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Windows 11 25H2でメモリ使用量が増えた?重いときの確認方法と対処法

Windows 11 25H2 更新後にRAM使用量が上がり困惑するユーザーのイラスト。警告アイコンとメモリのバーグラフ。

Windows 11 25H2を使っていて、「何も開いていないのにメモリ使用量が多い」「更新してからパソコンが重く感じる」と困っていませんか。

メモリ使用率が高くても、それだけで故障やWindowsの不具合とは判断できません。一方、アプリが固まる、入力が遅れるといった症状が続いている場合は、使用状況を確認する必要があります。

この記事では、25H2でメモリ使用量が気になったときの確認方法と、動作が重い場合に試したい対処法を紹介します。

ここで扱うのはメモリ(RAM)の使用状況です。Cドライブの空き容量とは別のものです。

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25H2への更新が原因とは、すぐに判断できない

25H2への更新後にメモリ使用量が増えたとしても、バージョン変更そのものが原因とは限りません。

同じ時期に、Windowsの累積更新、アプリやドライバーの更新、スタートアップ設定の変更などが行われている場合もあります。

また、「何もしていない」ように見えても、セキュリティソフト、同期アプリ、Windowsのサービスなどは動作しています。

確認する際は、次の点を整理しましょう。

  • 25H2へ移行した直後から起きているのか
  • その後の月例更新やアプリ更新から起きているのか
  • 起動直後だけなのか、普段の作業中も続くのか
  • 数字が高いだけなのか、実際に動作も遅いのか

更新前の記録がない場合は、増えた量を正確に比較することはできません。まずは現在の状態を調べるところから始めましょう。

「使用中」「利用可能」「キャッシュ済み」の違い

Windowsは、メモリをアプリの実行だけでなく、ファイルのキャッシュなどにも利用します。

ただし、キャッシュのすべてが、ほかの用途に使えない状態になっているわけではありません。

項目確認するポイント
使用中(圧縮)Windows、アプリ、ドライバーなどが使用しているメモリです。括弧内の圧縮量は、使用中の内数です
利用可能新たな処理に使えるメモリです。空き領域と、再利用できる待機中の領域を含みます
キャッシュ済み一時的に保持しているデータなどの領域です。その一部は必要に応じて再利用できます

「キャッシュ済み」が大きいだけで、メモリ不足とは判断できません。

一方、「使用中」が増えている場合に、キャッシュが原因だから問題ないと決めつけることもできません。

利用可能な量と、実際の操作の反応を合わせて確認しましょう。

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タスク マネージャーで現在の状態を確認する

1.メモリ全体の使用状況を見る

  1. Ctrl+Shift+Escを押し、タスク マネージャーを開きます。
  2. 左側の[パフォーマンス]を選択します。
  3. [メモリ]を開きます。
  4. メモリ容量、使用中、利用可能の数値を確認します。

左側のメニューが折りたたまれている場合は、左上のメニューボタンから開いてください。

数値だけで判断せず、アプリを開いていないときと、普段の作業中の両方を確認すると状況をつかみやすくなります。

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2.使用量の多いアプリを確認する

[プロセス]を開き、[メモリ]の列をクリックして、使用量の多い順に並べます。

ブラウザー、動画編集ソフト、仕事用アプリなど、どのアプリが多く使っているか確認しましょう。

使用量が多いアプリでも、作業内容によっては正常です。「上位にあるから不具合」とは限りません。

なお、プロセス一覧の数値を足しても、メモリ全体の「使用中」と一致するとは限りません。アプリが見当たらないから正常、と判断することも避けましょう。

用途のわからないWindowsのプロセスは、自己判断で終了しないでください。

動作が重いときに試したい対処法

使用率が高いだけで、普段どおり作業できている場合は、無理に数字を下げる必要はありません。

動作の遅れやフリーズが気になる場合は、次の順に確認します。

1.作業を保存して再起動する

[スタート]→[電源]→[再起動]を選択します。

再起動後は、更新や同期などの処理が落ち着いてから、メモリ使用状況を確認してください。

再起動直後の数値だけで結論を出さず、時間を置いても症状が続くか見てみましょう。

2.不要なアプリとブラウザーのタブを閉じる

作業中のデータを保存し、使っていないアプリを通常の操作で閉じます。ブラウザーのタブも減らして、操作の反応が変わるか確認してください。

OneDriveなどの同期アプリを終了する場合は、必要なファイルの同期が完了しているか確認しましょう。

セキュリティソフトや業務用の管理ソフトは、メモリを減らすために停止しないでください。

3.スタートアップアプリを見直す

[設定]→[アプリ]→[スタートアップ]を開きます。

自動起動する必要のないアプリがあれば、オフにして、次回の起動後に変化を確認します。

名前や用途がわからないもの、セキュリティ関連、会社指定のアプリは、そのままにしておきましょう。

4.Windowsとアプリの更新を確認する

[設定]→[Windows Update]で、25H2向けのセキュリティ更新などが提供されているか確認します。よく使うアプリも、提供元の案内に従って更新してください。

更新には修正が含まれる場合がありますが、この症状が必ず改善するとは限りません。

また、25H2向けの月例更新と、26H2への機能更新は別です。メモリ使用量を減らすためだけに、26H2への移行を急ぐ必要はありません。

同じ使い方で、時間とともに増え続ける場合は?

同じアプリで同じ作業をしているのに、メモリ使用量が増え続け、動作も悪くなる場合は、アプリやドライバーなどの調査が必要になることがあります。

ただし、使用量が増えるだけで「メモリリーク」と断定することはできません。

次の情報を記録すると、問い合わせに役立ちます。

  • Windowsのバージョン・OSビルド
  • 症状が始まった時期
  • 使用していたアプリと作業内容
  • 再起動からの経過時間
  • 使用中・利用可能の数値
  • アプリを閉じたときや、再起動したときの変化
  • 直前に適用した更新プログラムやドライバー

画面をスクリーンショットで残しておく方法でも大丈夫です。

改善しない場合の追加確認

アプリやドライバーの提供元へ確認する

特定のアプリを使うときに症状が出る場合は、そのアプリの更新情報や既知の問題を確認します。

ドライバーは、PCや機器メーカーの公式サポートページで、使用機種に合うものを確認してください。関係のないドライバーを一括で更新する必要はありません。

ドライバーの更新直後から症状が始まった場合は、提供元へ相談し、必要に応じて以前のバージョンへ戻す方法を検討します。

RAMMapは詳しい調査のためのツール

MicrosoftのRAMMapでは、物理メモリがどの用途に使われているかを詳しく確認できます。

アプリ、ファイルのキャッシュ、カーネルやドライバー関連の領域などを調べる手がかりになりますが、自動で原因を診断・修復するツールではありません。

初心者の方は、まずタスク マネージャーの記録をもとに、メーカーや管理担当者へ相談する方法で構いません。

キャッシュを強制的に解放して一時的に数字が下がっても、原因の解決や動作の改善を確認できたことにはなりません。

セーフモードなどの比較は、必要に応じて行う

セーフモードは、読み込む機能やドライバーが通常起動時と異なります。そのため、メモリ使用量が減っただけでは不具合の証拠にはなりません。

新しいユーザーアカウントでの確認も、起動するアプリや設定が変わるため、数値の単純比較では原因を特定できません。

こうした調査は、実際の症状が続く場合に、サポート担当者の案内に沿って進めるとよいでしょう。

26H2に更新すればメモリの問題は直る?

26H2への更新後にメモリ使用量が減ったという利用者の報告はありますが、すべてのPCで同じ結果になるとは限りません。

25H2で起きている動作の遅れやフリーズが、26H2への更新で必ず直るわけでもありません。

まずは現在の症状と使用状況を確認し、機能更新の判断は、サポート期限やソフト・周辺機器の対応状況も含めて行いましょう。

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報告の受け止め方と更新前後の比較方法は、Windows 11 26H2でメモリ使用量が減る?改善報告と確認方法で紹介しています。

よくある質問

Q.メモリ使用率が80%以上なら異常ですか?

80%という数字だけでは判断できません。開いているアプリ、利用可能なメモリ、動作の遅れなどを合わせて確認してください。

何も自分でアプリを開いていなくても、常駐アプリやサービスは動作しています。利用可能な量が少なく、操作にも支障がある状態が続く場合は、調査を進めましょう。

Q.メモリを増設すれば改善しますか?

普段の作業に対してメモリ容量が不足している場合は、改善することがあります。ただし、アプリなどの不具合が原因なら、増設だけでは解決しない場合があります。

増設できない機種もあるため、先に使用状況とPCの仕様を確認してください。

Q.メモリ解放ツールを使ったほうがよいですか?

使用率を下げることだけを目的に、導入する必要はありません。

まずは、不要なアプリやタブを閉じる、スタートアップを見直すなど、Windows標準の操作で確認しましょう。

まとめ

Windows 11 25H2でメモリ使用量が多くても、それだけで故障や不具合とは判断できません。

大切なのは、「使用中」だけでなく「利用可能」と実際の動作を確認することです。キャッシュが大きいという理由だけで、メモリ不足と決めつけないようにしましょう。

動作が重い場合は、再起動、不要なアプリやタブの終了、スタートアップの見直し、更新の確認から進めてください。

症状が続く場合は、数値と発生状況を記録して、アプリの提供元やPCメーカーへ相談しましょう。会社・学校のPCでは、管理担当者の案内に従ってください。

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