確認します。
更新直後の不具合については、Microsoftが公表している既知の問題も確認できます。
Microsoft:Windows 11 25H2の既知の問題と提供状況
Microsoft:Windows 11 26H2の既知の問題と提供状況
2026年9月の更新後に確認されている個別の問題は、以下の記事でも解説しています。
25H2から23H2へ戻せる?
機能更新後、一定期間は「設定」→「システム」→「回復」に「戻す」が表示される場合があります。
通常は更新後10日以内が目安ですが、次のような場合は戻せません。
- 「戻す」が表示されていない
- Windows.oldフォルダーが削除された
- ディスククリーンアップなどで以前のWindowsを削除した
- Windowsを初期化した
- 戻せる期間を過ぎた
ただし、Windows 11 23H2 Home/Proはすでにサポートが終了しています。
不具合が起きた場合も、23H2へ戻して使い続けることを前提にするのではなく、最新の更新やドライバーで改善できないか確認しましょう。
仕事用パソコンの場合は、ソフトの提供元や社内の管理者へ相談してください。
よくある質問
Q. 24H2を飛ばして25H2へ更新しても大丈夫ですか?
Windows Updateに25H2が正式に表示されている対応パソコンなら、直接更新できます。
利用者が24H2を先にインストールする必要はありません。
ただし、23H2から25H2への更新は、24H2から25H2へ切り替える場合より時間がかかる可能性があります。
Q. 23H2のまま使い続けても大丈夫ですか?
Windows 11 23H2 Home/Proは、2025年11月11日にサポートが終了しています。
そのまま起動できても、新しいセキュリティ更新が通常どおり提供されないため、対応するパソコンは25H2などのサポート対象バージョンへ更新しましょう。
会社や学校で使用するEnterprise/Educationは期限が異なるため、管理者の指示に従ってください。
Q. 25H2へ更新するとデータは消えますか?
通常の機能更新では、個人ファイルやインストール済みアプリを引き継いで更新します。
ただし、更新エラーやストレージ故障などの可能性を完全にはなくせないため、大切なデータは事前にバックアップしてください。
Q. 25H2が表示されない場合、ISOで更新してもよいですか?
Windows Updateに表示されない理由が分からない場合は、ISOファイルやインストールアシスタントによる強制的な更新はおすすめしません。
互換性の問題によるセーフガードホールドが適用されている可能性があるため、通常のWindows Updateに表示されるまで待つ方が安全です。
まとめ:Windows Updateに表示されたバージョンを確認して更新する
Windows Updateに25H2が表示されている対応パソコンなら、23H2から直接更新できます。24H2を先にインストールする必要はありません。
ただし、23H2から25H2への更新は、24H2からの有効化パッケージによる切り替えとは異なります。更新前に大切なデータをバックアップし、電源や空き容量、仕事用ソフト・周辺機器の対応状況を確認しましょう。
2026年10月には26H2も公開されています。Windows Updateに25H2または26H2が表示された場合は、表示されたバージョンとパソコンメーカーの案内を確認してから更新してください。更新が表示されないときは、互換性や管理設定を確認し、無理にインストールを強行しないようにしましょう。

