
「Windows 11 26H2はいつ出るの?」
Googleトレンドなどで「Windows 11 26H2」という言葉を見かけ、気になっている方も多いのではないでしょうか。
Windows 11 バージョン26H2は、Microsoftが2026年後半に提供を予定している次の年次機能更新です。すでにWindows Insider Programではプレビュー版のテストが進んでいますが、2026年8月25日現在、一般向けの正式な配信日は発表されていません。
また、2026年前半には「26H1」というバージョンも登場したため、「26H1の次に26H2へ更新するの?」「現在のパソコンも対象になる?」と混乱しやすい状況です。
この記事では、Windows 11 26H2の配信時期や現在分かっている内容、26H1・25H2との違い、対象となるパソコンについて、Microsoftの公式情報をもとに分かりやすく解説します。
一般ユーザーが今すぐ準備したり、Insider版をインストールしたりする必要はありません。まずは、26H2がどのような更新なのかを確認しておきましょう。
Windows 11 26H2とは?
Windows 11 バージョン26H2は、Microsoftが2026年後半に提供を予定しているWindows 11の年次機能更新です。
「26H2」の名称には、次の意味があります。
- 「26」:2026年
- 「H2」:その年の後半(Half 2)
Microsoftは、Windows 11の次の機能更新が「バージョン26H2」になることを公式に明らかにしています。
すでにWindows Insider Programでは、26H2をベースとしたプレビュー版のテストが進められています。ただし、これは開発途中のテスト版であり、一般ユーザー向けの正式版ではありません。
通常のWindows 11を使用している場合は、Windows Updateに26H2が表示されるまで待ちましょう。試してみたいという理由だけで、普段使用しているパソコンをWindows Insider Programに登録することはおすすめできません。
現在の正式版はWindows 11 25H2
2026年8月25日現在、一般向けに提供されているWindows 11の最新バージョンは「25H2」です。
MicrosoftのWindows 11ダウンロードページでも、現在の正式版は「Windows 11 2025 Update|Version 25H2」と案内されています。
そのため、現在の状況は次のようになります。
| バージョン | 位置づけ |
|---|---|
| Windows 11 25H2 | 現在の一般向け正式版 |
| Windows 11 26H1 | 一部の新しいデバイス向け |
| Windows 11 26H2 | 2026年後半に提供予定の年次機能更新 |
| Insider版26H2 | 開発・検証中のプレビュー版 |
ネット上で「26H2が配信された」と書かれている場合でも、現時点ではInsider向けプレビュー版を指している可能性があります。
一般向けの正式配信が始まったという意味ではないため、情報の日付や対象となるチャネルを確認しましょう。
【関連記事】Windows 11 25H2の新機能・変更点・注意点
Windows 11 26H2はいつ配信される?
Windows 11 26H2は、2026年後半に提供される予定です。
ただし、2026年8月25日現在、Microsoftは一般向けの正式な配信日を発表していません。
名称が「26H2」であることや、これまでのWindows 11の更新時期を考えると、秋ごろに提供される可能性があります。しかし、具体的な月や日付については、Microsoftから正式な案内が出るまで断定できません。
記事などで「2026年○月に配信される」と紹介されていても、それがMicrosoftの正式発表ではなく、過去の配信時期をもとにした予測である場合があります。
すべてのパソコンへ一斉に配信されるとは限らない
正式配信が始まっても、すべての対象パソコンに同じ日に26H2が届くとは限りません。
Windows 11の機能更新は、パソコンの構成やドライバー、アプリとの互換性などを確認しながら、段階的に提供されるのが一般的です。
そのため、ほかの人のパソコンに26H2が表示されていても、自分のパソコンにはまだ表示されないことがあります。
Windows Updateに表示されない場合は、無理に手動インストールせず、Microsoftやパソコンメーカーから互換性に関する案内が出ていないか確認しながら待つと安心です。
Windows 11 26H1と26H2の違い
「26H1があるなら、現在のパソコンも26H1へ更新してから26H2に進むのでは?」と思う方もいるかもしれません。
しかし、Windows 11 26H1と26H2は、一般的な機能更新の順番として提供されるものではありません。
26H1は、2026年前半に登場した特定の新しいハードウェアをサポートするためのバージョンです。Microsoftは、既存のWindows 11搭載パソコン向けの機能更新ではないと説明しています。
一方、26H2は既存のWindows 11ユーザーにも提供される、2026年の年次機能更新です。
| 比較項目 | Windows 11 26H1 | Windows 11 26H2 |
|---|---|---|
| 主な目的 | 新しいハードウェアへの対応 | Windows 11の年次機能更新 |
| 主な対象 | 26H1を搭載して出荷される一部の新型パソコン | 対象となる既存のWindows 11搭載パソコン |
| 既存PCへの提供 | 24H2・25H2からの通常更新としては提供されない | 2026年後半に提供予定 |
| 一般ユーザーの対応 | 自分で更新する必要はない | Windows Updateによる案内を待つ |
26H1を先にインストールする必要はない
現在、Windows 11 24H2や25H2を使用しているパソコンに、26H1が表示されなくても問題ありません。
26H2へ更新するために、26H1を先にインストールする必要もありません。条件を満たすパソコンには、正式配信後にWindows Updateを通じて26H2が案内される見込みです。
「H1の次がH2」という名称だけを見ると、順番に更新するように感じますが、今回の26H1は通常の年次機能更新とは位置づけが異なります。
非公式サイトから26H1のISOファイルなどを探して、無理にインストールしないようにしましょう。
Windows 11 24H2・25H2から26H2への更新は小規模になる見込み
Windows 11 26H2は、24H2・25H2と同じWindowsコアやサービス基盤を共有しています。
Microsoftによると、最近のWindows 11を使用している対象パソコンでは、小さな「有効化パッケージ」によって26H2へ切り替えられる予定です。
有効化パッケージとは、毎月の更新プログラムなどを通じてあらかじめパソコンに追加されている機能を、短時間の更新によって有効にする仕組みです。
そのため、24H2や25H2から26H2への更新は、過去の大規模な機能更新と比べて、ダウンロードやインストールにかかる負担が小さくなる可能性があります。
ただし、2026年8月25日現在、一般向けの詳しい更新経路や提供条件はまだ発表されていません。使用しているバージョンやサポート状況によっては、先に25H2への更新を案内される可能性もあります。
現在24H2を使用している場合は、26H2が出るまで更新を止めるのではなく、Windows Updateに25H2が表示されていないか確認しておきましょう。
Microsoftは、Windows 11 24H2のHomeおよびProに対し、引き続きセキュリティ更新を受け取るため、25H2への更新を推奨しています。
Windows 11 26H2の対象となるパソコン
2026年8月25日現在、MicrosoftはWindows 11 26H2の詳しい対応機種一覧を発表していません。
ただし、26H2は25H2と同じ基盤を利用するため、現在Windows 11 25H2を正常に使用できているパソコンは、基本的に26H2の対象になると考えられます。
正式な対象機種や追加条件については、一般向けの配信が近づいた段階で、Microsoftや各パソコンメーカーから案内される可能性があります。
Windows 11のシステム要件は変わる?
現時点では、26H2への更新によってWindows 11の最小システム要件が大きく変更されるという公式発表はありません。
現在のWindows 11では、主に次の要件が設けられています。
- 1GHz以上で2コア以上の対応64ビットプロセッサ
- 4GB以上のメモリ
- 64GB以上のストレージ
- UEFIおよびセキュアブートへの対応
- TPM 2.0
- DirectX 12以上に対応したグラフィックス
- 9インチ以上、720p以上のディスプレイ
ただし、Windows 11本体をインストールできることと、すべての新機能を利用できることは別です。
AIを利用した一部の機能などは、Copilot+ PCをはじめとする対応ハードウェアが必要になる可能性があります。26H2へ更新できたとしても、すべてのパソコンで同じ機能を利用できるとは限りません。
パソコンメーカーの対応状況も確認する
Windows 11の要件を満たしていても、ドライバーやプリンター、周辺機器、メーカー独自ソフトなどとの互換性によって、26H2の配信が一時的に止められることがあります。
特に、仕事で使用しているパソコンや、古いプリンター・会計ソフトなどを使用している場合は注意が必要です。
正式配信後すぐに手動で更新するのではなく、次の情報を確認してから進めると安心です。
- パソコンメーカーの26H2対応状況
- 使用しているソフトの動作確認情報
- プリンターなどの周辺機器の対応ドライバー
- Microsoftが公表する既知の不具合
- Windows Updateに表示される互換性に関するメッセージ
Windows Updateに「このPCではまだ利用できません」などと表示された場合は、互換性の問題を避けるために配信が保留されている可能性があります。非公式な方法で制限を回避せず、対応が完了するまで待ちましょう。
Windows 11 26H2では何が変わる?
Windows 11 26H2に含まれるすべての新機能は、まだ確定していません。
Insider向けのプレビュー版では、ファイルエクスプローラーやコンテキストメニューなど、Windows 11の操作性やパフォーマンスを改善するためのテストが続けられています。
ただし、Insider版で試されている機能が、そのまますべて26H2の正式版へ搭載されるとは限りません。テスト結果によって内容が変更されたり、提供が延期・中止されたりすることもあります。
そのため、現時点では「26H2で必ず追加される新機能」と断定するのではなく、Microsoftの正式発表を待つ必要があります。
設定のバックアップに関する変更が予定されている
Microsoftは、Windows 11 26H2から、対象となる組織管理のデバイスで「Windows設定のバックアップ」に関するポリシーの初期動作を変更すると案内しています。
管理者が明示的に設定していない場合、対象デバイスではバックアップが有効になる方向へ変更される予定です。ただし、復元まで自動的に実行されるわけではなく、管理者は引き続き設定を制御できます。
この変更は、パソコンの初期化や交換、アップグレード後に、アプリや設定を復元しやすくすることを目的としています。👉Microsoft Windows Message Center
一般家庭で使用しているパソコンへの具体的な影響については、今後の正式な案内を確認する必要があります。
新機能は26H2だけに限定されない可能性もある
近年のWindows 11では、新機能が年1回の機能更新にまとめて追加されるとは限りません。
準備が整った機能から、毎月の更新プログラムやMicrosoft Storeのアプリ更新を通じて段階的に提供されることがあります。
そのため、Insider版でテストされている機能の一部が、26H2の正式配信前に25H2へ追加される可能性もあります。反対に、26H2へ更新しても、地域やパソコンの構成によって一部の機能がすぐに表示されないこともあります。
Windows 11 26H2に向けて今から準備すること
Windows 11 26H2はまだ一般向けに配信されていないため、今すぐ特別な操作をする必要はありません。
まずは、現在使用しているWindows 11のバージョンや更新状況を確認しておきましょう。
現在のWindows 11のバージョンを確認する
Windows 11のバージョンは、次の手順で確認できます。
- 「スタート」ボタンを右クリックします
- 「設定」を選択します
- 「システム」を開きます
- 画面を下へスクロールして「バージョン情報」を選択します
- 「Windowsの仕様」にある「バージョン」を確認します
「25H2」と表示されていれば、現在の一般向け正式版を使用しています。
キーボードの「Windows」キーと「R」キーを同時に押し、「winver」と入力して「OK」をクリックする方法でも確認できます。
【関連記事】Windowsのバージョンを確認する方法
Windows Updateを最新の状態にする
25H2を使用している場合は、毎月提供されるセキュリティ更新プログラムを適用しながら、26H2の正式配信を待ちましょう。
Windows Updateは、次の手順で確認できます。
- 「設定」を開きます
- 「Windows Update」を選択します
- 「更新プログラムのチェック」をクリックします
- 表示された更新プログラムをインストールします
- 必要に応じてパソコンを再起動します
24H2を使用している場合は、25H2への更新が表示されていないかも確認してください。
ただし、仕事で使用しているパソコンや会社・学校から支給されたパソコンでは、管理者が更新時期を制御していることがあります。自分の判断で手動更新せず、管理者からの案内に従いましょう。
【関連記事】Windows Updateが失敗する原因と対処法
大切なファイルをバックアップする
機能更新を行う前には、念のため大切なファイルをバックアップしておくと安心です。
写真や文書などを、次のような場所へコピーしておきましょう。
- 外付けSSDやUSBメモリ
- OneDriveなどのクラウドストレージ
- 別のパソコンやネットワークドライブ
OneDriveを使用している場合も、必要なファイルが正常に同期されているか確認してください。
機能更新で必ずファイルが消えるわけではありませんが、更新中のエラーやストレージの故障などに備えておくことが大切です。
【関連記事】Cドライブを“まるごと”バックアップする方法
ストレージの空き容量を確保する
Windows 11の機能更新では、更新ファイルのダウンロードや一時ファイルの保存に空き容量が必要です。
不要なファイルや使用していないアプリを整理し、Cドライブに余裕を持たせておきましょう。
空き容量は、次の手順で確認できます。
- 「設定」を開きます
- 「システム」を選択します
- 「ストレージ」をクリックします
- Cドライブの使用状況を確認します
必要な空き容量については、26H2の正式配信時にMicrosoftから示される情報を確認してください。
26H2を今すぐインストールしても大丈夫?
一般ユーザーが、現在テスト中の26H2を普段使いのパソコンへインストールすることはおすすめできません。
現時点の26H2は、Windows Insider Programで提供されている開発途中のプレビュー版です。正式版ではないため、次のような問題が発生する可能性があります。
- Windows Updateに失敗する
- 一部のアプリが起動しない
- ドライバーや周辺機器が正常に動作しない
- 画面表示や設定画面に不具合が起こる
- 動作が不安定になる
- Insider Programから通常版へ簡単に戻せない場合がある
実際にMicrosoftのInsider版には既知の問題が残っていることがあり、テスト中の機能が突然変更・削除される場合もあります。
26H2を試す場合は、不具合が起きても困らない検証用パソコンや仮想環境を使用するのが基本です。
非公式のISOファイルをダウンロードしない
検索すると、「Windows 11 26H2 ISO」などの名前でダウンロードを案内するサイトが見つかることがあります。
しかし、2026年8月25日現在、Microsoftの一般向けWindows 11ダウンロードページで提供されている正式版は25H2です。
出所の分からないISOファイルには、内容が改変されていたり、不正なプログラムが含まれていたりする危険があります。
26H2の正式版が提供されるまでは、非公式サイトからISOファイルをダウンロードしないようにしましょう。正式配信後も、Windows UpdateまたはMicrosoft公式サイトから入手してください。
Windows 11 26H2に関するよくある質問
Windows 11 26H2は本当に出るのですか?
はい。Microsoftは、Windows 11の次の年次機能更新が「バージョン26H2」になることを公式に発表しています。
ただし、2026年8月25日現在、一般向けの正式な配信日は発表されていません。現在提供されている26H2は、Windows Insider Programに参加しているテストユーザー向けのプレビュー版です。
Windows 11 26H2はいつ配信されますか?
2026年後半に提供される予定です。
ただし、具体的な配信日については、まだMicrosoftから正式に発表されていません。秋ごろに提供される可能性はありますが、現段階では予測として扱う必要があります。
26H2は無料でアップデートできますか?
対象となる正規ライセンス認証済みのWindows 11搭載パソコンには、Windows Updateを通じて追加料金なしで提供されると考えられます。
ただし、正式な提供条件や対象機種については、一般配信時のMicrosoftの案内を確認してください。
26H2へ更新する前に26H1を入れる必要がありますか?
いいえ。現在24H2や25H2を使用しているパソコンへ、26H1を先にインストールする必要はありません。
26H1は、一部の新しいハードウェアを搭載したパソコン向けのバージョンです。既存のパソコン向けに提供される通常の年次機能更新とは位置づけが異なります。
25H2を使っていれば26H2へ更新できますか?
現在25H2を正常に使用している対象パソコンには、Windows Updateを通じて26H2が提供される見込みです。
Microsoftは、最近のWindows 11を使用している対象パソコンについて、小さな有効化パッケージで26H2へ切り替える予定と説明しています。
ただし、正式な対象機種や提供条件はまだすべて発表されていません。ドライバーやアプリとの互換性に問題が見つかった場合は、パソコンごとに配信が一時的に保留されることがあります。
24H2から26H2へ直接更新できますか?
2026年8月25日現在、24H2から26H2への詳しい更新経路は発表されていません。
24H2を使用している場合は、まずWindows Updateを確認し、25H2が表示されていれば更新を検討しましょう。24H2のHomeおよびProはサポート期限が近づいているため、26H2を待つ目的で更新を止めることはおすすめできません。
Windows Updateに26H2が表示されない場合はどうすればいいですか?
正式配信後も、26H2は段階的に提供される可能性があります。
ほかのパソコンに表示されていても、自分のパソコンにはすぐ表示されないことがあります。互換性の問題によって配信が保留されている可能性もあるため、非公式な方法で強制更新せず、案内されるまで待ちましょう。
26H2のInsider版をインストールしてもよいですか?
普段使用しているパソコンへのインストールはおすすめできません。
Insider版は開発途中のテスト版であり、更新エラーやアプリの不具合が発生する可能性があります。試す場合は、不具合が起きても困らない検証用パソコンや仮想環境を使用してください。
まとめ
Windows 11 26H2は、Microsoftが2026年後半に提供を予定している次の年次機能更新です。
2026年8月25日現在、Windows Insider Programではプレビュー版のテストが進んでいますが、一般向けの正式な配信日は発表されていません。
今回のポイントをまとめると、次のようになります。
- Windows 11 26H2の提供はMicrosoftが正式に発表している
- 一般向けの詳しい配信日はまだ発表されていない
- 現在の一般向け正式版はWindows 11 25H2
- 26H1は一部の新型パソコン向けで、既存PCが先に更新する必要はない
- 最近のWindows 11から26H2へは、有効化パッケージによる移行が予定されている
- 26H2のすべての新機能や対象機種はまだ確定していない
- 現在利用できる26H2はInsider向けのプレビュー版
- 一般ユーザーはWindows Updateによる正式配信を待てばよい
Googleトレンドなどで「Windows 11 26H2」という言葉が急上昇していても、現時点で一般向けの配信が始まったわけではありません。
今はWindows Updateを最新の状態に保ち、大切なファイルのバックアップやストレージの整理をしながら、Microsoftからの正式な案内を待ちましょう。
