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Windows Updateが失敗する原因と対処法|0x800系エラー・更新できないときの解決策

Windows Updateに失敗したパソコンとエラー表示をイメージした画像

Windows Updateを実行しても、「インストールに失敗しました」「更新できませんでした」と表示されることがあります。

0x800から始まるエラーコードが出たり、再起動しても同じ更新が繰り返されたりすると、パソコンが故障したのではないかと不安になりますよね。

しかし、Windows Updateの失敗は、通信の一時的な問題、空き容量不足、更新ファイルの破損などで起きることもあります。

この記事では、Windows Updateが失敗する主な原因と、初心者でも試しやすい対処法を、簡単なものから順番に解説します。

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Windows Updateが失敗したときによくある症状

この記事では、次のような症状を対象にしています。

・「インストールに失敗しました」と表示される
・「更新できませんでした」と表示される
・0x800から始まるエラーコードが出る
・再起動しても同じ更新が繰り返される
・ダウンロードは完了するがインストールできない
・更新履歴に「失敗」と表示される

更新画面が0%や100%のまま動かない場合は、更新処理が止まっているとは限りません。長時間まったく変化しない場合は、別記事の「Windows Updateで固まる・終わらないときの対処法」も確認してください。

Windows Updateが失敗する主な原因

Windows Updateが失敗する原因は一つではありません。よくあるのは次のようなケースです。

・インターネット接続が一時的に不安定になっている
・以前の更新が完了しておらず、再起動待ちになっている
・Cドライブの空き容量が不足している
・ダウンロードした更新ファイルが破損している
・Windowsのシステムファイルに問題がある
・VPNや外付け機器、他社製セキュリティソフトが影響している
・更新プログラム自体に不具合がある

エラーが出ても、すぐにパソコンの故障と判断する必要はありません。まずは簡単で安全な方法から順番に確認していきましょう。

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更新前に確認したいこと

Windows Updateをもう一度実行する前に、電源や周辺機器、インターネット接続の状態を確認しておきましょう。特に何度も更新に失敗している場合は、次の3点を確認してから対処を進めてください。

■ ノートPCは電源アダプター接続がおすすめ

バッテリー残量が少ない状態では、更新中に電源管理が働くことがあります。
途中停止や再起動失敗を防ぐためにも、電源接続状態で進めると安心です。

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■ 外付け機器はいったん外す

USBメモリ、外付けHDD、古いプリンター、USBハブなどが接続されていると、ドライバー判定で更新が止まる場合があります。

使っていない機器は一度外してから更新すると、成功しやすくなることがあります。

■ VPNや特殊なネット接続を切る

会社用VPN、セキュリティ系ネットワークソフト、一部プロキシ環境では更新通信が正常にできないことがあります。

ご自宅の通常回線に戻して試すだけで改善する例もあります。

対処法①:少し待ってから再試行する

Microsoft側の混雑や、一時的な通信エラーで更新に失敗することがあります。

① 開いているファイルを保存します。

② 30分から数時間ほど時間を置きます。

③ [スタート]ボタンをクリックします。

④ [設定]を開きます。

⑤ [Windows Update]をクリックします。

⑥ [更新プログラムのチェック]をクリックします。

同じエラーが再び表示される場合は、次の対処へ進みます。

対処法②:PCを再起動する

以前の更新が再起動待ちになっていると、新しい更新をインストールできないことがあります。

① 作業中のファイルを保存します。

② [スタート]ボタンをクリックします。

③ 電源マークをクリックします。

④ [再起動]を選びます。

⑤ 再起動後に[設定]を開き、[Windows Update]から更新をもう一度実行します。

[シャットダウン]ではなく[再起動]を選ぶのがポイントです。

対処法③:空き容量を確認する

Windows Updateでは、更新ファイルのダウンロードや展開に空き容量が必要です。

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ [システム]をクリックします。

④ [ストレージ]をクリックします。

⑤ Windowsが入っているCドライブの空き容量を確認します。

空き容量が少ない場合は、ごみ箱を空にする、不要な一時ファイルを削除する、使っていないアプリを整理するなどの方法で容量を確保してください。

大きな機能更新では、通常の月例更新より多くの空き容量が必要になることがあります。

対処法④:トラブルシューティングを実行する

Windowsには、Windows Updateの問題を確認するためのトラブルシューティング機能があります。

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ 左側の[システム]をクリックします。

④ [トラブルシューティング]をクリックします。

⑤ [その他のトラブルシューティング ツール]をクリックします。

⑥ [Windows Update]の右側にある[実行する]をクリックします。

⑦ 画面の案内に従って確認を進めます。

処理が完了したらPCを再起動し、Windows Updateをもう一度実行してください。

※Windowsのバージョンによっては、「ヘルプを表示」アプリが開くことがあります。その場合も画面の案内に沿って進めれば大丈夫です。

対処法⑤:システムファイルを修復する

Windowsのシステムファイルに問題があると、更新を正常にインストールできないことがあります。

ここからはコマンドを使用するため、少し上級者向けです。入力内容をよく確認しながら進めてください。

① [スタート]ボタンを右クリックします。

② [ターミナル(管理者)]をクリックします。

③ 確認画面が表示されたら[はい]をクリックします。

④ 次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

DISM.exe /Online /Cleanup-image /Restorehealth

⑤ 処理が100%になるまで待ちます。

⑥ 続いて、次のコマンドを入力し、Enterキーを押します。

sfc /scannow

⑦ 検査が完了したら、PCを再起動します。

再起動後、Windows Updateをもう一度実行してください。処理には時間がかかる場合があります。途中で画面を閉じたり、電源を切ったりしないようにしましょう。

対処法⑥:Microsoft Update Catalogから手動でインストールする

Windows Updateで特定の更新だけが失敗する場合は、Microsoft Update Catalogから更新ファイルを入手できることがあります。

① Windows Updateの画面や更新履歴で、失敗した更新のKB番号を確認します。

② Microsoft Update Catalogを開きます。

③ 検索欄へKB番号を入力して検索します。

④ WindowsのバージョンとPCの種類に合う更新を選びます。

⑤ [ダウンロード]をクリックし、表示されたファイルを保存します。

⑥ ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に従ってインストールします。

更新プログラムは後続の累積更新に置き換えられることがあります。古いKB番号が見つからない場合や「この更新プログラムはお使いのコンピューターには適用できません」と表示される場合は、無理にインストールする必要はありません。

どのファイルを選べばよいか分からない場合は、手動インストールを行わず、次の対処へ進んでください。

対処法⑦:Windows Updateを使ってWindowsを修復する

Windows 11では、個人ファイルやアプリ、設定を残したまま、現在のWindowsを再インストールして修復できる場合があります。

① [スタート]ボタンをクリックします。

② [設定]を開きます。

③ [システム]をクリックします。

④ [回復]をクリックします。

⑤ 「Windows Updateを使用して問題を解決する」にある[今すぐ再インストール]をクリックします。

⑥ 画面の案内に従って進めます。

この方法では、現在と同じバージョンのWindowsを再インストールし、システムファイルやWindowsの構成を修復します。通常は個人ファイル、アプリ、設定が保持されますが、大切なデータは事前にバックアップしておくと安心です。

※この項目が表示されないPCや、会社・学校によって管理されているPCでは利用できない場合があります。

エラーコード別の見方

Windows Updateで表示されるエラーコードは、末尾の数字まで含めて確認することが大切です。

0x80070002・0x80070003

更新に必要なファイルが見つからない場合や、更新データの状態に問題がある場合に表示されることがあります。

まずは再起動、空き容量の確認、トラブルシューティングを試してください。

0x800f0922

更新サーバーへの接続、システム領域の空き容量、Windowsの構成などが関係して表示されることがあります。

VPNを使用している場合はいったん切断し、再起動後に更新を試してください。繰り返し表示される場合は、システムファイルの修復も検討します。

0x8024から始まるエラー

Windows Updateのサービス、ダウンロード状態、更新の判定などに関連するエラーです。

0x8024以降の数字によって原因が異なるため、エラーコード全体を控えて確認してください。

エラーコードだけで原因を断定することはできません。まずはこの記事の対処法を、簡単なものから順番に試してみましょう。

まとめ

Windows Updateに失敗しても、すぐに初期化や難しい操作をする必要はありません。

まずは、次の順番で確認してみましょう。

① 少し時間を置いて再試行する
② PCを再起動する
③ インターネット接続と空き容量を確認する
④ Windows Updateのトラブルシューティングを実行する
⑤ DISMとSFCでシステムファイルを修復する
⑥ 必要な場合だけ手動インストールを試す
⑦ Windows Updateを使った修復再インストールを検討する

途中で更新が正常に完了した場合は、それ以降の操作を行う必要はありません。

会社や学校のPCは組織によって管理されていることがあります。自分で設定を変更せず、管理者や情シスへ相談してください。

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