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Windows 11でカクつく・一瞬固まる原因と直し方(マウス/スクロール/FPS低下)

Windows 11 25H2のPCがカクついて動作が不安定になり、画面を指さして困っているイラスト

Windows 11 25H2へアップデートしたあと、

  • 画面やマウスの動きがカクつく
  • 以前よりパソコンの動作が重くなった
  • アプリやタスクバーが固まる

といった症状が現れることがあります。

ただし、原因がWindows 11 25H2そのものとは限りません。アップデート後に行われるバックグラウンド処理や、ドライバ・アプリとの相性、電源設定、空き容量不足など、複数の原因が考えられます。

この記事では、Windows 11 25H2への更新後にパソコンが重くなったときの確認方法と対処法を、初心者の方にもわかりやすく順番に解説します。

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最初に確認したい3つのポイント

パソコンが重くなったときは、設定を大きく変更する前に、次の3つを確認しましょう。

  1. パソコンを一度再起動する
  2. タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスクの使用率を確認する
  3. Windows Updateとドライバの更新状況を確認する

Windowsの大型アップデート後は、検索インデックスの再作成やセキュリティスキャンなどがバックグラウンドで動き、一時的に負荷が高くなることがあります。

まずは再起動し、タスクマネージャーで負荷の高い項目を確認してから、症状に合った対処法へ進みましょう。


原因①:グラフィックドライバが合っていない

ゲームや動画、画面のスクロールなど、映像に関係する操作だけがカクつく場合は、グラフィックドライバが影響している可能性があります。

主な症状

  • ゲームの画面がカクつく
  • 動画の再生が滑らかでない
  • 画面のスクロールやウィンドウの移動が遅れる
  • 画面が一瞬暗くなる、または表示が乱れる

グラフィックドライバを確認する

まずは「設定」→「Windows Update」から更新プログラムを確認します。「詳細オプション」→「オプションの更新プログラム」にドライバの更新が表示されている場合は、内容を確認して適用してください。

メーカー製パソコンを使用している場合は、最初にパソコンメーカーのサポートページや専用更新アプリを確認するのがおすすめです。機種に合わせて調整されたドライバが提供されていることがあります。

自作パソコンや、メーカーから新しいドライバが提供されていない場合は、NVIDIA・AMD・Intelの公式サイトから対応するドライバを確認します。

ただし、最新ドライバへ更新すれば必ず改善するとは限りません。ドライバ更新直後から症状が出た場合は、以前のバージョンへ戻すことで改善する可能性もあります。


原因②:アップデート後のバックグラウンド処理

Windowsの大型アップデート後は、画面に表示されていなくても、内部でさまざまな処理が行われます。

  • 検索インデックスの作成
  • Microsoft Defenderによるスキャン
  • アプリやドライバの更新
  • OneDriveなどの同期処理

これらの処理が重なると、CPUやディスクの使用率が上がり、一時的にパソコンの反応が遅くなることがあります。

「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーでタスクマネージャーを開き、CPU・メモリ・ディスクの使用率が高くなっていないか確認してください。

アップデート直後だけ重く、その後少しずつ改善している場合は、パソコンを電源に接続した状態でしばらく待つことで落ち着く可能性があります。

ただし、数日たっても改善しない場合や、フリーズを繰り返す場合は、バックグラウンド処理以外の原因も確認しましょう。


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原因③:常駐アプリやスタートアップアプリの負荷

Windowsへサインインした直後から動作が重い場合は、自動的に起動するアプリが影響している可能性があります。

主な症状

  • パソコンの起動直後だけ重い
  • 何も操作していなくてもメモリ使用率が高い
  • 複数のアプリが自動的に起動する

スタートアップアプリを確認する

  1. 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを押して、タスクマネージャーを開きます。
  2. 左側のメニューから「スタートアップ アプリ」を選択します。
  3. 自動起動する必要のないアプリを選択し、「無効化」をクリックします。

セキュリティソフトや、パソコンメーカーが提供する更新・管理アプリなど、役割が分からないものは無理に無効化しないでください。

まずは、普段使用していないアプリや、必要なときに自分で起動できるアプリから見直しましょう。


原因④:電源モードによって性能が抑えられている

ノートパソコンでは、バッテリーを長持ちさせるために、電源モードが「トップクラスの電力効率」などに設定されていることがあります。

省電力を優先する設定ではパソコンの性能が抑えられるため、負荷の高い作業をしたときに動作が遅いと感じることがあります。

電源モードを確認する手順

  1. 「設定」を開きます。
  2. 「システム」→「電源とバッテリー」を選択します。
  3. 「電源モード」を確認します。

省電力を優先する設定になっている場合は、まず「バランス」へ変更して動作を確認してください。ゲームや動画編集など負荷の高い作業をするときは、電源に接続したうえで「最適なパフォーマンス」を一時的に試す方法もあります。

ただし、パフォーマンスを優先すると、消費電力や発熱、ファンの音が大きくなることがあります。症状が変わらない場合は元の設定へ戻しましょう。


原因⑤:高速スタートアップの影響

高速スタートアップは、シャットダウン後の起動時間を短縮するための機能です。ただし、一部のドライバや周辺機器との組み合わせによっては、シャットダウンしてから起動しても状態が正しくリセットされないことがあります。

まずは、高速スタートアップの影響を受けない「再起動」を実行してください。再起動するだけで症状が改善する場合があります。

再起動すると改善するものの、シャットダウン後に再び症状が現れる場合は、高速スタートアップを一時的に無効にして確認します。

高速スタートアップを無効にする手順

  1. 検索ボックスに「コントロールパネル」と入力して開きます。
  2. 「ハードウェアとサウンド」→「電源オプション」を選択します。
  3. 左側の「電源ボタンの動作を選択する」をクリックします。
  4. 「現在利用可能ではない設定を変更します」をクリックします。
  5. 「高速スタートアップを有効にする」のチェックを外し、「変更の保存」をクリックします。

高速スタートアップを無効にすると、パソコンの起動に少し時間がかかることがあります。症状が変わらない場合は、設定を元に戻して構いません。


原因⑥:エクスプローラーが一時的に停止している

タスクバーやスタートメニュー、デスクトップ、フォルダーだけが反応しない場合は、Windowsの「エクスプローラー」が一時的に停止している可能性があります。

主な症状

  • タスクバーをクリックしても反応しない
  • デスクトップのアイコンが表示されない
  • フォルダーを開けない、または固まる

エクスプローラーを再起動する手順

  1. 「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーを押して、タスクマネージャーを開きます。
  2. 「プロセス」の一覧から「エクスプローラー」を探します。
  3. 「エクスプローラー」を選択し、「タスクを再起動する」をクリックします。

再起動の途中でタスクバーやデスクトップが一時的に消えることがありますが、通常は数秒で再表示されます。

ただし、パソコン全体が固まっている場合や、マウスとキーボードも反応しない場合は、エクスプローラー以外の原因が考えられます。


原因⑦:発熱やメモリ・空き容量の不足

ドライバやアプリを確認しても改善しない場合は、パソコンの温度やメモリ、ストレージの空き容量も確認しましょう。

パソコンに熱がこもっている

CPUやGPUの温度が高くなると、故障を防ぐために処理性能が自動的に抑えられ、動作が遅くなることがあります。

  • 通気口がホコリでふさがれていないか確認する
  • 布団やクッションの上で使用しない
  • 壁や物で排気口をふさがない
  • 高温の場所で長時間使用しない

本体が非常に熱い、ファンが高速で回り続けるといった場合は、作業中のデータを保存して一度電源を切り、熱が下がってから再度確認してください。

メモリの使用率が高い

複数のアプリやブラウザーのタブを開いていると、メモリ不足によって動作が重くなることがあります。タスクマネージャーでメモリの使用率を確認し、使用していないアプリやタブを閉じてください。

ストレージの空き容量が少ない

Windowsを保存しているドライブの空き容量が極端に少ないと、更新処理や一時ファイルの保存に影響し、動作が不安定になることがあります。

「設定」→「システム」→「ストレージ」を開き、空き容量を確認しましょう。不要なファイルを削除する場合は、内容を確認し、必要なデータまで消さないよう注意してください。

異常な発熱や突然の電源断、異音、ブルースクリーンなどを繰り返す場合は、ハードウェアの不具合も考えられます。無理に使用を続けず、必要なデータをバックアップしたうえで、パソコンメーカーや修理窓口へ相談してください。

それでも改善しないときの確認方法

ここまでの対処を試しても改善しない場合は、特定のアプリや更新プログラム、Windowsのシステムファイルに問題がないか確認します。

レジストリの書き換えや、提供元が分からない修復ツールの使用はおすすめできません。設定を誤ると、Windowsが正常に起動しなくなったり、別の不具合が発生したりする可能性があります。

次の順番で、一つずつ確認しましょう。

  1. Windows Updateの更新履歴を確認する
  2. セーフモードで症状が出るか確認する
  3. クリーンブートで常駐アプリの影響を確認する
  4. DISMとSFCでシステムファイルを修復する

Windows Updateの更新履歴を確認する

特定の更新プログラムをインストールした直後から症状が始まった場合は、「設定」→「Windows Update」→「更新の履歴」を開き、直前に適用された更新プログラムを確認します。

Microsoftが既知の問題や修正版を案内していることもあるため、該当する更新プログラムの情報を確認しましょう。

更新プログラムを自己判断ですぐに削除するのではなく、まずパソコンを再起動し、追加の更新プログラムが配信されていないか確認してください。

アンインストールを行う場合は、更新プログラムの番号や適用日を確認し、必要なデータをバックアップしてから実行します。セキュリティ更新を削除すると脆弱性が残る可能性があるため、常用する対処には向きません。

セーフモードで症状を確認する

セーフモードは、Windowsを必要最小限のドライバと機能で起動する診断方法です。

セーフモードでは症状が出ない場合、あとから追加したアプリやドライバ、常駐ソフトなどが影響している可能性があります。

ただし、セーフモードでは画面表示や一部の機能が通常時と異なります。セーフモードで軽くなったからといって、直ちに原因を一つに特定できるわけではありません。

セーフモードでは原因を判断しにくい場合は、Microsoft以外のサービスやスタートアップアプリを一時的に停止する「クリーンブート」でも確認できます。

詳しい手順は、以下の記事で解説しています。

PCが重いと感じたらクリーンブートで原因を確認する方法

DISMとSFCでシステムファイルを修復する

Windowsのシステムファイルが破損している可能性がある場合は、DISMとシステムファイルチェッカー(SFC)を使用して修復できます。

  1. スタートボタンを右クリックします。
  2. 「ターミナル(管理者)」を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御が表示されたら「はい」を選択します。
  4. 次のコマンドを一つずつ実行します。
DISM.exe /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
sfc /scannow

処理には時間がかかることがあります。実行中はターミナルを閉じたり、パソコンの電源を切ったりせず、完了するまで待ってください。

処理が完了したらパソコンを再起動し、症状が改善したか確認します。

初期化は最後の手段として検討する

Windowsの初期化は、ここまでの対処を試しても改善せず、通常の使用が難しい場合に検討する方法です。

初期化すると、選択する方法によってはインストールしたアプリや設定、個人ファイルが削除されます。必ず必要なデータを外付けドライブやクラウドなどへバックアップしてから実行してください。

操作に不安がある場合や、異音・異常な発熱・突然の電源断などがある場合は、初期化する前にパソコンメーカーや修理窓口へ相談しましょう。

動作を安定させるためのポイント

パソコンのカクつきやフリーズは、必ず防げるものではありません。ただし、日頃から次の点を確認しておくと、動作が不安定になる原因を減らしやすくなります。

確認することポイント
Windows Update更新後は再起動し、更新履歴も確認する
ドライバPCメーカーや各機器メーカーの提供情報を確認する
スタートアップアプリ使用していないアプリの自動起動を見直す
ストレージ空き容量を定期的に確認する
パソコンの設置場所通気口をふさがず、熱がこもらないようにする
バックアップ重要なファイルを別の場所にも保存する

ドライバは、常に最新版へ変更すればよいとは限りません。正常に動作している場合は無理に更新せず、Windowsの更新後に問題が起きた場合や、メーカーから更新が案内された場合に内容を確認して適用しましょう。

また、不要ファイルを削除するだけで大幅に動作が速くなるとは限りません。ただし、空き容量が極端に少ない状態は更新や一時ファイルの保存に影響するため、定期的な確認は必要です。

Windows 11 25H2のカクつき・フリーズに関するFAQ

Q. Windows 11 25H2にしたら急に重くなったのはなぜですか?

A. アップデート後のバックグラウンド処理や、ドライバ・アプリとの相性、スタートアップアプリ、電源モード、空き容量不足などが考えられます。

まずはパソコンを再起動し、タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスクの使用率を確認してください。

Q. カクつきやフリーズは故障ですか?

A. カクつきやフリーズが発生しただけでは、故障とは判断できません。Windowsの更新処理やドライバ、アプリの負荷など、ソフトウェア側の原因でも発生します。

ただし、異音や異常な発熱、突然の電源断、ブルースクリーンなどを繰り返す場合は、ハードウェアに問題がある可能性もあります。必要なデータをバックアップし、メーカーや修理窓口へ相談してください。

Q. ゲームだけ重くなるのはなぜですか?

A. グラフィックドライバの不具合やゲーム側の設定、バックグラウンドで動くアプリ、電源モードなどが影響している可能性があります。

ゲームとグラフィックドライバの更新情報を確認し、画質設定や解像度を下げても症状が変わらないか試してください。ドライバを更新した直後から重くなった場合は、以前のバージョンへ戻すことで改善することもあります。

Q. 何もしていないのにパソコンが重いのはなぜですか?

A. 画面上でアプリを操作していなくても、Windows Updateやセキュリティスキャン、OneDriveの同期、検索インデックスの作成などがバックグラウンドで動いている場合があります。

「Ctrl」+「Shift」+「Esc」キーでタスクマネージャーを開き、CPU・メモリ・ディスクの使用率が高いアプリや処理を確認してください。

役割が分からないシステムプロセスは、自己判断で強制終了しないようにしましょう。

Q. アップデート直後に重くなることはありますか?

A. はい。アップデート後は、検索インデックスの作成やセキュリティスキャン、アプリの更新などが行われ、一時的に動作が重くなることがあります。

時間の経過とともに改善している場合は、電源に接続した状態でしばらく様子を見てもよいでしょう。

ただし、数日たっても改善しない場合や、作業ができないほどのフリーズを繰り返す場合は、ドライバや更新履歴、常駐アプリなども確認してください。

Q. 高速スタートアップは無効にした方がよいですか?

A. 問題なく動作している場合は、必ず無効にする必要はありません。

再起動すると改善するものの、シャットダウン後の起動で同じ症状が再発する場合は、高速スタートアップを一時的に無効にして変化を確認してください。

Q. Windows 11 25H2を以前のバージョンへ戻せますか?

A. 25H2へアップグレードしてから一定期間内で、以前のWindowsファイルが残っていれば、「設定」→「システム」→「回復」に「戻す」が表示されることがあります。

ただし、ディスククリーンアップなどで以前のWindowsファイルを削除した場合や、戻せる期間を過ぎた場合は利用できません。

元のバージョンへ戻す操作では、アップグレード後に追加したアプリや変更した設定が失われる可能性があります。重要なデータをバックアップし、注意事項を確認してから実行してください。

まとめ

Windows 11 25H2へアップデートしたあとにパソコンが重くなっても、すぐに初期化する必要はありません。

まずはパソコンを再起動し、タスクマネージャーでCPU・メモリ・ディスクの使用率を確認しましょう。アップデート後のバックグラウンド処理による一時的な負荷であれば、時間の経過とともに改善することがあります。

考えられる原因主な症状確認・対処方法
グラフィックドライバゲームや動画、画面表示がカクつくPCメーカーやGPUメーカーの更新情報を確認する
アップデート後の内部処理更新直後から全体的に重いタスクマネージャーで負荷を確認し、しばらく様子を見る
スタートアップアプリサインイン直後から重い不要なアプリの自動起動を無効にする
電源モード負荷の高い作業で処理が遅いまず「バランス」に変更して確認する
高速スタートアップシャットダウン後の起動で症状が再発する再起動を試し、必要な場合だけ一時的に無効にする
エクスプローラータスクバーやフォルダーが反応しないタスクマネージャーからエクスプローラーを再起動する
発熱・メモリ・空き容量長時間の使用で重くなる、全体的に反応が遅い通気口、メモリ使用率、ストレージ容量を確認する

一つの原因に決めつけず、症状が出始めた時期や、どの操作で重くなるのかを確認しながら、負担の少ない対処法から順番に試すことが大切です。


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