【2025年版】非対応 PCでも可能!Windows11 24H2を導入する裏技手順【完全図解】

ダウンロード後の作業

⑨ダウンロードフォルダの表示
マウスのポインターを画面のダウンロードが完了したファイルに近づけると、フォルダーのアイコンが表示されるので、クリックし、ダウンロードフォルダを表示します。

⑩ダウンロードフォルダの確認
下記のダウンロードフォルダが表示されることを確認しましょう。

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 ISOファイルのマウント


① ISOファイルのマウント
上記の図にある、ダウンロードフォルダの「Win11_24H2_Japanese_x64.iso」ファイルをダブルクリックして下さい。

② セキュリティ警告への応答
下記のセキュリティ警告画面が表示された場合、「開く」ボタンをクリックし、マウントを継続します。

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③ マウントドライブの確認
マウントが完了すると、下記の画面が表示されるため、ドライブ番号を確認します。(例では、“G”)

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セットアップの実行
① コマンドプロンプトの検索
  タスクバーの検索ボックスに「コマンドプロンプト」と入力してください。
↓Windows10の場合

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↓ Windows11の場合

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② 管理者権限のコマンドプロンプト起動
表示された検索ウインドウでコマンドプロンプトが表示されていることを確認し、右側より、「管理者として実行」をクリックします。

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③ デバイス変更の許可
  下記の画面が表示された際は、「はい」ボタンをクリックしてください。

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④ コマンドプロンプト画面の表示
  下記の管理者コマンドプロンプト画面が表示されることを確認しましょう。

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⑤ ドライブの移動
コマンドプロンプト画面にて「3. ISOファイルのマウント」の「マウントドライブの確認」で確認したドライブ番号を入力し、移動しましょう。(例では、Gの為、「G:」と打ち込み、ENTERキーをクリックしてください。)

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⑥ セットアップコマンドの実行
コマンドプロンプト画面で、ドライブが移動していることを確認し、「setup /product server」と打ち込み、ENTERキーをクリックしてください。

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⑦ セットアップ画面の確認とインストール
下記のセットアップ画面が起動し、「Windows Serverのインストール」というタイトルになっている事を確認し、セットアップ画面の、「セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更」をクリックしてください。

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② セットアップでの更新プログラムのダウンロード方法の変更画面が下記のように切り替わる為「今は実行しない」を選択し、「次へ」ボタンをクリックしてください。

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③ ライセンス条項の確認
セットアップ画面に、「準備をしています」「PCをチェックしています」のメッセージが表示された後、下記の画面が表示されます。「同意する」ボタンをクリックしてください。

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④ 引き継ぐ項目の選択
セットアップ画面で、引き継ぐ項目の選択を求められるので、
「ファイル、設定、アプリを保持する」が選択されている事を確認し、「次へ」ボタンをクリックしてください。

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⑤ Windows11の更新
「インストールに必要な作業を確認しています」

「PCに十分な容量があるかどうかを確かめています」

のメッセージが表示された後、「インストール準備完了」が表示されるので、「インストール」ボタンをクリックし、更新を行います。

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*Windows10のPCでも同様の操作で24H2の更新ができる事がわかりました。


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【2025年6月最新版】補足情報と注意点

2025年6月時点で確認された、Windows 11 24H2のアップデートに関する最新の注意点・追加情報を以下にまとめました。

「Windows 11 24H2」の正式リリースは今夏予定


 現在は一部のInsider Preview参加者向けに提供されており、正式版は2025年7月~8月のリリースが有力視されています。現段階で導入するISOはテスト段階の可能性があるため、安定性には注意が必要です。

旧PCで「ネットワークが切れる」「Wi-Fiが認識されない」事例が増加
 24H2にアップグレード後、一部の古いWi-Fiチップ(特にRealtekや古いIntel製)で接続トラブルが報告されています。
 対策:公式ドライバ更新またはUSB外付けWi-Fi子機の利用を検討してください。

非対応PCで「インストールループ」になるケースも


 導入直後に再起動を繰り返す現象が一部報告されています。
 特にレガシーBIOSやCSMが有効な環境では発生しやすいため、UEFIモードを推奨します。

Windows Updateで「KB5039212」適用後にトラブルが増加
 この更新プログラム後に、システム不安定化やブラックスクリーン問題が報告されています。
 アップデート直後は、Windows Update履歴を確認し、トラブル時には一時的にロールバックを検討してください。

【補足】ISOファイルの入手元に注意


一部の非公式サイトで提供されている「カスタムISO」や「自動バイパス版」は、マルウェアが仕込まれている危険性があります。必ずMicrosoft公式サイトからダウンロードしたISOを使い、クリーンな状態で操作してください。

【補足】TPM無効化やSecure Boot非対応のまま使うリスク


非対応PCではTPMやSecure Bootを有効にできないこともありますが、これにより「BitLocker」や「Windows Hello」「Copilot」「WDAC(アプリ制御)」など一部機能が正しく動作しない可能性があります。高度なセキュリティ機能を求める場合は注意が必要です。

【補足】アップグレード前に「回復ドライブ」の作成を推奨


非対応PCでのアップグレードでは失敗やトラブル発生時に「システムが起動しない」ことがあります。こちらの記事も参考に、USB回復ドライブの作成を強くおすすめします。

【補足】2025年秋以降、強制停止される可能性も


Microsoftは公式に「非対応デバイスは、将来のセキュリティ更新を保証しない」と発表しています。2025年秋以降の累積パッチ(KB)などで、アップデートが停止・強制ロックされるリスクにも注意が必要です。

【補足】今後の動向を追うには?


きみよやでは、毎月のWindowsアップデートや新たな制限・回避策を随時解説しています。ブックマークやSNSフォローで、最新情報を見逃さないようにしましょう。

Microsoft公式の警告が再び強調


 非対応デバイスへの手動導入はサポート外であり、「重大なエラーや動作不良の責任は一切負わない」と公式ドキュメントにも記載されています。今後のアップデートでブロックされる可能性もあります。

今月に入り、非対応PCへの導入がさらにリスクを伴うものになってきています。特に古いチップセット搭載PCでは、アップデート後のドライバ問題や動作不安定の報告が増えており、導入を検討される方は、必ずバックアップを取ったうえで自己責任で実施してください。

これらをまとめたものを、わかりやすく表にしておきます。

注意事項内容
24H2の正式リリース2025年夏(7月〜8月)予定。現時点のISOはInsider版の可能性あり
古いWi-FiチップRealtek、旧Intel製での接続不良が多発。ドライバ更新や外付け子機検討
インストールループレガシーBIOS(CSM有効)ではループ事例あり。UEFI推奨
KB5039212適用後の不具合ブラックスクリーン等の報告。トラブル時はロールバック検討

Windows11アップデート・最後に

この手法は、条件を満たさないPCでも現状導入が可能な裏技ですが、将来的にブロックされる可能性も十分にあります。また、導入後も安定性に問題が出る可能性は残ります。

必ずバックアップを取った上で慎重に行いましょう。自己責任にて参考にしていただければ幸いです。

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