【2025年最新】Windows11 24H2で「更新が止まる・ネットが切れる」その原因と解決法

Windows 11 バージョン24H2にアップデート後、

• Windows Updateが止まったまま動かない

• Wi-Fiや有線LANでネットが切れる

といった不具合が多く報告されています。

そこで今日は、原因の特定と具体的な対処法を順番に解説します。

不具合1:Windows Updateが「0%のまま止まる」

まずWindows updateが0%で止まり、全く進まない事案についてです。

【主な原因】

• Microsoftの一時サーバー不具合

• Updateキャッシュの破損

• VPNやセキュリティソフトの干渉

• ストレージ不足(Cドライブ)

• システムファイルの破損

【対処法1】PCを再起動してネット接続を見直す

1. スタート → 「再起動」

2. 再起動後、必ずWi-Fiや有線が安定しているか確認

3. 可能であればスマホのテザリングで再度試す

【対処法2】トラブルシューティングツールを実行する

1. 「設定」→「システム」→「トラブルシューティング」

2. 「その他のトラブルシューティングツール」→「Windows Update」

3. 「実行」をクリック

4. 自動で修正できるか確認

【対処法3】更新キャッシュを手動で削除する(上級者向け)

1. 「スタートメニュー」 → 「cmd」と入力し、右クリックで「管理者として実行」

2. 以下のコマンドを入力

3. フォルダ C:\Windows\SoftwareDistribution を開き、中のファイルをすべて削除

4. 続いて以下のコマンドを入力してサービスを再起動

5. PCを再起動し、Windows Updateを試す


不具合2:Wi-Fiや有線LANの通信が切れる

ここからはWindows update中に通信が途切れてしまう不具合の対処法です。

【主な原因】

• 24H2でネットワーク管理方式が変更された影響

• ドライバーの未対応

• VPN/Proxyとの相性不具合

• DHCPの不具合(IPアドレスが割り当てられない)


【対処法1】Wi-Fi/有線接続の再構築

1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「状態」

2. 「ネットワークのリセット」を選択し、再起動

3. Wi-Fiなら再度パスワードを入力、有線なら接続し直す


【対処法2】DNS設定の変更

1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「アダプターの設定」

2. 使用中のネットワークを右クリック→「プロパティ」

3. 「インターネットプロトコルバージョン4 (TCP/IPv4)」を選択し、「プロパティ」クリック

4. 「次のDNSサーバーを使う」を選択し、以下を入力



【対処法3】ネットワークドライバーを更新

1. 「デバイスマネージャー」を開く(スタートメニューで検索)

2. 「ネットワークアダプター」→使用中のアダプターを右クリック

3. 「ドライバーの更新」→「自動検索」

4. 更新があれば適用後、再起動

【対処法4】VPN・プロキシを一時停止

1. 「設定」→「ネットワークとインターネット」→「VPN」

2. 現在接続中のVPNを「切断」

3. 「プロキシ」がONの場合は「無効」に変更

それでもダメなら…

• 復元ポイントを使ってアップデート前に戻す

• Windows 11 23H2へダウングレード

• KB5034848など関連する更新プログラムを削除してみる

✔️Microsoft・Windowsヘルプ公式ページはこちら

Windows11 24H2不具合・まとめ

不具合主な原因対処法(例)
更新が止まるキャッシュ破損 / 通信不安定再起動、トラブルシューティング、キャッシュ削除
ネットが切れるドライバー / DHCP / VPNDNS変更、ドライバー更新、VPN停止

今後の対策

Microsoftからは現在も根本的な修正パッチは出ていません(2025年3月時点)。

そのため、アップデート前のバックアップや復元ポイントの作成が重要です。

>今後、新しい修正がで次第、ここで解説していきます。

<関連記事>

《2025年4月追記あり》24H2インストールメディアの重大な不具合と対策

【注意喚起】Windowsアップデートは本当に必要?放置するとどうなる?

Windows10のサポート終了後も使える?サポート終了後に延命させるための4つの方法