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Excelでコピー・貼り付けできない?2016・2019・2021・2024の不具合と修正状況

Excelの表計算画面でコピーしたセルが貼り付け先に反映されず、警告が表示されているイラスト

Excelでセルをコピーして貼り付けたのに、コピー先が変わらない――。エラーメッセージも表示されず、コピー元の選択状態が残ることがあります。

この症状は、2026年9月の更新後に報告されたExcelの問題です。MicrosoftはExcel 2016・2019・2021・2024で発生する可能性があるとして案内を公開し、現在は各バージョンの修正状況を示しています。

この記事では、貼り付けが反映されないときの症状、バージョン別の修正状況、Excelの更新方法を解説します。

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Excelで貼り付けができない問題とは

今回の問題では、Excelでコピーしたセルを貼り付けても、貼り付け先に内容が反映されない場合があります。

  • コピー元のセルが選択されたままになる
  • 貼り付け先のセルが変わらない
  • エラーメッセージや警告音が出ない

Microsoftは、この問題を2026年9月の更新後に確認された既知の問題として案内しています。対象として掲載されているのは、Excel 2016・2019・2021・2024です。

この問題は、Excel 2016で古い「.xls」ファイルが開けなくなるという利用者報告とは別の症状です。ファイルが開けない場合は、貼り付けの問題と混同せず、適用された更新やファイル形式を確認してください。

バージョン別の修正状況

Microsoftは2026年9月23日付の案内で、この貼り付け問題を修正済みとしています。修正を含むバージョンは、Excelの製品やエディションによって異なります。

  • Office LTSC 2024:ビルド17932.21000以降
  • Office LTSC 2021:ビルド14334.20918以降
  • Office LTSC 2019:ビルド10417.20211以降
  • Excel 2016:更新プログラム「KB5002665」の最新版

上記は、Microsoftが修正済みとして示しているバージョンです。使用しているOfficeのエディションや更新チャネルによって表示が異なることがあるため、ビルド番号だけで判断しにくい場合は、Officeを最新の状態に更新してから動作を確認しましょう。

Office 2016では、KB5002665の以前のバージョンを適用していても、条件付き書式を含むブックで貼り付けに失敗する場合がありました。Microsoftは、完全な修正のためにKB5002665の最新版を適用するよう案内しています。

なお、Office 2019は2025年10月、Office 2021は2026年10月にサポートが終了しています。アプリがすぐに使えなくなるわけではありませんが、サポート終了後は新たなセキュリティ更新や不具合修正が提供されません。今回の問題の修正が適用されている場合でも、今後の安全性が保証されるわけではないため、サポート中のOfficeへの移行も検討してください。

参考:Microsoft公式・Excelで貼り付け操作が失敗する問題/Microsoft公式・KB5002665

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Excelのバージョンとビルド番号を確認する方法

Excelの製品名やビルド番号は、Excelの「アカウント」画面から確認できます。

  1. Excelを起動します。
  2. 「ファイル」をクリックします。
  3. 左側の「アカウント」を選択します。
  4. 「製品情報」でOfficeの製品名を確認します。
  5. 「Excelのバージョン情報」をクリックし、ビルド番号を確認します。

会社や学校のパソコンでは、更新の管理者がビルド番号や更新時期を管理していることがあります。「更新オプション」が表示されない場合や、更新できない場合は、社内のシステム管理者に確認してください。

Excelを最新の状態に更新する方法

Microsoftは、修正プログラムが自動で適用されない場合があるため、最新の更新プログラムをインストールするよう案内しています。

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Office 2019・2021・2024などの場合

  1. Excelを起動します。
  2. 「ファイル」→「アカウント」の順にクリックします。
  3. 「更新オプション」をクリックします。
  4. 「今すぐ更新」を選び、画面の案内に従います。

「更新オプション」が見つからない場合は、会社や学校の管理者が更新を制御している可能性があります。管理者に更新状況を確認してください。

Excel 2016の場合

Excel 2016はインストール形式によって更新方法が異なります。MSI形式の場合は、Microsoft Updateや組織で管理されている更新方法を確認してください。今回の貼り付け問題については、KB5002665の最新版が修正に必要です。

KB5002665は、MSI形式でインストールされたOffice 2016向けの更新プログラムです。クイック実行形式のOffice 2016には適用されないため、インストール形式が分からない場合は、更新プログラムを手動でダウンロードする前にOfficeの種類を確認してください。

更新の一覧にKB5002665が表示されない場合は、Officeのインストール形式や、すでに適用済みの更新を確認しましょう。対象外の更新をカタログから無理にインストールする必要はありません。

更新後も貼り付けできないときの確認方法

Officeを更新しても症状が続く場合は、次の点を確認してください。

  • Excelを終了してから起動し直す
  • 別のブックでも同じ症状が出るか試す
  • Excelの製品名とビルド番号を確認する
  • 条件付き書式を使ったブックだけで起きるか確認する
  • 会社や学校のパソコンなら管理者に更新状況を確認する

一時的な回避策として、Microsoftは「形式を選択して貼り付け」を案内しています。

  1. Excelの「ホーム」タブを開きます。
  2. 「貼り付け」の下向き矢印をクリックします。
  3. 「形式を選択して貼り付け」を選びます。
  4. 「値」「数式」など、必要な貼り付け方法を選択します。

回避策で貼り付けができても、修正プログラムが適用されたかどうかは別に確認してください。通常の貼り付けに戻すには、Officeの更新状況を確認し、Excelを再起動してから試します。

よくある質問

Excel 2019や2021でも貼り付けできない問題が起きましたか?

はい。Microsoftの案内では、Excel 2016・2019・2021・2024で貼り付け操作が反映されない可能性があるとされています。現在は各バージョンで修正済みと案内されています。

現在もこの不具合は続いていますか?

Microsoftは2026年9月23日付の案内で修正済みとしています。ただし、修正が含まれる更新を適用していない場合や、Excel 2016でKB5002665の以前のバージョンを使用している場合は、問題が続く可能性があります。Officeを最新の状態に更新して確認してください。

Excel 2022という製品も対象ですか?

Microsoftの案内にある対象製品は、Excel 2016・2019・2021・2024です。「Excel 2022」という製品名では掲載されていません。Excelの「ファイル」→「アカウント」から、実際の製品名を確認してください。

更新プログラムを削除すれば直りますか?

今回の問題は修正済みと案内されているため、まずはOfficeを更新してください。更新プログラムを削除すると、セキュリティ修正も外れる可能性があります。自己判断でOfficeを以前のバージョンに戻すのではなく、会社や学校のパソコンでは管理者に相談しましょう。

まとめ

2026年9月の更新後、Excel 2016・2019・2021・2024で、貼り付け操作が失敗してもエラーが表示されない問題が報告されました。

Microsoftは2026年9月23日付の案内で、この問題を修正済みとしています。Office LTSC 2019・2021・2024では修正を含むビルド番号を確認し、Excel 2016ではKB5002665の最新版を適用してください。

更新後も症状が続く場合は、別のブックでも起きるか、条件付き書式を使ったブックだけで起きるかを確認しましょう。会社や学校のパソコンは、管理者に更新状況を確認してください。

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