Windowsパソコンの動きが遅い!7つの原因別に解説&作業手順付きで解決しよう!

Windowsパソコンって使っていると、急に動作が遅くなることがありませんか?

このような問題を解消するために、まず原因を特定し、適切な対策を講じることが重要です。

今日は、Windowsパソコンの動きが遅くなった時の、代表的な原因とその解決方法について、具体的な手順を交えて解説したいと思います。

パソコンの動きが遅いのは、不要なアプリやプロセスが動いてるかも

Windowsの動作が遅い原因の多くは、バックグラウンドで動作するアプリやプロセスがメモリやCPUを占有していることです。

あなたのPCでも、不要なアプリが動いていないか確認する為に、以下の作業手順を試してみてください。

<作業手順>
1. タスクマネージャーを開く
• キーボードで Ctrl + Shift + Esc を押す。

  ↓
• または、タスクバーを右クリックし「タスクマネージャー」を選択。

  ↓
2. プロセスを確認
• 「プロセス」タブでCPUやメモリ使用率が高いアプリを確認します。

  ↓
• 特に不要なアプリが占有している場合は、それを特定。
3. 不要なアプリを終了
• 該当アプリを右クリックして「タスクの終了」を選択します。

スタートアップアプリを整理する

Windows起動時に自動で立ち上がるアプリが多いと、動作が遅くなります。

以下の手順を試して起動時にどのようなアプリが動き出しているのか確認し、不要なものがあれば無効化または削除してください。

<作業手順>
1. スタートアップ設定を開く
• Ctrl + Shift + Esc を押してタスクマネージャーを開く。

  ↓
• 「スタートアップ」タブをクリック。
2. 不要なアプリを無効化
• 起動時に必要のないアプリを右クリックして「無効化」を選択します。

  

ディスクの空き容量を確保する

ディスクの空き容量が不足していると、動作が遅くなることがあります。

以下にお使いのWindows内のディスク空き容量を調べる手順を説明していますので、確認してみてください。

<作業手順>
1. ストレージを確認する
• スタートメニューを開き、「設定」→「システム」→「ストレージ」を選択。

  ↓
• 各ドライブの空き容量を確認します。


2. ディスククリーンアップを実行
• Windowsキーを押して「ディスククリーンアップ」と入力し、ツールを開きます。

  ↓
• 不要なファイルを選択し、「OK」をクリックして削除。

*この場合、不要なファイルがどれかわからない場合はむやみに削除するのはやめておきましょう。


大きなファイルや不要なプログラムを削除


• 大容量のファイルを整理し、必要がなければ削除。
• 「コントロールパネル」→「プログラムと機能」で使っていないソフトをアンインストールします。

ウイルスやマルウェアをチェック

怖いことですが、ウイルスやマルウェアが原因で遅くなっている可能性もあります。

以下の手順を試してウイルスが入っていないかを確認してみてください。

<作業手順>
1. Windows Defenderを利用する方法
• 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows セキュリティ」を開きます。
• 「ウイルスと脅威の防止」を選択してスキャンを実行。

これでウイルスが原因かがわかります。

(この方法は無料でウイルスの有無を確認できます。)


2. サードパーティ製のセキュリティソフトを利用


• 高性能なウイルス対策ソフト(例:Malwarebytes)をインストールし、スキャンを実行します。

*ウイルス対策ソフトの多くが、スキャンしウイルスが確認されると削除までしてくれます。

>>ウイルス対策ソフト一覧

Windowsの更新プログラムを確認・適用

Windowsが古いバージョンの場合、不具合や動作の遅さにつながることがあります。

作業手順:
1. Windows Updateを確認する
• 「設定」→「更新とセキュリティ」→「Windows Update」を選択。
• 「更新プログラムの確認」をクリックし、最新の更新プログラムをインストールします。

不要なアニメーション効果をオフにする

Windowsの視覚効果が原因で動作が重くなることがあります。

<作業手順>
1. 視覚効果を調整する
• Windowsキーを押して「このPC」と入力し、右クリック→「プロパティ」を選択。
• 「システムの詳細設定」→「パフォーマンス設定」をクリック。
2. 「パフォーマンスを優先する」に設定
• 視覚効果のタブで「パフォーマンスを優先する」を選択し、「適用」をクリック!

>自分の好みで「少々動作が遅くなっても視覚効果は必要です」という方には不要な作業です

また、以下のような場合、ハードウェアのアップグレードするのも大変効果的です。

①メモリが4GB以下の場合→8GB以上に増設

②HDDを使用している場合→SSDに交換。

やはり、容量が増えると動きはかなり改善します。

【まとめ】

これらの対策を順番に実行することで、Windowsパソコンの動作が改善される可能性が高いです。

特に、不要なアプリの終了やディスクの空き容量確保は、すぐに効果が感じられる対策です。

さらに、ハードウェアのアップグレードを含めた総合的な見直しを行えば、長期的な快適性が得られるでしょう。

お役に立てる情報がありましたら、ぜひ試してみてください!

無料イラスト素材【イラストAC】
パソコンの動きが悪く困っている男性イラスト
最新情報をチェックしよう!