働く婆ちゃんの『ホッコリした話』

今日は月曜日。おまけに天気は、まさかの暴風雨。

こんな日は髪もクシャクシャになるし、ギリギリまで寝る事を選んだ私も

「今日はお昼にかけて大雨が降りー」

『電車が遅延する可能性がー』

とアナウンサーが連呼する朝のニュースを聞くと、のんびり寝ているわけもいかず、のそのそ起き上がって出かける準備を始めました。

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「今日の昼ごはんはコンビニで買おう」
と傘を持ち、外に出ると、まだ雨は降っていません。

「雨が降る前に駅まで行きたい」
そう思う私の足どりは、ついつい早くなっていました。

普段なら閑散としている駅構内にあるコンビニは、いつになく人が多く並んでいて

「雨だからかなぁ?」と思いながら
私はパンと飲み物とサラダを持って行列に並びました。

よく見ると行列の先には、普段見かけない『おばあちゃん店員さん』が
レジに立って、お客さんの対応を一人でしていました。

「あぁ・・おばあちゃん。。まだレジに慣れて無いっぽいなぁ」
と思いつつ、時間を確認しながら並ぶこと数分・・。

自分の番が来て、おばあちゃん店員さんは
ピッピッピッ
とバーコードを読み
「524円です」
と元気な声です。

私が電子マネーで支払う事を告げると
「あ、PayPayね」
と、手際よく決済も終えました。

そして私はいつものように商品をマイバックに入れて『ありがとう』と言ってレジを後にしようとした時、おばあちゃん店員さんが


「お仕事いってらっしゃい。頑張ってね」

と大きな声で言ってくれたのでした。

とっても些細な出来事だったんですが
この一言が、とても嬉しくて朝から心がホッコリしました。

最近では、世間を騒がしている
「失言騒動」など、言葉が人を攻撃をする時代ですが

こうして、優しい、思いやりのある一言が
心を優しく癒してくれるのも言葉なんだと
今日は改めて感じた朝でした。

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