メンタル心理カウンセラーもしている管理人です。
変わって行く子どもの生活
2020年を境に変わってしまった世界ですが、私たちは共存していかなければなりません。
そして子ども達も
私たちが体験した事の無い『子ども時代』
を過ごす事になります。
・大人数で遊べない
・マスク必須
・常に消毒液で手指を殺菌
など、私たち大人が「3秒ルール」などと言っていた遊びのような事も今は厳禁です。
必要な心の持ち方とは
これからの子どもたちにとって、必要になっていく心の持ち方とは
物事を正確に、そして前向きに捉える事ができる力
です。これは「なんでもかんでもプラス思考」という事ではありません。
ミスをしたり、注意を受けた時に「良い方向へ繋げられる発想力を持つ」という事です。思考はある意味『癖(クセ)』的部分が大きいとも言えます。その思考の癖を、良い方向へと導く事ができるのは、子どもと一緒にいる時間が長い『大人の仕事』だと感じています。
例えば・・
例を挙げると
子どもがテストで100点を取れなかった場合、あなたは子どもに対してどう言いますか?
「どうして満点じゃないの?」
「こんなにわからない事があるの?」
と責めてしまいませんか?
「だって怒らないとわからないんです!」と言われるかもしれませんが、怒った後で良いので
『理解できていない問題が、今わかって良かったね。』
とか
『この問題が次に出た時は、間違えないようにしっかり覚えとこうね!』
など、子どもが未来の成功に繋げられる発想を提案してあげて欲しいのです。
最近の傾向として「怒られ慣れていないから、打たれ弱い」と言われがちですが、私はそう思っていません。
怒られた事をプラスに変える力
毎日、お子様と接しているお母様方ならわかっていただけると思いますが、「怒る」「叱る」という行為は本当に疲れます。『怒らないで済むならどんなに毎日が楽か・・』と思いませんか?
これは学校や社会に出ても一緒なのですが「叱ってくれる」というのは、(一部の悪い例を除いて)人間形成や矯正するのに大切な行為です。そして怒られた方も「怒られた事を繰り返さない」という気持ちを持つ事が大切なのです。
打たれ弱いという事
先ほどの話に戻りますが・・・
テストで満点を取れなかった子どもが
『問題を正しく解く事が出来なかった』
という事実よりも
「お母さん(お父さん)に怒られる」
という心配の方が先に頭に浮かんだのなら、おそらく子どもの自主性はまだついていないでしょう。
子どもは親の支配下に置きすぎてはいけません
子どもは次第に自立していきます。
その手助けを親はしていくのです。
子どもは小さいながら、沢山の事を覚え、吸収し、成長していく1人の人間です。
その子どもの考え方を、良い思考に導いていけるのは、お母さん、お父さんです。
例え失敗しても、何か一つ
『子どもが前向きに考えられる言葉』
を、かけてあげて下さい。その積み重ねが、考え方の深みや広がり、そして成長につながっていくはずです。
最後に・・・
今まさに「時代の変換期」へと突入していきます。今を生きる子ども達は、私たちが経験してきた以上に迷い悩むかもしれません。そんな子ども達の「未来への希望」や「夢」に一歩でも近づけるよう、心に寄り添っていきたいと私は考えています。
子育て中のお母さんやお父さんは、お仕事と育児の両立に大変です。ただでさえ大変なのに、コロナ禍で不規則な生活を余儀なくされているのでは無いでしょうか?
どうか無理なさらず、助けてもらえるサポートはフルに活用して、決して1人で全部を抱え込みすぎないようにして下さいね。