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【Windows 10 ESU】KB5068781の詳細解説:対象バージョン確認からインストール手順・エラー対処まで

KB5068781のセキュリティ更新を解説するアイキャッチ画像。上部に『KB5068781 セキュリティ更新』という文字、下部には『Windows 10 ESU』と表示されたノートPCと、セキュリティ強化をイメージした黄色い盾と錠前アイコンが並んでいる。

Windows Updateの履歴を確認していると、「KB5068781」という更新プログラムを見かけることがあります。KB5068781は、Windows 10の延長セキュリティ更新プログラム(ESU)利用者向けに提供された累積更新プログラムです。

この記事では、KB5068781の役割や対象ユーザー、インストール時の注意点をわかりやすく解説します。

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KB5068781とは?

KB5068781 は、Windows 10 向けの「セキュリティ更新プログラム(ESU初回パッチ)」です。
ESU(拡張セキュリティ更新プログラム)に登録したPCだけ に配信される最初の累積更新プログラムになります。

  • OSビルド
    • 21H2:19044.6575
    • 22H2:19045.6575
  • 主な役割
    • Windows 10 の脆弱性をまとめて修正
    • 10月の更新(KB5066791)までの修正内容もすべて含む累積アップデートです。

1. 自分のPCが KB5068781 の対象か確認する

まずは、自分のPCにこの更新が関係あるかどうか をチェックします。
PCが苦手な方でも、順番通りに進めれば大丈夫です。

1-1. Windows 10 のバージョンを確認する手順

  1. 画面左下の [スタート]ボタン をクリック
  2. [設定](歯車アイコン) をクリック
  3. [システム] をクリック
  4. 左メニューから [バージョン情報] を選ぶ
  5. 画面の下の方にある
    • エディション
    • バージョン
    • OS ビルド」を確認

KB5068781 の対象になるのは、次のPCです。

  • Windows 10 Enterprise LTSC 2021(21H2)
  • Windows 10 バージョン 22H2
  • かつ、ESU(拡張セキュリティ更新)に登録済みのPC

「Home」「Pro」で、ESU未登録のままの場合は、
Windows Updateを開いても KB5068781 は表示されません。

1-2. ESUに登録できているか、ざっくり確認するポイント

ESUの登録ウィザードを使って登録したPCであれば、

  • 10月以降も「セキュリティ更新プログラム」が届いている
  • Windows Update で「Windows 10 の更新サービスは終了しました」だけではなく、ESU関連の更新(KB5071959 など) が表示されているといった状態になっているはずです。

※「ESUの登録がちゃんとできているか不安…」という場合は、先に ESU 登録手順の記事(別記事)を確認しておくと安心です。👉まだ使えるWindows 10|拡張セキュリティ更新(ESU)の無料登録ガイド


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2. KB5068781の主な役割

① セキュリティの脆弱性修正

KB5068781 では、主に次のような脆弱性がまとめて修正されています。

  • GDI+ のリモートコード実行の脆弱性
  • DirectX グラフィックス カーネルのサービス拒否の脆弱性
  • Broadcast DVR ユーザーサービスの権限昇格の脆弱性
  • そのほか、Windowsコンポーネント全般のセキュリティ更新(ゼロデイを含む月例パッチの一部)

技術的な内容は難しく見えますが、ユーザー側の理解としては、

「インターネットに接続して使い続けるなら、セキュリティ的に 必ず入れておいた方が良い更新

というイメージでOKです。

② 累積更新プログラムとして提供される

KB5068781は累積更新プログラムとして提供されています。

累積更新プログラムとは、過去の修正内容もまとめて含まれるタイプの更新です。

そのため、しばらく更新していなかった環境でも、適用することで最新のセキュリティ状態に近づけることができます。

「サポート終了メッセージ」の誤表示を修正

一部の環境では、ESUに登録しているのに
「お使いのバージョンの Windows は、サービス終了を迎えました」 というメッセージが誤って表示される不具合が報告されていました。

KB5068781 では、こうした 誤った終了メッセージの修正 も含まれています。


3. KB5068781 をインストールする方法

ここからは、PCが苦手な方でも迷わないように、画面の場所つきで手順を説明します。

① もっとも簡単な方法:Windows Update に任せる

通常は、Windows Update におまかせするのが一番安全 です。

  1. 画面左下の [スタート]ボタン をクリック
  2. [設定]>[更新とセキュリティ]>[Windows Update] を開く
  3. 上部にある [更新プログラムのチェック] をクリック
  4. 数十秒~数分待つ
  5. 一覧の中に
    • 「累積更新プログラム(KB5068781)」または類似の説明文
    が表示されていれば対象です。
  6. [今すぐインストール] をクリック
  7. ダウンロード → インストール → 再起動 を待つ

再起動後に、先ほど確認した 「OS ビルド」

  • 21H2:19044.6575
  • 22H2:19045.6575

になっていれば、KB5068781 の適用完了です。

② 更新が出てこない場合(ESU未登録の可能性)

更新のチェックをしても KB5068781 が表示されない 場合は、次の可能性があります。

  • ESUにまだ登録できていない
  • エディションが ESU 対象外(Home / Pro など)
  • 企業環境で、WSUS や Intune からの配信待ちになっている

この場合は、あわてて手動でファイルを入れるよりも、

  • まず ESU 登録状況の確認
  • 会社PCなら 管理者さんに確認

を行う方が安全です。


4. アップデート前にやっておきたい「安全チェック」

Windows Update が原因でトラブルになるケースは、Windows 10 でも少なくありません。
大きな問題を防ぐために、アップデート前に次の3つだけは確認しておきましょう。

①大事なデータのバックアップ

  • 「ドキュメント」「ピクチャ」「デスクトップ」など、
    よく使うフォルダーを外付けHDDやUSBメモリにコピーしておく
  • OneDriveやGoogleドライブなどのクラウドに保存しておくのも◎

②空き容量をチェック

  1. [エクスプローラー] を開く
  2. 左側の [PC] をクリック
  3. 「Windows(C:)」のバーが 赤くなっていないか を確認

赤くなっている場合は、

  • 使っていないアプリのアンインストール
  • 一時ファイルの削除([設定]>[システム]>[記憶域])

などで少なくとも 10~20GB ほど空きを確保しておくと安心です。

③ 外付け機器を必要最低限にする

  • 外付けHDD
  • USBメモリ
  • プリンター
  • 以前使っていた古い周辺機器

これらは、アップデート前にいったん外しておくと、インストール中に固まるリスクを減らす ことができます。

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5. KB5068781 でトラブルが起きたときの対処

ここでは、よくあるパターン別 に対処方法をまとめます。

① 「インストールエラー」が出て進まない

Windows Updateの画面で

  • エラーコード(0x8007… など)が表示される
  • 「再試行」しても何度も失敗する

こういった場合は、次の順番で試してみてください。

  1. PCを完全に再起動する
    • [スタート]>[電源]>[再起動]を選ぶ
  2. セキュリティソフトがあれば、一時的に「保護の一時停止」などにする
  3. 再度 [更新プログラムのチェック] を実行
  4. それでも失敗する場合は、
    • Windows Update トラブルシューティングツールの実行
    • それでもダメなら、時間を空けて再試行 or カタログからの手動適用を検討してください。

②更新後に「調子が悪くなった」と感じた場合

  • 起動が極端に遅くなった
  • 特定のアプリだけ動かなくなった
  • どうしても元に戻したい

といった場合は、KB5068781 をアンインストールして様子を見る という選択肢もあります。

アップデートをアンインストールする手順

  1. [設定]>[更新とセキュリティ]>[Windows Update] を開く
  2. [更新の履歴を表示する] をクリック
  3. 下部の [更新プログラムをアンインストールする] をクリック
  4. 一覧の中から
    「累積更新プログラム(KB5068781)」 を探す
  5. 選択して、[アンインストール] をクリック
  6. 画面の案内に従って再起動

ただし、アンインストールすると 11月分のセキュリティ修正も一緒に消えてしまう ため、本当に困ったときだけの最終手段として考えてください。


6. KB5068781が必要な人・不要な人

KB5068781 を特に優先した方がよいのは、次のようなケースです。

  • Windows 10 を まだしばらく使い続ける予定 の人
  • Webブラウザーやメール、Office などで インターネットに常時接続しているPC
  • 業務用途や、家族共有PCなど 他の人のデータも一緒に入っているPC

逆に、すでにインターネットから完全に切り離して、オフライン専用で使っている古いPCであれば、今すぐ適用する必要性はやや下がりますが、ESU料金を支払っている以上、できるだけ早めに適用しておく方が無難 です。


よくある質問

Q. Windows 10 HomeでもKB5068781は表示されますか?

ESU未加入の一般的なWindows 10 Home環境では表示されません。


Q. KB5068781が表示されないのは故障ですか?

ESU未登録の場合は正常です。


Q. Windows 11に移行した場合は必要ですか?

不要です。KB5068781はWindows 10 ESU向けです。


まとめ

KB5068781は、Windows 10 ESU利用者向けに提供された累積セキュリティ更新プログラムです。

一般的なWindows 10ユーザーには関係ありませんが、ESUを利用してWindows 10を継続運用している環境では重要な更新となります。

Windows 10を安全に使い続けるためにも、ESU登録状況と更新プログラムの適用状況を定期的に確認しておきましょう。

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