今日は『ライターのお仕事に向いているか?』と言うお話をしようと思います。
「文章書くのが苦手なので、無理です」とやる前から諦めがちに言う人がいます。ライター=文章を書くのは当然ですが、実は文章が書けるだけでは難しいお仕事です。
「素人OK」「初心者OK」と書かれている案件も見かけますが、その場合報酬は激安です。ちゃんとした報酬をいただけるライターになる為には、守らなければいけない決まり事が多くあります。
一般常識や国語力、漢字の知識も必要です。また、クライアントさん(依頼人さん)に迷惑がかからないよう、様々な法律も知っておく必要があるのです。
では文章を書く以外に必要とされるものを順に説明して行きましょう。
①スケジュール管理
ライティングの依頼を受けると「いついつまでに仕上げて下さい」と納期が決められます。いただいた1件の仕事をするだけなら問題ありませんが、複数の案件を同時進行していくようになると、スケジュール管理が大事になってきます。
ライティングのお仕事の魅力はどこでも作業が行える事ですが(私は電車移動中もNOTEアプリを使って書いています)容量良く、仕事をきっちり遂行する為にもスケジュール管理は必要です。
書き方としてはまず
・自分が既に決まっている年間の行事(誕生日や帰省など)、事前の予定を記載してみる。
・出かける際に必ず持っておく
・電話や覚えておくべき事が出たら、書き留める
まず、この3点から始めて下さい。次第に書き方のコツや問題点が掴めてきます。
「大きな字で書きすぎた」
「後から見直すと、わからない事がある」
など、初心者がスケジュール帳を書く事が、簡単では無いと気づきます。
練習の為には、紙のスケジュール帳が良いのですが、スマホのスケジュール帳でも構いません。是非、自己管理も含めて「自分の行動を記載する癖」をつけて見て下さい。
②作業環境
これは結構重要です。昔のように紙と鉛筆で提出するライターは、ほとんどいないでしょう。依頼人さんはPCを使いますから、当然こちらもそれなりの周辺環境は必須です。
PC
高価なもので無くて良いです。必要なのはスペックやセキュリティです。自分の使いやすいもので大丈夫です。
プリンター
今では家電量販店に様々なプリンターが並んでいるので、自分の予算に合わせたものを購入しましょう。
・インクジェット式(家庭で使われるのは、これが主流ですが、インク代がやや高くつきます)
・レーザー式 (性能が良くオフィスなどで見かけますが、本体自体高額で、トナーやドラム、電気代など維持費も高額です。なのでオフィスでもレンタルやリースで使用している事が多いように思います)
・サーマル式 (写真印刷用に使われる事が多く、高品質な印刷が出来ます。難点は専用の用紙が必要だったりするので、一般的な印刷には不向きかな?と思います)
作業内容によりますが、文章を印刷する程度ならインクジェットプリンターがおすすめです。
また、これらの機器を配置し、仕事に取り組みやすい作業部屋づくりも大切です。
・ワーキングスペースの確保
・資料を収納するスペースの確保
・机や椅子が作業しやすいかどうか
なども、しっかり考慮していく必要があります。
ライターのお仕事では、機密文章を扱う事もあります。すなわち鍵のかかる机や保管庫などで書類の保管が必要になると言う事です。書くだけと思われがちなお仕事ですが、しっかりとした環境づくりの上で成り立っていく仕事なのです。
次のページでは、クラウドクリエイター(ライター)に欠かせないPCを用意する際に、注意しておかなければならない事を説明していこうと思います。
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