【2025年版】BluetoothイヤホンをWindowsに接続する方法|Soundcoreで解説・音が出ない時の直し方まで

Windows 10/11でBluetoothイヤホンをPCに接続する手順を示すアイキャッチ

「Bluetoothイヤホンをパソコンに繋いだのに音が出ない…」

「毎回うまくペアリングできない…」

そんなときに“最短で”解決できるよう、Windows 10/11向けに接続手順から音の確認、よくあるエラーの直し方までを1ページでまとめました。本文はAnker Soundcoreを例に説明しますが、ほぼ全モデルで共通です。

この記事でできること
① Bluetoothイヤホンの初回ペアリング/再接続 

音が出るかの確認(左右テスト) 

マイクの選択 

繋がらない・片耳だけ・音が小さいを直す


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1. 1分でできる接続前の準備

  • イヤホンを充電ケースから出す/充電残量を確保
  • PCのBluetoothをオン(Winキー+ I →「Bluetoothとデバイス」→ Bluetoothをオン)。
  • すでに別のスマホに繋がっている場合は、一旦スマホ側のBluetoothをオフ(マルチポイント非対応モデルは特に)。

💡 Soundcoreの多くは右イヤホンが親機になっています。

右→左の順でつながります。まず右をケースから出すと安定しやすいです。


2. 初回ペアリング(Anker Soundcore例)

  1. イヤホンをペアリングモード
    • 充電ケースのボタン長押し、またはイヤホン長押しで白/青点滅(機種により表記は「ペアリング待機」)
  2. Windowsで追加
    • Winマーク+ I(これで設定画面が出てきます) →「Bluetoothとデバイス」→ デバイスの追加 →「Bluetooth」。
    • 一覧からお使いのBluetoothイヤホンを選び「接続」。
  3. 「接続済み/音声」と表示→ 完了。
    • タスクバーのスピーカーで出力先がイヤホンになっているかも確認してください。

※うまく出ない時は:ペアリングモードに入っていない/既に他端末と接続中のことが多いです。

いったんケースへ戻し、10秒待って再度長押し。

私の場合も、接続できないときはたいていスマホに接続されています。(スマホの接続を解除するとPCとつながります)


3. 音が出ているか“公式のやり方”で確認(左右テスト)

  1. Winキー+ I →「システム」→「サウンド」。
  2. 出力をお使いのBluetoothイヤホンに切り替え。
  3. テスト」を押すと、左→右の順で音が鳴ります(左右バランス確認)。
  4. 小さい/遠い音に感じたら、Windows側とアプリ側(YouTube/Teams等)両方の音量も確認。

片耳のみ:ケースへ戻して両耳を同時に出す/右を先に出す/イヤーピースの装着を見直すと復帰することが多いです。


4. マイクをPC会議で使う(Teams/Zoomなど)

①Winキー + I→「サウンド」→ 入力を「Soundcore(ハンズフリー)」へ。

②会議アプリの設定でも入力=Soundcore出力=Soundcoreに。

③テスト録音やマイクテストでレベルが動くか確認。

補足:Bluetoothの仕様で、マイクを使うと音楽用の高音質モード(A2DP)→通話用(HFP/HSP)に切り替わり、音質が落ちます。音楽鑑賞中はアプリ側の「マイクを使用しない設定」にしておくと高音質のまま楽しめます。


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5. よくあるトラブルの“最短解決”表

症状最初にやること次に試す
一覧にデバイスが出ないスマホ側Bluetoothをオフ/イヤホンを再度ペアリングモードへ「デバイスの追加」を開き直す/PC再起動/ケースで10秒リセット
接続済みなのに音が出ないタスクバーの出力先をSoundcoreへ変更設定→サウンド→出力テスト/アプリ側音量確認/ミュート解除
片耳だけ両方をケースへ戻し、右→左の順で取り出す左右の接点を拭く/ペアリングを一度削除→やり直し
音が小さい・こもるWindowsとアプリ両方の音量調整通話モードになっていないか確認/イコライザーや音量正規化をオフ
会議でマイクが使えない入力デバイス=Soundcoreに切替会議アプリのマイク権限・ミュートを解除/「プライバシーとセキュリティ」でマイク許可
毎回つながらないスマホなど他機器の自動接続を一旦オフデバイスを削除→再ペアリング/Bluetoothドライバー更新

6. それでもダメな時の“効く”直し方(順番に)

デバイスを削除→クリーン再接続

  1. Win + I →「Bluetoothとデバイス」。
  2. Soundcoreの「︙」→ デバイスの削除
  3. イヤホンをペアリングモードにし、再登録

サウンドの出力先を手動で固定

  • タスクバーのスピーカー→「出力デバイスの管理」→ 既定に設定をイヤホンに。
  • 会議アプリ(Teams/Zoom/Meet)側でも、入出力を両方お使いのイヤホンに固定

Bluetoothとサウンドのドライバーを更新

  • デバイス マネージャー →「Bluetooth」「サウンド、ビデオ…」→ 対象を右クリック → ドライバーの更新 → 自動検索。
  • PCメーカー配布のOEM版が安定することも多いです。

Bluetoothサービスの確認(上級者)

  • Win + Rservices.msc
    • Bluetooth Support Service が「実行中・自動」になっているか確認。停止なら再開。

競合を止める

  • ほかのBluetoothアプリ/ユーティリティ(古いドングル用ソフトなど)をアンインストール。
  • 同じ部屋で複数端末が同時にペアリングを試みると不安定。試験中は他端末のBluetoothを切る

ドングル(USB Bluetoothアダプター)で安定化

  • 古いPCや相性問題がある場合、USBアダプターを使うと接続が安定することが多いです(PC内蔵BT無効+ドングル優先)。

7. 便利ワザ(覚えておくと時短になります)

  • すぐに出力先を切替:タスクバーのスピーカーアイコンをクリック → 一覧からイヤホンを選ぶだけ。
  • 左右バランス:設定 → サウンド →「左/右バランス」。
  • 自動接続を抑える:スマホ側のBluetoothを一時オフにしてPCへ優先接続。
  • マルチポイントの癖:対応/非対応は機種次第。うまく切替られない場合は片方を切断してから接続。

まずは“つながる”を安定化

  • 古いPCや相性問題はUSB Bluetoothアダプターで解決することが多い
  • 会議用マイクを使うときは、入出力を両方Soundcoreに固定
  • 片耳・毎回不安定は、デバイス削除→再ペアリングが最短

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8. よくあるFAQ

Q. 音楽の音質が急に悪くなった

A. 会議アプリがバックグラウンドでマイクを掴むと、通話用プロファイルに切り替わって音が粗くなります。会議アプリを終了/マイク許可をオフに。

Q. 低遅延にしたい

A. 一部Soundcoreはゲームモードや低遅延モードあり。Windows・アプリ側の「高パフォーマンス」電源プランも併用。

Q. 片耳運用はできる?

A. 右(親機)単体で使えるモデルが多いです。片耳→両耳へ戻すときは、両方をケースへ入れてから出すと同期が早いです。


9. まとめ

  • 初回は「デバイスの追加」→ Bluetooth → Soundcore選択
  • 音が出ない時は出力先をSoundcoreへ、サウンドの“テスト”で左右確認
  • 片耳・繋がらない・毎回不安定なら、デバイス削除→再ペアリング、他端末の自動接続を一時停止、ドライバー更新
  • 会議で使うなら、入力(マイク)もSoundcoreに切替を忘れずに。

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