すぐできる!動きの遅いWindows PCをサクサク動かす方法7選

「最近パソコンの動きが遅くてイライラする…」

そんなお悩みを抱えている方は少なくありません。この記事では、初心者でも簡単に実践できる、Windowsパソコンを軽くしてサクサク動かすための方法をご紹介します。


なぜPCは遅くなるの?

パソコンが重くなる主な原因は次のようなものです:

• 起動時に自動で動くソフトが多すぎる

• 不要なファイルやキャッシュの蓄積

• メモリ不足

• ウイルスや不要な常駐ソフト

• 古くなったハードディスクやOSの不具合

原因がわかれば、対処もしやすくなります。

すぐに試せる!7つの改善方法

① 起動時に自動で立ち上がるソフトを減らす

• 方法

タスクマネージャー(Ctrl + Shift + Esc)

→「スタートアップ」タブ

から不要な項目を「無効」にする。

② 不要な常駐ソフトを停止する

• セキュリティソフトは1つでOK!

他の常駐ソフトもタスクトレイにあるアイコンから停止可能。


▶︎「タスクトレイ」とは、画面右下(時計の横)にある、小さなアイコンが並んでいる場所のことです。

ここには、現在バックグラウンドで動いているソフトや機能のアイコンが表示されます。

【タスクトレイまでの手順】

【方法1】マウスで確認する方法

1. デスクトップ画面の右下を見てください(時計のある場所)。

2. 時計の左隣にある小さな「上向き矢印(^)」をクリックします。

3. すると、「タスクトレイ」の中に隠れていたアイコンが一覧で表示されます。

4. 各アイコンにマウスを乗せると、何のアプリなのかポップアップで表示されます。

5. 使っていないソフトや不要なアプリがあれば、右クリックして「終了」「無効化」などを選択できます。

【補足】

① タスクトレイにあるアプリは「常駐ソフト」と呼ばれ、パソコンの起動や動作を重くする原因になりやすいです。

②右クリックメニューに「設定」や「終了」がない場合、そのアプリは設定から変更する必要があります。


③ ディスクのクリーンアップをする

• 方法

エクスプローラー

 →「このPC」

  →Cドライブを右クリック

   →「プロパティ」

    →「ディスクのクリーンアップ」

④ 一時ファイルを削除する(私はこれを常時やってます)

• 方法

Windowsキー + R

→「%temp%」と入力

  →中身をすべて削除

⑤ メモリを増設する(物理的な対策)

• メモリが4GB以下なら8GB以上への増設がおすすめ。

⑥ ウイルスチェックをする

• 無料の「Windows Defender」でスキャン可能。

⑦ 再起動してみる

• 意外と効果あり。PCを長時間使っていると動作が重くなることも。

それでもダメなら…最後の手段

■ 不要なソフトのアンインストール

• 使っていないアプリは「設定」→「アプリ」から削除。


▶︎Windowsでは「使っていないから」といって、安易に削除してはいけない重要なアプリもあります。

「絶対に削除しない方がいい代表的なアプリ」をご紹介します。

【絶対に削除してはいけないアプリ・ソフト】

1. Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ

• ゲームやソフトを動かすために必要なライブラリです。

• 複数入っていてもOK!削除するとソフトが動かなくなることもありますから注意してください。

2. Microsoft .NET Framework

• 多くのWindowsアプリがこれを土台に動いています。

• 消すとアプリの起動エラーが発生する可能性大です。

3. Windows セキュリティ / Windows Defender

• Windowsに標準搭載されているウイルス対策ソフトです。

• 他のセキュリティソフトを使っていないなら絶対に必要!

4. ドライバ関連のソフト(Intel、Realtek、NVIDIAなど)

• 音が出ない、画面が映らないなどのトラブルの原因になります。

• 例:「Realtek HD Audio Manager」「Intel Graphics Driver」

5. プリインストールされているPCメーカー独自のユーティリティ

• 例:「VAIO Control Center」「Dell SupportAssist」など

• 電源管理やファンクションキー制御に関わっている場合があります。

6. Windows Update 関連のソフトやコンポーネント

• 自動更新やセキュリティ維持に必要。削除しないよう注意してくださいね!

【削除してもOKなことが多いアプリの例(判断基準)】

• 試用版のOfficeやウイルス対策ソフト(使っていない場合)

• 期限切れのゲームや広告系のアプリ

• 自分でインストールして使っていないもの

このように、わからないアプリ名があった場合は、検索して安全か確認してから削除するのが安心です。


■ HDDをSSDに換装する

• 劇的に速くなる一番の方法です。

最近は1万円以内でもSSDが購入可能。

Windows PCに自分でSSDを実装する方法

■ 初期化する

• Windowsの

「設定」

  →「回復」

   →「このPCを初期状態に戻す」

でPCが初期状態に戻ります。

※必ずデータのバックアップは忘れずにしておいてから作業してください!

動きの遅いWindows PCの対策まとめ

動作が遅いWindows PCは、ちょっとした工夫と設定で劇的に改善することができます。

まずは

【スタートアップの見直し】や【一時ファイルの削除】

など、手軽な方法から試してみましょう。

パソコンがサクサク動くだけで、毎日の作業がストレスフリーになりますよ!

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