好きな動画をスクリーンセーバーにする方法(Windows 11/10対応)注意点と安全な戻し方

パソコンが操作されていないとき、黒い画面の代わりにお気に入りの動画が流れたら楽しいですよね。
ただし Windows には「動画をスクリーンセーバーにする」標準機能がないため、外部ツールを使う方法か、上級者向けの設定(自己責任)が必要です。

この記事では、まず 安全で戻しやすい方法を紹介し、次に「どうしてもVLCでやりたい人向け」の手順、最後に 不具合が起きたときの戻し方までまとめます。

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おすすめは「スクリーンセーバー化ツール」

Windowsのスクリーンセーバーに設定する手順を示すイメージ図。ノートパソコン、ビデオアイコン

Windowsのスクリーンセーバーは本来 .scr(スクリーンセーバー用の実行ファイル) を起動します。動画を .scr 形式として登録できるタイプのツールを使うほうが、仕組みに合っていてトラブルが少なめです。

  • レジストリを触らずに済むことが多い
  • 「スクリーンセーバーの設定」画面から普通に選べる
  • うまくいかないときも戻しやすい

※ツール名は入れ替わりがあるため、導入時は「公式サイトか」「配布元が明確か」「評判が極端に荒れていないか」を確認してください。


どうしてもVLCでやりたい人向け(上級者向け・自己責任)

ここから先は 環境によってうまく動かないことがある手順です。
勤務先・学校などの管理PCでは、そもそもレジストリ編集が禁止の場合があるので避けてください。

用意するもの

  • VLC media player(公式サイトから入手)
  • 使いたい動画ファイル(まずは軽めの動画推奨:720p程度/短め)

手順:SCRNSAVE.EXE で VLC を呼び出す(ユーザー単位)

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1) 動画ファイルを固定の場所に置く

例:C:\Videos\myvideo.mp4 のように、移動しない場所に保存します。
(後でパスを指定するため、分かりやすい場所が安全です)

2) レジストリエディターを開く

  • Windows検索で regedit
  • 右クリック → 管理者として実行(出ない場合は通常起動でも可)

3) 次の場所へ移動

HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\Desktop

4) 文字列値「SCRNSAVE.EXE」を設定

右側で右クリック → 新規 → 文字列値
名前:SCRNSAVE.EXE

値のデータに、VLCと動画のフルパスを指定します。

【例】

"C:\Program Files\VideoLAN\VLC\vlc.exe" --fullscreen --qt-start-minimized --play-and-exit --no-audio "C:\Videos\myvideo.mp4"

ポイント

VLCの場所が違うPCもあります(Program Files (x86) など)。実際の場所に合わせます。音を出したくない場合は --no-audio を入れてください。

まずは短い動画で動作確認すると安全です。


スクリーンセーバーとして動くか確認する

  1. 設定 → 個人用設定 → ロック画面
  2. 「スクリーンセーバー」設定を開く
  3. プレビューで確認

※環境によっては「プレビューで動くのに、放置起動だと動かない」ことがあります。その場合は後述のトラブル対処へ。


デメリット

  • PC負荷:動画はCPU/GPUを使うので、発熱・ファン音が増えることがあります
  • バッテリー消費:ノートPCでは特に減りが早くなります
  • 相性:Windows更新やVLC更新で動かなくなることがあります
  • マルチモニター:片方だけ黒い、メイン画面しか映らない等が起きがち

動画スクリーンセーバーは、見た目が楽しくなる反面、通常のスクリーンセーバーよりもPCに負担がかかりやすい仕組みです。
特にノートPCや省電力のパソコンでは「熱くなる」「ファンが回る」「バッテリーが減る」などが起きやすいので、まずは短い動画・低めの画質で試すのがおすすめです。
不安な方は、いつでも元に戻せるように、設定前に現在のスクリーンセーバー設定をメモしておくと安心です。

よくあるトラブルと対処

音が出て困る

  • --no-audio を追加する
  • もしくは無音動画を使う(BGMなし素材)

すぐスリープして再生されない

  • 設定 → システム → 電源(電源とスリープ)
  • スリープまでの時間を、スクリーンセーバー起動より長くします

4K動画で重い/カクつく

  • 動画を720p程度に落として試す
  • まずは短い動画で安定確認してから本番に

動画スクリーンセーバーは、環境や設定のわずかな違いで挙動が変わることがあります。
ここでは、実際によく報告されるトラブルを症状別に整理し、専門知識がなくても確認できる対処法だけをまとめています。

失敗したときの戻し方

  1. スクリーンセーバーを「なし」に戻す
  2. レジストリで
    HKEY_CURRENT_USER\Control Panel\DesktopSCRNSAVE.EXE削除(または空欄)
  3. VLCを入れ直しても直らなければ、いったんスクリーンセーバー自体を使わない運用へ

設定後に「画面が真っ黒のまま」「スクリーンセーバーが起動しない」「挙動が不安定になった」などの違和感が出ることがあります。
その場合は、慌てて再インストールや初期化をする必要はありません。下の手順を上から順に試せば、多くのケースで元の状態に戻せます。


まとめ(差し替え)

動画をスクリーンセーバーにする方法はいくつかありますが、Windowsの仕組みに合っていてトラブルが少ないのは 「スクリーンセーバー化ツール(.scr化)」のほうです。
VLCで実現する方法もありますが、レジストリ編集が必要になり、環境差も出やすいので 戻し方までセットで理解してから試すのが安心です。

「楽しいカスタマイズ」ほど、失敗したときに元に戻せる設計にしておくと、気軽に挑戦できます。

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