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Windowsで内部音声だけを録音する方法|マイク音なしで画面録画する手順【無料】

PCの音だけ録音したい

Windowsで画面を録画したときに、「PCから流れている音だけを入れたいのに、自分の声や周囲の音まで録音されてしまった」ということはありませんか?

マイク音声を無効にすれば、ゲーム音や動画の音、アプリの効果音など、パソコン内部で再生されている音だけを録音できます。

ただし、画面と音を一緒に録画したい場合と、音声だけを保存したい場合では、適した方法が異なります。

  • 画面と内部音声を一緒に録画したい:Xbox Game BarまたはOBS Studio
  • PCで流れている音だけを保存したい:Audacity

この記事では、Windows 11でPC内部の音だけを録音する方法を、標準機能と無料ソフトに分けてわかりやすく解説します。

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PC内部の音だけを録音したい場面

内部音声だけの録音は、次のような場面で役立ちます。

  • ゲーム画面とゲーム音を録画したい
  • アプリの操作方法を、効果音付きで記録したい
  • 自分で作成した動画や音声を保存したい
  • オンライン会議や講習会を、マイク音なしで記録したい

注意:YouTubeなどの配信動画や音楽、オンライン会議を録音・録画する場合は、著作権やサービスの利用規約を確認してください。会議や通話を記録するときは、事前に参加者の同意を得ることも大切です。

Xbox Game Barで画面と内部音声を録画する

アプリやゲームの画面とPC内部の音を一緒に録画するだけなら、Windows標準の「Xbox Game Bar」を利用できます。別のソフトをインストールする必要はありません。

録画中のマイクをオフにすれば、自分の声や周囲の音を入れずに、アプリから流れる音だけを録画できます。

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Xbox Game Barで録画する手順

  1. 録画したいゲームまたはアプリを開きます。
  2. Windowsキー+Gを押してXbox Game Barを表示します。
  3. 「キャプチャ」パネルで、マイクのアイコンがオフになっていることを確認します。
  4. 「録画を開始」ボタンをクリックします。
  5. 録画を終了するときは、停止ボタンをクリックします。

録画中にWindowsキー+Alt+Mを押すことでも、マイクのオン・オフを切り替えられます。

ただし、Xbox Game Barは主にゲームやアプリの録画用です。デスクトップ全体やエクスプローラーなど、録画できない画面もあります。録画範囲や音声を細かく設定したい場合は、次に紹介するOBS Studioが向いています。

OBS Studioで画面と内部音声だけを録画する

デスクトップ全体を録画したい場合や、録画する画面・音質・保存形式などを細かく設定したい場合は、無料の「OBS Studio」が便利です。

マイクを無効にし、デスクトップ音声だけを有効にすることで、PCから流れている音だけを含めた画面録画ができます。

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OBS Studioの特徴

  • 無料で利用でき、広告が表示されない
  • デスクトップ全体や特定のアプリを録画できる
  • 内部音声とマイク音声を個別に設定できる
  • 録画の画質・音質・保存形式を細かく変更できる
  • 画面録画だけでなく、ライブ配信にも対応している

OBS Studioをインストールする

  1. OBS Studioの公式サイトを開きます。
  2. 「Windows」をクリックして、インストーラーをダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に従ってインストールします。
  4. インストールが完了したら、OBS Studioを起動します。

初回起動時に「自動構成ウィザード」が表示された場合は、「録画のために最適化し、配信はしない」を選んで進めると、録画向けの基本設定が自動的に行われます。

自動構成ウィザードは、あとから「ツール」→「自動構成ウィザード」を選んで実行することもできます。

OBSでマイクを無効にする

  1. OBS Studioの右下にある「設定」をクリックします。
  2. 左側のメニューから「音声」を選びます。
  3. 「デスクトップ音声」を「既定」または現在使用しているスピーカー・ヘッドホンに設定します。
  4. 「マイク音声」を「無効」にします。
  5. 「適用」→「OK」の順にクリックします。

「マイク音声2」など、ほかのマイク項目が表示されている場合も「無効」にしてください。マイクが有効なままだと、自分の声・キーボード音・周囲の生活音などが録音されることがあります。

録画する画面を設定する

  1. OBSの「シーン」欄にある「+」をクリックし、新しいシーンを作成します。
  2. 「ソース」欄にある「+」をクリックします。
  3. 録画する内容に応じて「画面キャプチャ」「ウィンドウキャプチャ」「ゲームキャプチャ」のいずれかを選びます。
  4. 録画する画面またはアプリを選択し、「OK」をクリックします。
  • 画面キャプチャ:デスクトップ全体を録画する
  • ウィンドウキャプチャ:指定したアプリのウィンドウを録画する
  • ゲームキャプチャ:ゲーム画面を録画する

複数のディスプレイを使用している場合は、録画したいディスプレイが選ばれているか確認してください。意図しない画面や通知が映り込まないよう、録画前に短いテストを行うと安心です。

録画ファイルの保存先と形式を設定する

  1. 画面右下の「設定」をクリックします。
  2. 左側のメニューから「出力」を選びます。
  3. 「録画ファイルのパス」で保存先を指定します。
  4. 「録画フォーマット」で「MKV」を選びます。
  5. 「適用」→「OK」の順にクリックします。

MKVは、録画中にOBSやパソコンが突然終了した場合でも、ファイル全体が破損しにくい形式です。

録画後にMP4が必要な場合は、OBSの「ファイル」→「録画の再多重化」を開き、作成したMKVファイルをMP4へ変換できます。動画を変換しても、通常は再エンコードされないため、画質は低下しません。

内部音声だけが反応しているか確認する

録画を始める前に、OBSの「音声ミキサー」を確認します。

  • デスクトップ音声:PCで音を再生したときに音量メーターが動いている
  • マイク:表示されていない、またはスピーカーアイコンがミュートになっている

マイクをミュートした場合は、スピーカーアイコンに斜線が付いていることを確認してください。デスクトップ音声のメーターが動かない場合は、OBSで選択している再生デバイスと、Windowsで実際に音を出しているスピーカーやヘッドホンが一致しているか確認します。

OBSで録画を開始する

  1. 画面右下の「録画開始」をクリックします。
  2. 録画したい動画やアプリを操作します。
  3. 録画が終わったら、OBSに戻って「録画終了」をクリックします。
  4. 指定した保存先を開き、映像と内部音声が正しく記録されているか確認します。

いきなり長時間録画するのではなく、最初に10秒程度のテスト録画を行い、マイク音が入っていないことや音量が適切であることを確認しておくと失敗を防げます。

AudacityでPC内部の音だけを録音する

画面を録画する必要がなく、PCから流れている音だけを音声ファイルとして保存したい場合は、無料の音声編集ソフト「Audacity」が便利です。

Windowsの「WASAPIループバック」機能を利用すると、マイクを使わずに、スピーカーやヘッドホンから再生されている音を直接録音できます。

Audacityをインストールする

  1. Audacityの公式サイトを開きます。
  2. Windows版をダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルを開き、画面の案内に従ってインストールします。
  4. インストールが完了したら、Audacityを起動します。

Windows WASAPIを使って録音する

  1. Audacityを起動します。
  2. 画面上部の「オーディオ設定」をクリックします。
  3. 「ホスト」から「Windows WASAPI」を選びます。
  4. 「録音デバイス」から、現在使用しているスピーカーまたはヘッドホンの名前に「(loopback)」と付いた項目を選びます。
  5. 赤い録音ボタンをクリックし、録音したい音をPCで再生します。
  6. 録音が終わったら、停止ボタンをクリックします。

たとえば、Windowsで「スピーカー(Realtek Audio)」を使っている場合は、「スピーカー(Realtek Audio)(loopback)」のように表示される項目を選びます。

スピーカーとヘッドホンを切り替えた場合は、Audacity側の録音デバイスも、現在音が出ている機器の「loopback」に変更してください。

録音した音声を書き出す

録音が終わったら、必要に応じて音声の前後にある不要な部分を選択して削除します。その後、音声ファイルとして書き出します。

  1. 「ファイル」をクリックします。
  2. 「オーディオをエクスポート」を選びます。
  3. 保存先とファイル名を指定します。
  4. MP3やWAVなど、使用目的に合った形式を選びます。
  5. 「エクスポート」をクリックして保存します。
  • MP3:ファイルサイズが小さく、一般的な再生や共有に向いている
  • WAV:音質を保ちやすいが、ファイルサイズが大きくなる

Audacityで内部音声を録音できないときの確認項目

録音ボタンを押しても波形が表示されない場合は、次の項目を確認してください。

  • オーディオホストが「Windows WASAPI」になっているか
  • 録音デバイスに「(loopback)」と付いた項目を選んでいるか
  • Windowsで実際に音を出しているスピーカーやヘッドホンと、Audacityで選んだデバイスが一致しているか
  • Windowsや再生アプリの音量が小さすぎないか
  • Bluetoothイヤホンなど、別の再生デバイスへ音が切り替わっていないか

設定を変更したあとも録音できない場合は、Audacityをいったん終了し、再起動してからもう一度デバイスを選び直してください。

通常の方法で録音できない場合はVB-Audio Cableを使う

OBS StudioやAudacityで内部音声を録音できない場合は、「VB-Audio Cable」という仮想オーディオデバイスを利用する方法があります。

VB-Audio Cableを使うと、PCから出る音を仮想的な入力デバイスへ送れるため、録音アプリで内部音声として取り込めます。

ただし、Windowsの再生デバイスを変更する必要があり、設定によってはスピーカーやヘッドホンから音が聞こえなくなることがあります。初心者の方は、まずOBS StudioまたはAudacityを試してください。

VB-Audio Cableを使う基本手順

  1. VB-Audio公式サイトからVB-CABLEをダウンロードします。
  2. ダウンロードしたファイルを展開し、セットアップファイルを管理者として実行します。
  3. インストール後にWindowsを再起動します。
  4. Windowsのサウンド設定を開き、音声の出力先を「CABLE Input」に変更します。
  5. 録音アプリの入力デバイスを「CABLE Output」に設定します。
  6. 録音を開始し、PCで録音したい音を再生します。

録音が終わったら、Windowsの音声出力先を普段使っているスピーカーやヘッドホンへ戻してください。

注意:出力先を「CABLE Input」にすると、通常はスピーカーから音が聞こえなくなります。録音中の音も同時に聞きたい場合は、Windowsの「このデバイスを聴く」機能や音声ミキサーソフトなど、追加の設定が必要です。

よくある質問

Q. OBSでPC内部の音が録音されません

A. OBSの「設定」→「音声」を開き、「デスクトップ音声」に現在使用しているスピーカーまたはヘッドホンが選ばれているか確認してください。

Windowsで音の出力先を切り替えた場合は、OBS側のデバイス設定も変更する必要があります。音声ミキサーの「デスクトップ音声」にあるメーターが動いているかも確認しましょう。

Q. マイクをオフにしたのに、自分の声や周囲の音が入ります

A. OBSの「マイク音声」以外に、別の音声入力デバイスが追加されている可能性があります。

「設定」→「音声」で「マイク音声」「マイク音声2」などをすべて無効にしてください。音声ミキサーのソースに「映像キャプチャデバイス」や別のマイクが登録されていないかも確認します。

Q. 録音した音にノイズや音割れがあります

A. 音声ミキサーのメーターが赤い範囲まで振れている場合は、録音音量が大きすぎる可能性があります。OBSやWindows、再生しているアプリの音量を少し下げて、短いテスト録音を行ってください。

音が途切れたり雑音が入ったりする場合は、Bluetooth機器の接続状態やオーディオドライバー、Windowsの「オーディオの拡張機能」も確認します。

Q. 録画ファイルの容量が大きすぎます

A. OBSの「設定」→「出力」→「録画」で録画品質を下げるか、「設定」→「映像」で出力解像度やフレームレートを下げると、ファイルサイズを抑えられます。

ただし、設定を下げすぎると文字や映像が見づらくなります。変更後は短時間のテスト録画を行い、画質を確認してください。

Q. Audacityに「loopback」が表示されません

A. オーディオホストが「Windows WASAPI」になっているか確認してください。また、現在使用しているスピーカーやヘッドホンと同じ名前の「(loopback)」を探します。

再生デバイスを変更した直後は正しく表示されないことがあります。その場合は、Audacityを終了してから起動し直してください。

Q. Windowsの標準機能だけでも内部音声を録音できますか?

A. 画面と内部音声を一緒に録画する場合は、Xbox Game Barを利用できます。録画前にマイクをオフにすれば、自分の声や周囲の音を除外できます。

ただし、Xbox Game Barではデスクトップ全体や一部の画面を録画できません。録画範囲や音声を細かく設定したい場合はOBS Studio、音声だけを保存したい場合はAudacityが適しています。

Q. 録音中の音を消音しても録音できますか?

A. Windowsや再生アプリの音量を完全にミュートすると、内部音声も録音されないことがあります。

周囲に音を出したくない場合は、スピーカーをミュートするのではなく、イヤホンやヘッドホンを接続して録音する方法がおすすめです。

[PR] 長時間の録画データを保存したい方へ

長時間の画面録画では、保存ファイルの容量が大きくなることがあります。パソコンの空き容量が少ない場合は、外付けSSDを保存先として活用できます。

まとめ

WindowsでPC内部の音だけを録音する方法は、画面も一緒に録画するか、音声だけを保存するかによって異なります。

  • 手軽に画面と内部音声を録画したい:Xbox Game Bar
  • 録画範囲や画質・音声を細かく設定したい:OBS Studio
  • 画面は不要で、PCの音だけを保存したい:Audacity
  • 通常の方法で録音できない、音の流れを細かく設定したい:VB-Audio Cable

録音前には、マイクが無効になっていることや、使用するアプリで内部音声が正しく認識されていることを確認しましょう。最初に10秒程度のテスト録音を行えば、音が入っていない、マイク音まで入っていたといった失敗を防げます。

初めて試す方は、画面付きならXbox Game BarまたはOBS Studio、音声だけならAudacityから始めるのがおすすめです。

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