
WindowsやEdgeで文字を入力していると、カーソルの近くに突然「紫色の脳みそのようなマーク」が表示されることがあります。
「これ何?」
「ウイルスじゃないよね?」
「勝手に出てきて邪魔なんだけど…」
そんなふうに感じたことはありませんか?
実はこのアイコンは、Microsoftが提供しているAI文章支援機能(Microsoft EditorやCopilot関連機能)の一部です。便利な機能として追加されていますが、人によっては入力の邪魔になったり、誤ってクリックしてしまったりすることもあります。
この記事では、文字入力中に表示される紫色の脳みそマークの正体と、表示される原因、そして非表示にする方法をわかりやすく解説します。
こんな症状はありませんか?
次のような症状がある場合は、本記事で紹介する方法で改善できる可能性があります。
- 文字入力中に紫色の脳みそマークが表示される
- 入力欄の近くにAIアイコンが出てくる
- 間違ってクリックしてしまう
- EdgeやWebサイトで文字を入力すると毎回表示される
- 最近になって急に出るようになった
このアイコンは故障やウイルスではありませんが、不要な場合は設定から非表示にできることがあります。
この紫色の脳みそマークの正体は?
このアイコンは、Microsoftが提供しているAI文章支援機能のアイコンです。
主に以下のような場所で表示されることがあります。
- Microsoft Edge
- Bing
- Microsoft 365(Word・Outlookなど)
- 一部のWebサイトの入力欄
文字を入力すると、
- 文章の書き換え
- 文章の改善提案
- AIによる補助機能
などを利用できるようになっています。
Microsoftとしては便利機能として提供していますが、
- 入力中に突然表示される
- カーソルの近くに出る
- 間違ってクリックしてしまう
という理由から、「邪魔」「消したい」と感じるユーザーも少なくありません。
なお、このアイコンが表示されてもウイルスやマルウェアではありませんので安心してください。
なぜ急に表示されるようになったの?
「昨日までは出なかったのに……」
という方も多いと思います。
実は最近のMicrosoftは、WindowsやEdgeにAI機能を次々と追加しています。
そのため、
- Windows Update後
- Edgeの更新後
- Microsoftアカウントでサインイン後
などのタイミングで表示されることがあります。
特にEdgeを最新版に更新した後から表示され始めたという報告も多く見られます。
故障ではありませんが、設定が変更されたことで自動的に有効になっているケースがあります。
Chromeでは出ないの?
Chromeで表示されない場合は、Edge固有のAI機能が原因の可能性があります。
一方で、Microsoft EditorやGrammarlyなどの拡張機能をインストールしている場合は、Chromeでも同様のアイコンが表示されることがあります。
「Edgeだけで出るのか」「Chromeでも出るのか」を確認すると、原因が絞れてきます。
私が確認した結果
私の環境では、Microsoft Edgeで文字入力中に紫色の脳みそマークが表示されました。
一方で、同じサイトをGoogle Chromeで開いて試したところ、このアイコンは表示されませんでした。
そのため、Windowsそのものではなく、EdgeのAI機能やMicrosoft Editor関連機能が原因になっている可能性が高いと考えられます。
ただし、ChromeにMicrosoft Editorなどの拡張機能をインストールしている場合は、Chromeでも表示されることがあります。
紫色の脳みそマークを非表示にする方法
表示される場所によって設定方法が異なりますが、まずはEdgeの設定を確認してみましょう。
Edgeの場合
- Edgeを開く
- 右上の「・・・」をクリック
- 「設定」を開く
- 「言語」または「Copilot・AI機能」に関連する項目を探す
- 文章支援機能やAI補助機能をオフにする
設定項目の名称はバージョンによって変わることがあります。
もし設定を変更しても改善しない場合は、一度Edgeを再起動して確認してください。
Microsoft Editorが原因の場合
Microsoft Editorの文章提案機能が有効になっていると、入力中にAIアイコンが表示されることがあります。
その場合は、
- Microsoft Editorの設定
- Edge拡張機能
- Microsoft 365の校正設定
などを確認し、不要な提案機能をオフにしてみましょう。
設定を変更しても消えない場合は?
AIアイコンをオフにしたはずなのに表示される場合は、別の機能が原因になっている可能性があります。
① Edgeを再起動していない
設定変更後もEdgeが起動したままだと反映されないことがあります。
一度すべてのEdgeウィンドウを閉じてから開き直してみてください。
② 別のMicrosoftアカウントで同期されている
職場や学校のアカウントを利用している場合、組織のポリシーによってAI機能が有効になっていることがあります。
この場合は個人で設定変更できないことがあります。
③ Microsoft Editor拡張機能が残っている
EdgeやChromeにMicrosoft Editor拡張機能がインストールされている場合、設定を変更してもアイコンが表示されることがあります。
確認方法
- Edge右上の「・・・」
- 拡張機能
- Microsoft Editorを確認
不要であれば無効化してみましょう。
④ Edgeのアップデート後に再び表示された
最近のMicrosoftはAI機能を頻繁に追加しています。
そのため、
- Edge更新後
- Windows Update後
に設定が変更されることがあります。
以前は消えていたのに再び表示された場合は、設定をもう一度確認してみてください。
⑤ 実は別のAIツールだった
最近は
- Grammarly
- Notion AI
- LanguageTool
- Copilot
- Microsoft Editor
なども入力欄の近くにアイコンを表示します。
見た目が似ているため、
「全部Microsoftだと思っていたら違った」
ケースもあります。
※私のPC環境では、Microsoft Edge利用中に表示されていました。表示場所や設定名は、WindowsやEdgeのバージョンによって異なる場合があります。
このAIアイコンを消しても問題ない?
はい、基本的には問題ありません。
この紫色の脳みそマークは、WindowsやEdgeを動かすために必要な機能ではなく、文章作成を補助するためのAI機能です。
そのため、非表示にしたり無効化したりしても、
- Windowsが起動しなくなる
- Edgeが使えなくなる
- データが消える
といった心配はありません。
ただし、AIによる文章の書き換え提案や要約機能などは利用できなくなります。
普段からAI支援を使っていない方であれば、オフにしても特に困ることはないでしょう。
逆に、
- ブログ記事を書く
- メール作成を効率化したい
- AIに文章を整えてほしい
という場合は、そのまま利用するのも一つの選択肢です。
よくある質問(FAQ)
Q. この紫色の脳みそマークはウイルスですか?
いいえ、ウイルスではありません。
Microsoftが提供しているAI文章支援機能のアイコンです。
ただし、見慣れないため不安に感じる方も多いようです。
Q. 最近急に表示されるようになりました
Windows UpdateやMicrosoft Edgeの更新後に有効になることがあります。
故障ではなく、新機能が追加されたことで表示されている可能性があります。
Q. 消したのにまた表示されます
EdgeやWindowsの更新後に設定が変更される場合があります。
再度設定を確認し、AI支援機能やMicrosoft Editor関連の設定が有効になっていないか確認してみてください。
Q. パソコンが乗っ取られたわけではないですか?
その可能性はほとんどありません。
今回のアイコンはMicrosoft公式機能の一部です。
ただし、不審なソフトがインストールされていないか不安な場合は、Windows Defenderでスキャンを実行しておくと安心です。
まとめ
文字入力中に表示される紫色の脳みそマークは、MicrosoftのAI文章支援機能によるものです。
最近のWindowsやEdgeではAI機能の追加が進んでいるため、以前は表示されなかった環境でも突然表示されることがあります。
今回のポイントをまとめると、
- ウイルスではない
- MicrosoftのAI支援機能
- 入力中に表示されることがある
- 不要なら設定から非表示にできる
- 消してもWindowsの動作には影響しない
ということになります。
「何かわからないアイコンが急に出てきた」と不安になった方もいると思いますが、故障ではありませんので安心してください。
もし邪魔に感じる場合は、本記事で紹介した方法を試して、自分が使いやすい環境に調整してみましょう。
