
Windowsの共有フォルダを開こうとした時に、
「アクセスが拒否されました」
と表示されて困っていませんか?
共有フォルダに入れない、ファイルが開けない、資格情報を入れても弾かれる…。
このエラーはよくありますが、原因はひとつではありません。
結論からいうと、よくある原因は次の5つです。
- 共有フォルダのアクセス権限
- ログイン資格情報の不一致
- Windowsの共有設定
- ファイアウォールやネットワーク設定
- セキュリティ制限
この記事では、Windows 11 / Windows 10で共有フォルダの「アクセスが拒否されました」エラーを直す方法を、わかりやすく解説します。
まず最初に確認すること
共有フォルダのトラブルでは、設定を大きく変える前に簡単に確認できるポイントがあります。
まずはこちらを試してください。
✅ PCを再起動する
✅ 共有元PCが起動しているか確認
✅ 同じネットワークにつながっているか確認
✅ VPN接続中なら一度切る
✅ 以前の資格情報が残っていないか確認
一時的な通信エラーだけで解決することもあります。
共有フォルダのアクセス権限を確認する
共有フォルダのアクセス権限は、どちらか一方だけ設定していても不十分なことがあります。
例えば、
- 共有アクセス許可では「読み取りOK」
- セキュリティ権限では「拒否」
となっていると、結果としてアクセスできません。
厳しい方の設定が優先されるため、「設定したはずなのに入れない…」ということが起こります。
確認方法
- 共有したいフォルダを右クリック
- 「プロパティ」 を開く
- 「共有」タブ →「詳細な共有」→「アクセス許可」
- ユーザーまたは Everyone に必要な権限があるか確認
続いて、
- 「セキュリティ」タブ
- 同じユーザーにアクセス権があるか確認
共有設定だけでなく、セキュリティタブ側も忘れず確認してください。
資格情報(ユーザー名・パスワード)が合っているか確認する
共有フォルダでは、アクセス権だけでなく**ログイン情報(資格情報)**が原因で拒否されることもあります。
よくあるケース
- パスワードを変更した
- 以前の古い情報が保存されている
- Microsoftアカウントとローカルアカウントが混在している
「パスワードは合ってるはずなのに入れない…」という時は、このケースが多いです。
対処方法
- Windows検索で 資格情報マネージャー
- Windows資格情報
- 共有先PCに関係する情報を削除
- もう一度アクセスしてログインし直す
古い資格情報が残っているだけで直らないことはよくあります。
ネットワーク設定を確認する
家庭内や社内LANで共有している場合、ネットワーク設定が原因でアクセス拒否になることがあります。
特に確認したいのは ネットワークの種類 です。
Windowsが パブリックネットワーク になっていると、共有が制限されることがあります。
確認方法
- 設定
- ネットワークとインターネット
- 接続中のWi-FiまたはEthernet
- ネットワークプロファイル
「プライベート」 になっているか確認しましょう。
家庭や社内ネットワークなら通常はこちらです。
ファイアウォールでブロックされていないか確認する
Windows Defenderファイアウォールが、共有通信をブロックしている場合もあります。
確認方法
- コントロールパネル
- Windows Defender ファイアウォール
- アプリまたは機能を許可
- ファイルとプリンターの共有
ここにチェックが入っているか確認してください。
PCを再起動すると直ることもある
設定に問題がなくても、一時的な通信エラーで共有できなくなることがあります。
そんな時は
- 共有元PC
- アクセスする側PC
両方を再起動してみてください。意外とこれだけで直ることもあります。
Windows Update後に共有できなくなった場合
「昨日までは普通に使えていたのに、急にアクセス拒否になった…」
そんな場合は、Windows Updateの影響も考えられます。
Windows 10 / 11では、セキュリティ強化のために共有関連の仕様が変更されることがあります。
例えば、
- 古い共有方式(SMB関連)の制限
- ゲストアクセス無効化
- 資格情報の扱い変更
などです。
この場合は、以前の設定のままでは共有できなくなることがあります。
まずは
- 資格情報を削除して再登録
- ネットワーク設定確認
- 共有設定の見直し
を試してみましょう。
会社PC・ドメイン環境の場合
会社のPCで共有フォルダにアクセスできない場合は、個人設定ではなく会社のセキュリティポリシーが原因のこともあります。
例えば、
- 特定フォルダへのアクセス制限
- 共有通信の禁止
- 管理者による権限制御
- VPN必須設定
この場合、自分で設定変更しても解決しないことがあります。
社内ネットワークで起きている場合は、システム管理者に確認しましょう。
それでも「アクセスが拒否されました」と表示される場合
ここまで試しても改善しない場合は、次のポイントを確認してください。
- 共有元PCが起動しているか
- 共有フォルダ自体が削除されていないか
- ネットワーク経路に問題がないか
- セキュリティソフトが通信を止めていないか
- NASや共有機器の不具合がないか
共有トラブルは、Windows設定だけでなくネットワーク機器側が原因のこともあります。
FAQ
Q. パスワードが合っているのにアクセス拒否されます
Windowsが古い資格情報を保存している可能性があります。
資格情報マネージャーから削除して再入力してみてください。
Q. 家のPC同士なのに共有できません
ネットワーク設定が パブリック になっている可能性があります。
家庭内なら プライベートネットワーク に変更しましょう。
Q. Everyoneにしているのにアクセスできません
共有アクセス許可だけでなく、セキュリティ(NTFS)権限 でも拒否されている可能性があります。
両方確認してください。
まとめ
Windows共有で「アクセスが拒否されました」と表示される場合は、設定のどこかでアクセスが制限されている可能性があります。
今回のポイントをまとめるとこちらです。
| 原因 | 対処法 |
|---|---|
| アクセス権限 | 共有 / セキュリティ権限を確認 |
| 資格情報 | 資格情報マネージャーを削除 |
| ネットワーク設定 | プライベートネットワーク確認 |
| ファイアウォール | ファイル共有を許可 |
| Windows Update影響 | 共有設定を見直す |
| 一時不具合 | PC再起動 |
「アクセスが拒否されました」は原因が複数ありますが、順番に確認すれば解決できることが多いエラーです。
ぜひ、ここで紹介した解決法を試してみてください。
参考:Microsoft公式サイト
https://www.microsoft.com/ja-jp
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