【2025年版】Cドライブを“まるごと”バックアップする方法|Windows 10/11対応

〜Windows 10/11で「もしもの時」に備える〜

Cドライブを外付けHDDにまるごとバックアップして保存する様子をイメージしたイラスト。パソコン画面の「C:」マークと外付けドライブ、白い矢印と「Cドライブをまるごとバックアップ・保存する方法」という日本語タイトルが描かれている。

「ある日突然、Windowsが起動しなくなったらどうしよう…」
「PCを買い替える前に、今の環境をそのまま残しておきたい」

そんな不安を一気に減らしてくれるのが、Cドライブを“まるごと”バックアップしておくことです。

通常の「ファイルのコピー」や「復元ポイント」と違い、
Cドライブを丸ごとバックアップ(=システムイメージ)しておくと、

  • Windows本体
  • ドライバー
  • アプリ
  • 設定
  • ユーザープロファイル内のデータ

一括で“当時の状態”に戻すことができます。

この記事では、

  • Cドライブを丸ごとバックアップする仕組み
  • Windows標準機能での手順(Windows 10/11 共通)
  • サードパーティ製ソフトを使う場合の考え方
  • 復元するときのざっくり流れ

まで、順番にわかりやすく解説します。


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1. 「Cドライブをまるごとバックアップ」とは?

Windowsの世界では、Cドライブをまるごと保存することを、

  • システム イメージ(System Image)
  • ディスクイメージ
  • フルシステムバックアップ

などと呼びます。

これは、Cドライブの中身を丸ごと“1つの大きなファイル(イメージ)”として保存する仕組みです。

普通のバックアップとの違い

  • 通常のバックアップ(ドキュメントや写真だけ)
    • 特定のフォルダーやファイルだけをコピーする
    • パソコンが壊れたら、Windowsやアプリは入れ直し
  • システムイメージ(Cドライブ丸ごと)
    • Windows・アプリ・設定・データをひっくるめて保存
    • 復元すると、バックアップ時点の状態にPC全体が戻る

イメージとしては、

「PC全体の“タイムマシンのスナップショット”を1枚撮っておく」

という感覚に近いです。


2. Cドライブ丸ごとバックアップの注意点と準備

①外付けHDD/SSDを用意する

システムイメージは容量が大きくなりがちです。

目安としては、

  • Cドライブの「使用済み容量」× 1.5〜2倍程度の外付けストレージ

を用意しておくと安心です。

【例】

  • Cドライブの使用量が 200GB → 500GB〜1TB クラスの外付けHDD/SSD
  • 写真・動画が多い方は、最初から1TB以上あると余裕が持てます。

ポイント:
・速度重視なら外付けSSD
・コスパ重視なら外付けHDDを選ぶと良いです。

👉「まだバックアップ用のディスクを持っていない…」という方は、この機会に1台用意しておくと、今後のトラブル対策にも役立ちます。
下記リンクから、容量別・用途別のおすすめ製品をピックアップしています。

外付けHDDのおすすめを見る
外付けSSDのおすすめを見る


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②バッテリー切れ防止・スリープ無効を確認

バックアップ中にPCの電源が切れると、
イメージが壊れる原因になります。

  • 【ノートPCの場合】
    ACアダプタを接続して実行する
  • 電源オプションで
    • 一定時間でスリープしない設定
    • フタを閉じたときにスリープしない設定
      にしておくと安心です。

③バックアップにかかる時間の目安

  • Cドライブの使用量が多いほど時間がかかる
  • USB接続の速度(USB 2.0 / 3.0 / SSDかHDDか)にも左右される

【ざっくりとした目安】

  • 100〜200GB程度:30分〜1時間前後
  • 500GBクラス:数時間かかることも

夜寝る前や、半日パソコンを使わないタイミングで実行するのがおすすめです。


3. Windows標準機能でCドライブを丸ごとバックアップする方法

(システムイメージの作成)

Windows 10 / 11 には、古くからある「バックアップと復元(Windows 7)」というツールが残っており、ここからシステムイメージ(フルバックアップ)を作成できます。

※機能としては使えますが、Microsoftは既にこの機能を非推奨(非サポート)としており、今後Windowsから削除される可能性もあると言われています。
その点を理解したうえで、
「とりあえず今の環境を丸ごと残しておきたい」という用途に使うとよいです。


①システムイメージ作成の手順(Windows 10/11 共通)

  1. 外付けHDD/SSDを接続する
    • USBポートに接続し、Windowsに認識されているか確認します。
  2. コントロールパネルを開く
    • スタートボタン横の検索ボックスに control と入力
    • 「コントロール パネル」をクリック
  3. [バックアップと復元(Windows 7)]を開く
    • 表示方法を「大きいアイコン」または「小さいアイコン」に変更
    • 一覧の中から「バックアップと復元(Windows 7)」を選択
  4. 左側のメニューから [システム イメージの作成] をクリック
  5. バックアップの保存先を選ぶ
    • 「ハードディスク上」 を選択し、
    • 先ほど接続した外付けHDD/SSDをプルダウンから選ぶ
    • 「次へ」をクリック
  6. バックアップするドライブを確認
    • 通常、Cドライブ(システムパーティション)にチェックが入っています。
    • 特別なことがなければ、そのまま「次へ」
  7. バックアップの開始
    • 内容を確認し、「バックアップの開始」をクリック
    • あとは完了するまで待ちます(途中で電源を切らない!)
  8. システム修復ディスクの作成について聞かれたら
    • 光学ドライブ(DVD)がないPCも多いので、
      多くの場合は「今は作成しない」を選んでOKです。
    • 代わりに 回復ドライブ(USB)を作成しておくと安心です。

バックアップ用ストレージは“少し余裕のある容量”がおすすめです

Cドライブを丸ごとバックアップするには、外付けHDD/SSDなどの保存先が必須です。
目安としては、Cドライブの「使用済み容量」の1.5〜2倍以上あるものを選ぶと安心です。

  • コスパ重視の方には → 外付けHDD(大容量)
  • スピード重視・コンパクトさ重視の方には → 外付けSSD
  • 回復ドライブ用には → 32GB以上のUSBメモリ があると便利です。

回復ドライブ用USBメモリを見る


②バックアップが完了したら、必ずやっておきたいこと

  1. バックアップファイルが作成されているか確認
    • 外付けHDDを開き、
      WindowsImageBackup フォルダーが作成されているかチェックします。
  2. バックアップ先をラベリングしておく
    • 外付けHDDにラベルシールを貼る
      「Cドライブシステムイメージ 2025年11月作成」など
    • いつ作ったバックアップか、ひと目で分かるようにしておくと便利です。
  3. 定期的に取り直す計画を立てる
    • アプリをよく入れ替える人:1〜3ヶ月ごと
    • あまり環境を変えない人:半年〜1年に1回でもOK

4. バックアップから復元するときの“ざっくり流れ”

詳しい画面解説は別の記事にしてもいいですが、ここでは「どういうイメージで復元されるのか」だけ押さえておきます。

復元の前提

  • バックアップ時点と同じか、近い構成のPCで使うことが前提
    • まったく別の機種でも動くことはありますが、ドライバーなどでトラブルになる可能性もあります。
  • 復元すると、Cドライブはバックアップ時点の状態に完全に上書きされる
    → それ以降に作成したファイルや設定は消えてしまいます。

復元のおおまかな手順イメージ

  1. Windowsが起動しない状態で、回復環境(WinRE)に入る
    • 自動修復画面 → 「詳細オプション」
    • または、あらかじめ作成しておいた「回復ドライブ(USB)」から起動
  2. 「トラブルシューティング」 → 「詳細オプション」 →
    「イメージでシステムを回復」(または同様のメニュー)を選択
  3. 外付けHDD/SSDを接続し、
    WindowsImageBackup が保存されているディスクを指定
  4. 復元したいバックアップ日時を選び、復元を開始
  5. 復元が完了したら再起動し、バックアップ時点の状態で起動する

5. サードパーティ製ソフトでCドライブを丸ごとバックアップする選択肢

Windows標準の「バックアップと復元(Windows 7)」は便利ですが、Microsoft自身はすでに「新しいバックアップには推奨しない」と明言しています。そのため、長期的・継続的に使うなら、

  • 専用のバックアップソフト(イメージ作成ソフト)を検討する価値があります。

代表的なイメージバックアップソフトの例

※ここでは名前だけざっくり挙げておきます。

  • Acronis系の有料バックアップソフト
  • AOMEI Backupper / AOMEI製のクローン・バックアップツール
  • Macrium Reflect(※Free版は2024年で正式に終了)

これらのソフトは、

  • スケジュールバックアップ
  • 増分・差分バックアップ
  • メール通知
  • 別PCへの移行サポート

など、Windows標準機能より柔軟な機能を備えたものが多いです。


「とりあえず今の環境を残したい」人向けのおすすめ方針

読者をざっくり分類すると、

  1. とりあえず一度、今の状態を丸ごと残しておきたい
  2. 定期的にバックアップを回したい・何台かPCを持っている

に分かれます。

  • ①だけの人
    • まずはWindows標準のシステムイメージを一度作っておく
      「PC修理に出す前」「大きなアップデートの前」など。
  • ②の人
    • → 専用ソフトの導入を検討した方が、長期的には安心&楽です。

6. 「回復ドライブ」「復元ポイント」との違いも知っておこう

Cドライブまるごとバックアップと混同されやすいのが、

  • 回復ドライブ(USB)
  • システムの復元ポイント

です。

ざっくりまとめると、

  • 回復ドライブ(USB)
    • Windowsが壊れたときに、「初期化して工場出荷状態に戻す」ためのUSB
    • 自分のアプリやデータまでは戻らない
  • 復元ポイント
    • ドライバーや更新プログラムのインストール前に、設定やレジストリの状態をスナップショットしておく機能
    • ドキュメントや画像ファイルは対象外
  • システムイメージ(Cドライブまるごと)
    • OS・アプリ・設定・データを含めて、ディスク単位で保存するもの

それぞれ役割が違うので、

「復元ポイントだけで安心」
「回復ドライブを作ったから、もうバックアップはいらない」

とは考えず、用途に応じて使い分けるのがおすすめです。


7. まとめ:Cドライブ丸ごとバックアップは「一度やっておくと安心度が段違い」

Cドライブをまるごとバックアップしておくと、
「Windowsが起動しない」

「修理で初期化された」

というときに、バックアップ時点の状態まで一気に戻せます。

Windows 10/11には、今でも

「バックアップと復元(Windows 7)」→「システム イメージの作成」
が残っており、外付けHDD/SSDにフルバックアップを保存できます。

長期的・本格的に運用したい場合は、サードパーティ製のバックアップソフトも検討すると◎です。

「回復ドライブ」「復元ポイント」とは役割が違うので、組み合わせて使うことで、より安全なPC環境を作れます。

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