田舎から見た「東京」

田舎暮らしをしていた頃は

『東京の人は地方を馬鹿にしてるんだろうな』

と思い込んでいました。テレビを見ても、東京のお店の紹介ばかり。

地方に住んでいても全く得のない情報などが溢れ

「これ見て羨ましがるといい」

なんて思われている気がしていました(笑)

田舎に住んで良い事もありますが、若者や子育て世代にとっては不便も多くあり、東京の情報を見るたびに『いいなぁ』とひがんでいました。

しかし実際、東京に住んでみると・・・そこにはごく普通の人達が住んでいました。

田舎のように、ブランドに身を固めて虚栄を張ってる人ばかりでも無く

他人の噂話ばかりしてる事も無く

道を聞けば教えてくれて

困ったら助けてくれる

そんな人が、多く住んでいる街でした。そして私のように地方から来ている人もかなり居る東京。住んでみて初めて、田舎の方がよっぽど閉鎖的で、他人の事ばかり気にしていて、住みにくい事に気がつきました。

田舎にいた頃、私の取引先のおじいちゃん(社長)が田舎から東京にお店を持った時

「早く東京に出ておいで。とても住みやすいから」

と、言ってくれていた意味が今、とてもわかります。家賃は高いんですけどね。。

そんな東京がまた緊急事態宣言で、各県との往来を禁止されてしまいそうです。

しかし、きっと田舎にいたらわからなかった「ちゃんとしてれば安全かもしれない」という感覚は東京には有ります。

消毒も沢山設置されて

電車内も空気清浄機がついている車両が多いです。

食事屋さんも、しっかり机や椅子をアルコール消毒しています。

もちろん、そうではない店もありますが、そういうお店なら『行かない』という選択が出来ます。そのお店に行かなくても、似たようなお店はごまんと有るからです。

コロナ禍で「当たり前」だった事が、沢山覆されています。そんな日本で、東京で、私は今日も生活しています。

無料イラスト素材【イラストAC】
最新情報をチェックしよう!