
Chromeでいつも使うページを固定していたのに、再起動したら固定タブが消えていたことはありませんか?
固定タブは、タブを小さく表示して左側にまとめられる便利な機能です。しかし、ブックマークのようにページを永久保存する機能ではありません。
Chromeの終了方法や起動時の設定、複数ウィンドウ、使用しているプロフィールなどによっては、次回起動時に固定タブが戻らないことがあります。
この記事では、Chromeの固定タブが消えたときの復元方法と、再起動後も残しやすくする設定を解説します。
消えた直後は、履歴を増やす前に復元操作を試してみてください。
- 1 Chromeの固定タブはブックマークとは違う
- 2 最初に「Ctrl+Shift+T」で固定タブを復元する
- 3 Chromeの履歴から「最近閉じたウィンドウ」を探す
- 4 別のChromeウィンドウが開いていないか確認する
- 5 Chromeのプロフィールが変わっていないか確認する
- 6 シークレットモードの固定タブは復元できない
- 7 Chromeの固定タブが消える主な原因
- 8 再起動後も固定タブを残す設定
- 9 複数ウィンドウを使う場合はChromeをまとめて終了する
- 10 消えると困るページはブックマークにも保存する
- 11 固定タブ・ブックマーク・履歴の違い
- 12 よくある質問
- 13 まとめ|固定タブとブックマークを使い分けよう
- 14 おすすめ関連記事
Chromeの固定タブはブックマークとは違う
Chromeの固定タブは、現在開いているウィンドウ内でタブを整理するための機能です。
タブを右クリックして[固定]を選択すると、タブが小さくなり、Chromeの左側にまとめて表示されます。
ただし、固定タブはページ自体を保存しているわけではありません。
Chromeのセッション情報が復元されなかった場合や、そのウィンドウを閉じた場合は、固定タブも消えることがあります。
消えると困るページは、固定タブだけでなくブックマークにも登録しておくと安心です。
最初に「Ctrl+Shift+T」で固定タブを復元する
固定タブが消えたときは、最初に次のショートカットキーを試します。
Ctrl + Shift + Tこのショートカットは、直前に閉じたタブやウィンドウを開き直す機能です。
固定タブが入ったウィンドウを閉じてしまった場合は、固定された状態を含めてウィンドウが復元されることがあります。
1回で戻らない場合は、何度か押してみてください。押すたびに、過去に閉じたタブやウィンドウが新しいものから順番に復元されます。
ただし、復元できる履歴には限りがあります。固定タブが消えたあとに多くのタブを開閉すると、目的のウィンドウを復元できなくなる可能性があります。
Chromeの履歴から「最近閉じたウィンドウ」を探す
ショートカットキーで戻らない場合は、Chromeの履歴を確認します。
- Chrome右上の[︙]をクリックします。
- [履歴]にマウスポインターを合わせます。
- 「最近閉じたタブ」や「最近閉じたウィンドウ」を確認します。
- タブが複数含まれている項目があればクリックします。
固定タブを含むウィンドウが履歴に残っていれば、複数のタブをまとめて復元できる場合があります。
履歴画面を直接開く場合は、アドレスバーに次を入力します。
chrome://history/固定していたページの名前やURLを覚えている場合は、履歴画面から検索して開き直すこともできます。
開き直したページをもう一度固定するには、タブを右クリックして[固定]を選択します。
別のChromeウィンドウが開いていないか確認する
Chromeを複数のウィンドウで使用していると、固定タブが別のウィンドウに残っていることがあります。
タスクバーにあるChromeのアイコンへマウスポインターを合わせ、ほかのウィンドウが開いていないか確認してみましょう。
[Alt]+[Tab]キーを押して、開いているウィンドウを順番に確認する方法もあります。
固定タブはChrome全体ではなく、固定したウィンドウに属しています。そのため、新しいウィンドウを開いても、別のウィンドウにある固定タブは表示されません。
Chromeのプロフィールが変わっていないか確認する
Chromeでは、仕事用・個人用など、複数のプロフィールを作成できます。
プロフィールごとに、次の情報が分かれています。
- ブックマーク
- 履歴
- 拡張機能
- 開いていたタブ
- 各種設定
いつもと違うプロフィールでChromeを開いていると、固定タブがすべて消えたように見えることがあります。
Chrome右上のプロフィールアイコンをクリックし、普段使用しているプロフィールが選択されているか確認してください。
タスクバーに複数のChromeアイコンを登録している場合は、別のプロフィール用アイコンを開いていないかも確認しましょう。
シークレットモードの固定タブは復元できない
シークレットモードで開いていたタブは、シークレットウィンドウを閉じると保存されません。
シークレットモードでは閲覧履歴も通常の履歴画面に残らないため、閉じたあとに固定タブを履歴から復元することは困難です。
あとで再び開きたいページは、通常のChromeウィンドウで開くか、URLを別の安全な場所へ保存しておきましょう。
Chromeの固定タブが消える主な原因
固定タブが消える原因は一つではありません。よくある原因を順番に確認します。
起動時の設定が「新しいタブページ」になっている
Chromeの起動時設定が「新しいタブページを開く」になっていると、前回終了時のタブは自動で復元されません。
固定タブを次回も開きたい場合は、「前回開いていたページを開く」に変更します。
固定タブがあるウィンドウを先に閉じた
Chromeを複数ウィンドウで使っている場合、固定タブがあるウィンドウだけを先に閉じると、そのウィンドウは「自分で閉じたウィンドウ」として扱われます。
そのあと別のChromeウィンドウを閉じると、次回起動時に固定タブが入っていない状態から始まることがあります。
この場合は、[Ctrl]+[Shift]+[T]キーや履歴の「最近閉じたウィンドウ」から復元できる可能性があります。
ChromeやWindowsが正常に終了しなかった
パソコンのフリーズ、突然の電源断、強制終了などが起きると、Chromeのセッション情報が正常に保存されないことがあります。
Windows Updateそのものが固定タブを削除するわけではありません。
ただし、更新に伴う再起動時にChromeが正常に終了できなかった場合は、開いていたタブが復元されない可能性があります。
Chromeのプロフィールが切り替わった
別のプロフィールでChromeを起動すると、以前のプロフィールで固定したタブは表示されません。
この場合、固定タブが削除されたわけではなく、別のプロフィール側に残っている可能性があります。
Chromeの設定が初期化された
Chromeの再インストール、プロフィールの作り直し、設定のリセットなどを行った場合は、以前のセッション情報が失われることがあります。
ブックマークを同期していても、固定タブの状態が必ず復元されるとは限りません。
再起動後も固定タブを残す設定
固定タブを次回起動時にも復元したい場合は、Chromeの起動時設定を確認します。
- Chrome右上の[︙]をクリックします。
- [設定]を開きます。
- 左側のメニューから[起動時]を選択します。
- [前回開いていたページを開く]を選択します。
設定画面を直接開く場合は、アドレスバーに次を入力します。
chrome://settings/onStartupこの設定を有効にすると、Chromeを終了したときに開いていた通常のタブと固定タブが、次回起動時に復元されやすくなります。
ただし、固定タブを含むウィンドウを自分で閉じた場合や、セッション情報が破損した場合は復元されないことがあります。
複数ウィンドウを使う場合はChromeをまとめて終了する
Chromeを複数ウィンドウで使用している場合は、固定タブのあるウィンドウだけを先に閉じないよう注意します。
すべてのウィンドウを現在の状態で終了したい場合は、Chrome右上の[︙]から[終了]を選択する方法があります。
次回、「前回開いていたページを開く」の設定で起動すると、終了時のウィンドウやタブが復元される可能性があります。
ただし、作業中の入力内容まで必ず保存されるわけではありません。入力途中のフォームや編集内容は、Chromeを終了する前に保存してください。
消えると困るページはブックマークにも保存する
固定タブは作業中のページへすぐ移動するための機能であり、重要なURLを長期間保存する用途には向いていません。
繰り返し使用するページは、ブックマークにも登録しておきましょう。
星マークから登録する
- 保存したいページを開きます。
- アドレスバー右側の星マークをクリックします。
- 保存先のフォルダを選択します。
- [完了]をクリックします。
ショートカットキーでも登録できます。
Ctrl + Dブックマークバーを表示または非表示にするショートカットは、次のとおりです。
Ctrl + Shift + B毎日使用するページは固定タブ、消えると困るページはブックマークというように使い分けると安心です。
固定タブ・ブックマーク・履歴の違い
| 機能 | 主な用途 | Chrome終了後 |
|---|---|---|
| 固定タブ | 使用中のタブを小さく整理する | 設定や終了方法によっては復元されない |
| ブックマーク | URLを長期間保存する | Chromeを閉じても残る |
| 履歴 | 過去に表示したページを探す | 削除やシークレットモードでは残らない |
「あとで読みたい」「消えると困る」というページは、固定タブだけに頼らず、ブックマークへ保存しておきましょう。
よくある質問
固定タブを閉じてしまいました。元に戻せますか?
閉じた直後であれば、[Ctrl]+[Shift]+[T]キーで戻せる可能性があります。
戻らない場合は、Chrome右上の[︙]→[履歴]から、最近閉じたタブやウィンドウを確認してください。
Chromeを再起動すると固定が解除されます
[設定]→[起動時]を開き、「前回開いていたページを開く」が選択されているか確認してください。
別のChromeプロフィールや別のウィンドウを開いていないかも確認しましょう。
Windows Updateが固定タブを削除するのですか?
Windows Updateが固定タブだけを選んで削除するわけではありません。
ただし、更新時の再起動やChromeの異常終了によって、終了時のセッション情報が正常に保存されない可能性はあります。
固定タブを確実に保存できますか?
固定タブの状態を必ず復元できるとは限りません。
消えると困るページはブックマークにも登録し、固定タブは作業中のページを整理する機能として使うのがおすすめです。
固定タブが別のパソコンにも同期されますか?
Chromeの同期を利用していても、固定タブの位置や固定状態が別のパソコンへ同じように再現されるとは限りません。
複数の端末で使いたいページは、ブックマークへ保存して同期する方法が確実です。
まとめ|固定タブとブックマークを使い分けよう
Chromeの固定タブが消えた場合は、最初に[Ctrl]+[Shift]+[T]キーを試します。
戻らない場合は、履歴の「最近閉じたウィンドウ」、別のChromeウィンドウ、使用中のプロフィールを確認してください。
再発を防ぐには、Chromeの起動時設定を「前回開いていたページを開く」に変更し、複数ウィンドウの終了順にも注意します。
固定タブは便利ですが、ページを永久に保存する機能ではありません。
毎日使うページは固定タブ、消えると困るページはブックマークというように使い分けておくと、突然タブが消えても慌てずに対応できます。

