現代社会に潜むサイコパスの存在と見分け方・対策法

『サイコパス』と言う言葉をご存知でしょうか?

サイコパスとは・・・[psychopath]精神病質(その人格のために本人や社会が悩む、正常人格から逸脱したもの)である人   (デジタル大辞泉・小学館より抜粋)
私が考える「サイコパス」は、感情の一部分が欠落し、自分やごく一部の信頼している人物以外の人間や動物に対して、「愛情や思いやり」の感情が無い、もしくは著しく欠如していると言えます。
今回は『病的で危険なサイコパス』では無く、一般社会に潜んでいる、秩序が守れ、倫理観のある上級サイコパスの話をしたいと思います

新・賢いサイコの存在

私は勝手に頭の良いサイコと呼んでいます。(賢いサイコパス)本来サイコパスの人は、一般常識からかけ離れた、倫理観も道徳観念も無い人を指しますが、社会に潜む、それらを抑圧しつつ『普通の人の顔が出来るサイコ』の方も多くいらっしゃいます。

頭脳明晰ゆえに、一瞬で様々な考えが浮かび、無慈悲な対応から思いやりのある対応まで出来るのです。サイコパス独特の冷静な判断力で、社会的に活躍されている方が多くいらっしゃいます。そんなクレバーなサイコパスは意外にも多く、その中でも多種多様に分類されます。

無慈悲・頭脳明晰・仕事も出来るが孤独

私が思う最強の賢いサイコの方の特徴は、頭脳明晰で頭の回転も速く、一瞬で様々な角度から分析が出来ます。

恐ろしいまでに、言動を聞いた後の相手の考えや、行動、そして結果までが瞬時に浮かび、自分にとって最良の方法を導き出します。

スマートに、さりげなく、相手をジリジリ追い詰める様は、側から見ているだけでゾクっとします。

サイコパス同士、仲間意識がある

サイコパスの方は、サイコパスを見抜くのも早いです。

お互い嗅覚が鋭いので、少しの動作でサイコパスを見抜きます。そして自分に危害がないか?確認し合うのもクレバーなサイコパス独特の行動です。

決して敵にしてはいけない

クレバーなサイコパスは自分に非がある事』に対して精神誠意、謝罪します。

その時に、相手に嫌味な対応をされたりすると、いつか仕返しをします。

その仕返しも「いつの間にか、背後を取られていた!」と感じるほど、さりげなく、緻密で綿密に組み込まれた罠に、自ら足を踏み入れてしまうように、仕組まれてしまいます。

『人に優しく』と言う言葉は、足元をすくわれない為の戒めも含まれているようにすら感じます。

独特な世界観

独特な世界観と倫理観を持ち合わせているcleverなサイコパス集団は、友情や愛情で繋がっている事は少ないかもしれません。利害関係や、気が合うなど、自分にとってプラスかどうか?が判断基準になっています。

話が上手

おそらく、一般人とは見ている世界が違う事も興味深く、話をしているうちに、小説のように引き込まれてしまう事もあります。それほど話が上手で、また詭弁も上手です。それも頭の回転の良さゆえかもしれません。

一定の距離をとる

このように人間として魅力的な方が多いのですが、『楽しく話するから』と言って急に距離感を縮める事はお勧めしません

それは何故か?というと、この方々は普段「表の顔」で生活をしているのです。見事なほど、本心や野心は顔には出しません。ですから『とてつもなく優しい人』などと周りから思われる人も多いのです。

決してパーソナルスペースには踏み込まないよう、充分気をつけて下さい

優しいから何しても大丈夫なんて事は絶対に無い

優しい方達ですし、何でも器用にこなします。だからと言って、何でも丸投げしたり、偉そうに理不尽な事を言ってはいけません。その笑顔の奥に何を考えているかは、わからないです。

 

このように、頭の回転も良く、社会に溶け込んでいるサイコの方はたくさんいらっしゃいます。多様性の時代ですから、何の不思議もありません。

社会の中は、自分と同じ考えを持つ人ばかりでは無いのです。それをしっかり認識して行く事しか対策はないでしょう。

サイコパスの方は『自分の意見を無理強いしない→しかし、周りをジワリジワリ巻き込んで、自分の考えに近づける』事が出来るの力を持っているのも、新・サイコパスの方の特性であると考えています。

 

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