はじめに
Windows10の最新バージョンである22H2のサポート終了日が2025年10月14日、Window11の最新バージョンである23H2のサポート終了日が2025年11月11日に迫る中、Windowsのバージョンアップが直近の課題として挙がっています。
しかし、通常、条件を満たしていないパソコンを最新バージョンであるWindows11 24H2にアップデートしたくても、OS標準のWindows Updateでは、アップデートを完了することができません。
ダウンロード項目として、Windows11 24H2が、表示されない可能性が高く、表示されたとしても、条件を満たさないとエラーとなりアップデートできない事態になります。
その為、どうしてもアップデートを行いたい場合、自力でのアップデートを行う必要があります。
ただし、メディア(USB、DVD等)から、そのままアップデートを行っても、条件を満たさないと開始直後で、整合性チェックで弾かれてしまい、完了することができません。
アップデートを完了する為には、この整合性チェックを何らかの方法でバイパスさせる必要があるのです。
その方法として、ネット上では、様々な有志により開拓が行われた結果、2024年1月末日現在、有効な手段として大きく分けて下記の3種類の方法があげられます。
① 整合性チェック用のdllを無効化する。
② 整合性チェックを回避する導入メディア作成ツール(Rufus)を使用する
③ 導入時にサーバーオプションを指定する。
ただし、これらの方法もMicrosoftが承認している訳ではない為、いつ使えなくなるかは、不透明なのが現実です。
又、パソコンにより、うまくいかない可能性や、アップデートが完了しても不安定になる可能性もある為、これらの手順での導入は、あくまで、自己責任にて行う必要があります。
以上のことを踏まえた上で、比較的、導入手順が簡易な
「導入時にサーバーオプションを指定する。」
の手順について詳細を記載します。
Windos11 24H2 導入ISOファイル取得
① ダウンロードサイトの表示
Edgeなどのブラウザを起動し、下記URLにアクセスし、サイトを表示します。
https://www.microsoft.com/ja-jp/software-download/windows11?msockid=3c9435b537a365a3089b26d3361964b7
② ISOダウンロードへの移動
表示されたサイトを下記の画面が表示されるまで、下にスクロールして下さい。
③ ダウンロードファイルの選択
「ダウンロードヲ選択」が表示されているリストボックスをクリックし、
「Windows11(x64デバイス用のマルチエディション ISO)」
を選択します。
④ ダウンロードの要求
「今すぐダウンロード」ボタンを押下します。
⑤ 言語選択画面の表示
下記の画面の言語選択画面が表示されることを確認して下さい。
⑥ 言語の選択
「いずれかを選択してください」が表示されているリストボックスをクリックし
「日本語」
を選択します。
⑦ 言語設定
リストボックスに、選択した「日本語」が表示されていることを確認し、「確認」ボタンを押下します。
⑧ ダウンロード実行
表示された「64 bit Download」ボタンを押下し、ダウンロードを開始します。
その後は、ダウンロードが完了するまで待ちましょう。 次のページへ続く・・