【2025年版】Windows標準アプリが開かない?メモ帳・電卓・カメラが動かない時の10の対処法

目次
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メモ帳・電卓・カメラが突然使えなくなっていませんか?

Windows 11 を使っていて、こんなトラブルに悩まされていないでしょうか。

  • メモ帳がまったく開かない」「一瞬だけ開いてすぐ閉じる」
  • 電卓が反応しない・真っ白のまま固まる
  • カメラアプリが真っ黒で何も映らない
  • 「Snipping Tool や フォトアプリが起動しない・すぐ落ちる」
  • 「Microsoft Store アプリ全体がおかしい」

最近の Windows 11(特に 23H2 / 24H2 以降)では、「標準アプリ(=最初から入っているアプリ)が動かなくなる」不具合 が増えています。

この記事では、どうしても直らない場合の“最終手段”まで、順番にわかりやすく解説します。


主な症状と原因のイメージ

「Windows 11でメモ帳・電卓・カメラなどの標準アプリが開かないトラブルを解説する記事のイメージ画像。青い背景にメモ帳・電卓・カメラのアイコンと警告マークが並んでいるイラスト。

まずは、よくあるパターンとざっくりした原因のイメージをつかんでおきましょう。

よくある症状

  • メモ帳をクリックしても何も起きない
  • 電卓を開くとすぐ閉じる or 固まる
  • カメラアプリが真っ暗なまま動かない
  • 最近インストールしたアプリの一部だけ動かない
  • Microsoft Store アプリもどこかおかしい(起動しない・エラーが出る)

主な原因の例

  • Windows Update の不具合・中途半端な適用
  • アプリのキャッシュ・設定ファイルが壊れている
  • 標準アプリ(UWPアプリ)のインストールが破損している
  • カメラなどのプライバシー権限がオフになっている
  • 常駐ソフト(セキュリティソフト・チューニングツール等)が干渉している
  • ユーザープロファイル自体の不具合

これらを、「簡単なもの → 少し高度なもの」 の順に切り分けていきます。


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対処の前に:安全に作業するためのポイント

作業を進める前に、次の点だけ確認しておくと安心です。

  • 可能であれば 復元ポイントを作成 しておく
  • 管理者アカウントで作業する
  • PowerShell のコマンドは コピペして実行 する(手入力はミスの元)
  • 途中で不安になったら、そこで止める(無理に全部やらない)

1. まず試したい基本の対処(共通)

Windows を再起動する

シンプルですが、最初に必ず試してほしい 方法です。

  1. 画面左下(またはタスクバー中央)の 「スタート」ボタン をクリック
  2. 電源アイコン → 「再起動」 を選択

一時的なエラーであれば、これだけで直ることもあります。


システムファイルをチェック&修復する(SFC / DISM)

Windows本体の重要なファイルが壊れている場合、
標準アプリが正常に動かなくなる ことがあります。

  1. スタートボタンを右クリック →「ターミナル(管理者)」または「Windows PowerShell(管理者)」を開く
  2. 以下のコマンドを順番に実行します。
sfc /scannow

完了したら、続けて

DISM /Online /Cleanup-Image /RestoreHealth
  1. 完了したら PC を再起動し、メモ帳や電卓を開けるか確認します。

Windows Update を最新まで適用する

標準アプリの不具合が、後からの更新プログラムで修正される こともよくあります。

  1. 設定 → 「Windows Update」
  2. 更新プログラムのチェック」をクリック
  3. 表示された更新プログラムをすべて適用 → 再起動
  4. 再起動後、アプリを起動できるか確認します。

2. アプリ別の対処法:メモ帳が開かない場合

タスクバーや検索から起動できるか確認

  • スタートメニューの検索に 「メモ帳」 と入力して起動
  • それでもダメな場合は、
    C:\Windows\notepad.exe から直接ダブルクリックして起動できるか確認します。

notepad.exe から直接起動できる場合は
「アプリ実行エイリアス」やショートカット側の問題の可能性もあります。


アプリのリセット(Windows 11)

  1. 設定 → 「アプリ」 → 「インストールされているアプリ」
  2. 検索欄に「メモ帳」または「Notepad」と入力
  3. メモ帳の右側の「…」 → 「詳細オプション」
  4. 下の方にある「修復」→ それでもダメなら「リセット

リセット後、もう一度メモ帳を開けるか確認します。


アプリ実行エイリアスを確認する

一部環境では、「アプリ実行エイリアス」設定が OFF
notepad コマンドから起動できなくなっていることがあります。

  1. 設定 → 「アプリ」 → 「アプリ実行エイリアス」
  2. 「メモ帳(Notepad)」の項目が オン になっているか確認
  3. オフになっていればオンに切り替えます。

3. アプリ別の対処法:電卓が動かない場合

アプリのリセット(GUI)

  1. 設定 → 「アプリ」 → 「インストールされているアプリ」
  2. 検索欄に「電卓」または「Calculator」と入力
  3. 「詳細オプション」 → 「修復」 → ダメなら「リセット」

これだけで直ることも多いです。


PowerShell で電卓アプリを修復する(少し上級)

  1. スタートボタンを右クリック → 「ターミナル(管理者)」を開く
  2. 次のコマンドを入力して Enter
Get-AppxPackage *windowscalculator* | Reset-AppxPackage

これは 電卓アプリを「再インストール」ではなく「修復」するコマンド です。
完了したら PC を再起動し、電卓が使えるか確認します。


4. アプリ別の対処法:カメラアプリが真っ黒な場合

カメラアプリは、権限設定の影響を強く受ける アプリです。

プライバシー設定でカメラ許可を確認

  1. 設定 → 「プライバシーとセキュリティ」
  2. 「カメラ」をクリック
  3. 「このデバイスでのカメラへのアクセスを許可する」が オン か確認
  4. 「アプリがカメラにアクセスできるようにする」もオン
  5. 下の一覧で「カメラ」アプリがオンになっているか確認

他アプリがカメラを専有していないか確認

Zoom / Teams / Web会議アプリなどが裏で起動していると、
カメラが“取り合い”状態になり、真っ黒になる ことがあります。

  • Zoom・Teams を終了する
  • タスクマネージャーで関連プロセスを終了する
  • その後、カメラアプリを単独で起動してみる

デバイスマネージャーでカメラを再認識させる

  1. スタートボタンを右クリック → 「デバイス マネージャー」
  2. 「カメラ」または「イメージング デバイス」を展開
  3. 使用しているカメラを右クリック → 「デバイスのアンインストール」
  4. PC を再起動(自動的に再検出されます)

ドライバー更新の確認

同じく「デバイス マネージャー」でカメラを右クリック →
「ドライバーの更新」→「ドライバーを自動的に検索」。

メーカー製ノート PC の場合は、メーカー公式サイトから、カメラドライバーを入れ直すと改善することもあります。


5. 共通の対処:アプリを「リセット」して動きを直す

Windows 11 の標準アプリは、個別に「リセット」できる ようになっています。

  1. 設定 → 「アプリ」 → 「インストールされているアプリ」
  2. 問題のアプリ名(メモ帳/電卓/カメラ/フォト など)で検索
  3. 「詳細オプション」 → 「修復」→ ダメな場合は「リセット」

※「リセット」を実行すると、そのアプリの設定が初期化されますが、PC全体のデータが消えることはありません。


6. Microsoft Store 周りのトラブルをまとめて対処する

標準アプリの多くは Microsoft Store ベースのアプリ です。
Store側の不調が原因のことも多いため、以下の手順も試してみましょう。

Store キャッシュを削除する(wsreset)

  1. キーボードで Windowsキー + R を押す
  2. 「ファイル名を指定して実行」に wsreset.exe と入力 → Enter

黒いウィンドウが一瞬表示され、その後 Microsoft Store が開けば完了です。


Store アプリの修復(GUI)

  1. 設定 → 「アプリ」 → 「インストールされているアプリ」
  2. 検索欄に「Microsoft Store」と入力
  3. 「詳細オプション」 → 「修復」 → ダメな場合は「リセット」

Store 系アプリをまとめて修復する(上級者向け)

標準アプリ全体の状態がおかしい場合、
次のコマンドで Store アプリをまとめて修復 できます。

  1. 「ターミナル(管理者)」を開く
  2. 次のコマンドを実行
Get-AppxPackage -AllUsers | Reset-AppxPackage

💡ポイント

「Remove-AppxPackage(削除)」ではなく Reset-AppxPackage(修復)」を使う のが安全です。

実行後は PC を再起動して、アプリが動くか確認してください。


7. セーフモードや新しいユーザーで切り分ける

ここまでやっても直らない場合、「環境全体の問題なのか」「今のユーザーだけの問題なのか」 を切り分けます。

セーフモードで起動して試す

  1. 設定 → 「システム」 → 「回復」
  2. 「PC の起動をカスタマイズする」項目で「今すぐ再起動」
  3. 青い画面で「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」
  4. 再起動後「4」キーで「セーフモードを有効にする」を選択
  5. セーフモードでメモ帳・電卓などが起動するか確認

セーフモードでは動く場合
 常駐ソフトやチューニングツールが干渉している可能性が高いです。


新しいローカルユーザーで確認する

  1. 設定 → 「アカウント」 → 「家族とその他のユーザー」
  2. 「その他のユーザーをこのPCに追加」から、新しいローカルアカウントを作成
  3. そのユーザーでサインインし、メモ帳・電卓・カメラを起動してみる

→ 新しいユーザーでは正常なら、
 現在のユーザープロファイルが壊れている 可能性が高いです。
 必要に応じて新アカウント側に環境を移行するのも一つの手です。


8. それでもダメな場合の“最後の手段”「上書き修復インストール」

どうしても直らない、複数のアプリがおかしい、という場合は、Windows を「初期化せずに上書き修復」する方法 もあります。

  • インストールメディア(または公式ツール)からセットアップを起動
  • 「個人用ファイルとアプリを引き継ぐ」を選んで再インストール
  • Windows 本体を修復しつつ、アプリやデータはそのまま残す

■関連記事はこちら>【完全ガイド】Windowsインストールメディアのくわしい作成方法


まとめ:標準アプリが開かなくても、できることはたくさんある

メモ帳・電卓・カメラなどの標準アプリが開かない原因は、Windows本体・アプリ・権限・ユーザープロファイル などさまざまです。

まずは

①再起動

➁SFC / DISM

③Windows Update
といった基本の対処を試してみましょう。それでもダメなら、

・アプリごとのリセット

・Store のキャッシュ削除・修復

・セーフモードや新しいユーザーでの切り分け
を順番に試し、最後の手段として、上書き修復インストール でWindows 本体を修復する方法もあります。


標準アプリが動かなくなると「もうPCがおかしくなったのかも…」と不安になりますが、多くのケースは今回ご紹介した手順で改善できます。焦らず一つずつ試していき、それでも難しい場合は専門家やサポートに相談しながら、無理なくトラブルを解消していきましょう。

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